あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編からの参加者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:16 UTC 版)
「GANTZの登場人物」の記事における「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編からの参加者」の解説
桜丘 聖(さくらおか せい) 声 - 園崎未恵 あだ名:「美形」 母性本能の強い巨乳の美女。死因は事故・転落死。峠道でバイクを運転中、スピードの出し過ぎでカーブを曲がりきれず、ガードレールを突き破って転落して死亡し、転送される。本編では名前非公開。 玄野に興味を持ち、いきなりのセックス要求に戸惑いつつも玄野の初体験の相手となる。キックボクシングのジムに通っており試合経験もあるなど戦闘能力は高く、自分の置かれた状況をある程度把握し、リーダー格であった加藤の指示を仰ぎ、チームワークを張るなど、優れた適応力・状況判断力を持つ。玄野を誰よりも意識し、自分を認めさせるため単身千手観音に挑む。優れた体術を駆使して剣を持っていた左手首を折り、水瓶を蹴り上げて酸を浴びせ狂時機を破壊に追いやって、一時は勝利を確信するが、不意に放たれた灯篭レーザーで体を貫かれて絶命する。公式ファンブックでは能力が高いにもかかわらず死んでしまった要因として「彼女には運がなかっただけ」と評され、パラメータでも運の低さが強調されている。 後のミッションにおいて玄野は岸本と共に彼女の再生も考えるが、結局は西が再生される。カタストロフィ編では、ガンツを生み出した異星人によって再生させられるが、すぐ消滅させられる。 年齢不詳だが、公式ファンブックでは「車の免許を持っているところから察すると20代前半ぐらいか?」と推測されている。 アニメ版では、髪型が三つ編みからシニヨンに変更されている。 ゲーム版ではメインキャラクターに追加されている。あだ名は「たらこくちびる」。 実写映画版には未登場。作者の奥曰く、映画『トゥームレイダー』のヒロインを演じるアンジェリーナ・ジョリーに影響を受けた結果、生まれたキャラクターである。 東郷 十三(とうごう じゅうぞう) 声 - 白熊寛嗣 自衛隊員。死因は事故死。都内における重要な任務を終えた後、車での帰宅途中に酔っ払いの車に突っ込まれ、転送される。本編では名前非公開。 一貫して寡黙な性格であり、必要最低限の会話しかしない。スーツに関心を示さず、武器だけを手に取るなど、自分の置かれた状況を理解していたわけではないが、ミッションエリアに転送された際は即座に状況を把握し、戦闘にも積極的に参加する。 狙撃の名手であり銃器の扱いに非常に優れ、Xショットガンの射程距離を測る余裕を見せた上で情報提供も行う。そして、スーツ未着用であるにもかかわらず、多数の星人を次々と撃破し仲間のピンチをも救うなど、ミッションそのものに多大な影響を及ぼす。千手観音との戦闘では、始めは他の星人と同様にXショットガンで遠距離から狙撃するが、狂時機によって悉く再生されてしまい、さらには狙撃場所を見破られ灯篭レーザーによる反撃を受けるも何とか攻撃を躱し切る。その後は肉弾戦による奇襲戦法で挑み、あと一歩のところで灯篭レーザーによって返り討ちに遭い絶命する。 アニメ版でも、Xショットガンによる狙撃を繰り返し千手観音と交戦する。原作と同じように狙撃場所を見破られて灯篭レーザーの襲撃を受け、屋根の上で攻撃を避け続けたが、再度放たれたレーザーで身体を貫かれて死亡する。ゲーム版ではメインキャラクターに追加されている。あだ名は「自衛官」。 実写映画版には未登場。作者の奥曰く「もしガンツのミッションに射撃のスペシャリストが参加したらどうなるのか?」という発想のもと生まれたキャラクターである。ネットではゴルゴ(デューク東郷)と呼ばれているが、発想的には殺し屋でもゴルゴでもありません、と述べている。 宮藤 清(みやふじ きよし) 声 - 伊藤健太郎 あだ名:「めがね」 レンタルビデオ屋の店員。元コンピューター会社の社員。死因は事故死。早朝、帰宅途中に歩道に突っ込んだスポーツカーに轢かれて転送される。 他の参加者に比べて冷静沈着で、緻密な観察眼で物事を論理的に捉えている。加藤の忠告に耳を傾けスーツを着用、柔軟にミッションに対応する。また、いち早くコントローラーの使用法を把握し、不可視状態になって千手観音を背後から狙うが看破され、灯篭レーザーで身体を分断される。