あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 05:06 UTC 版)
「GANTZ」の記事における「あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編」の解説
場所は文京区羅鼎院(らていいん、実在しない)。メンバーは15人、うち、新メンバーは9人。 あばれんぼう星人(1体) 特徴:つよい おおきい 好きなもの:せまいとこ おこりんぼう 口癖:ぬん おこりんぼう星人(1体) 特徴:つよい おおきい 好きなもの:せまいとこ あばれんぼう 口癖:はっ 金剛力士像(あばれんぼう星人が吽形、おこりんぼう星人が阿形)の姿をしており、羅鼎院の入り口の両脇に立っている。身長5mの巨体。建物や石畳を軽く破壊する怪力を持ち、拳の風圧は人間を吹き飛ばしてしまうほど。それぞれ玄野の猛攻と東郷の狙撃によって倒される。アニメ版では赤色と緑色だが、ゲーム版では茶色に統一されている。 各3点仏像星人(10体) 大きさは普通の人間とほぼ同じ(2m程度)。各個体はそれぞれ異なった姿をしており、動作の俊敏な者や肉弾戦を得意とする者など、特徴も様々である。腕力や体力は基本的に人間のそれとあまり変わりがなく、スーツや武器を所持していないガンツメンバーに倒される者もおり、あまり強くはない。古代の日本語を組み替えた独特な言語を話す。鞍馬寺の毘沙門天像(宝冠だけは東寺の兜跋毘沙門天像)や乙津寺の韋駄天像、興福寺の天燈鬼像や龍燈鬼像、三十三間堂の風神像などをモデルにしたものが登場。 毘沙門天は近藤に、天燈鬼と龍燈鬼はJJに、風神は岡崎に、ほか5体は東郷の狙撃で倒される。韋駄天は大仏撃破後も逃げ回るが、結局は東郷の狙撃で倒される。 大仏星人(1体) 羅鼎院の蔵の中から出現する、大仏の姿をした星人。身長は15m以上(ゲーム版では18m)と巨大で、Xガンの火力ではあまりダメージが与えられない。その巨体で踏まれるだけでも脅威となる。通常は温和な顔つきだが、額にある白毫を攻撃されると凶暴化する。モデルは東大寺盧舎那仏像。 玄野によって白毫にできた穴から体内へ突入され、内部から頭を銃撃されて倒される。 千手観音を守る仏像星人(4体) 千手観音の周囲に立っている、4体の仏像星人。他の仏像星人よりもはるかに力が強く、