直後に脳を食われて(アニメでは、ドロドロした物質に生きたまま取り込まれたような描写に変更されており、加藤が千手観音に追いついた際、既に宮藤が吸収された後で足元に眼鏡だけが転がっていた)千手観音と同化し、内面に秘められた凶暴性をさらけ出して加藤と激闘を繰り広げた挙句、相討ちの形となって死亡。 実写映画版には未登場。 近藤 裕太(こんどう ゆうた) 声 - 飯島肇 クラブのDJ。死因は事故死。クラブでDJを行った後に昼まで飲み、バイクでの帰宅中に誤って歩道に突っ込み、転送された。本編では名前非公開。 渋谷では「DJコンタ」として、名の知れた存在である様子。当初は状況が掴めずにいるが、加藤の強引な説得でスーツとXガンを持ち込む。スーツ未着用で毘沙門天を撃破するが満身創痍となり、スーツの必要性を実感してこれを着用。千手観音に挑むも、苫篠ともども灯篭レーザーによって瞬殺されてしまう。 実写映画版には未登場。 苫篠 次郎(とましの じろう) 声 - 中國卓郎 中学生。死因は事故死。学校をサボり、渋谷で遊んでいたところをバイクに突っ込まれて死亡し、転送される。本編では名前非公開。 いつも渋谷の街で遊んでいるようで、近藤とは互いに面識がある。DJに憧れ、なれた時は「トマオ」と名乗ろうと考える。ミッションでも近藤とともに行動する。途中からスーツを着用し、二人で千手観音を倒そうと目論むが、近藤ともども灯篭レーザーによって瞬殺されてしまう。 実写映画版には未登場。 JJ(ジェイジェイ) 声 - 青山穣 白人の初心者空手家。死因は事故死。空手の魅力に惹かれて1か月前から練習していたが、誤って転倒した際に頭部を強く打ち、そのまま死んで転送される。「素手でGANTZ最強王決定戦」という公式企画では第10位に挙げられた。本編では名前非公開。 徳川の説法に耳を傾け、加藤の忠告を蔑ろにするなど、自身の状況を把握できずにいるが、帰宅しようとした他のメンバーとは異なりミッションには意欲的である。スーツ未着用でありながら、自身の武術で仏像星人を数体撃破して己の拳を過信し、大仏撃破後は千手観音を守る仏像星人に闘いを挑む。持国天に正拳突きを放つも、防がれて右手首を折られ、それでもマウントポジションを取るが、その後ろにいた多聞天の蹴りで首の骨を折られて死亡。 実写映画版には未登場。 岡崎 明俊(おかざき あきとし) 声 - 遠藤純一/演 - 古澤裕介 ガンマニアのサラリーマン。休日に友人と河原でサバイバルゲームに興じていた最中、川に転落して溺死し、転送される。本編では名前非公開。 肥満体型のおかっぱ頭で、迷彩服を着ている。銃器やサバイバルナイフといった武器類に精通していることから、Xショットガン2挺を携えて積極的に戦闘に参加し、星人に果敢に挑む玄野を尊敬の眼差しで見ている。風神を嬲り殺しにしたことで自信がつき大仏に挑むも(アニメ版では精神錯乱を起こして大仏に近寄ったため)あっさり捕まってしまい、そのまま成す術もなく頭から食い殺される。 実写映画版でも、原作とは風貌が異なるものの登場している。Xショットガン1挺だけを持って参戦しており、向かって左側のおこりんぼう星人に先制攻撃をかけて一発で粉砕するが、もう1体に踏み潰されて死亡。 徳川 夢想(とくがわ むそう) 声 - 楠見尚己/演 - 土平ドンペイ あだ名:「ボウズ」 仏僧。宗派は不明。死因は事故死。愛車のフェラーリに乗り帰宅途中、飲酒運転が祟って事故を起こし、転送される。本編では名前非公開。 テレビのバラエティ番組などに一時よく出演していたという経歴を持つ著名人。ガンツの部屋において、他の初参加メンバーに対し、宗教者としての観点から説法を行い、彼らの状況判断を狂わせる。説法を行うなど坊主らしい姿を見せる一方、本性は強欲そのもので、金や名誉や女を手に入れることを人生の目標としている。経を唱えておこりんぼう星人を静まらせようとするが、通用するわけもなくそのまま掌に押し潰されて死亡。 実写映画版では博物館の展示室に逃げ込むが、千手観音に斬殺される。 池 俊一(いけ しゅんいち) 声 - 白熊寛嗣 会社員。会社に向かう途中でスポーツカーに轢かれて死亡し、転送される。生前は会社で同僚や上司の不平ばかり言っていたが、徳川の説法を信じていたため、そんな自分が地獄に堕ちないかを心配している。ミッションを放棄してエリア外に出たため爆死する。 実写映画版には未登場。
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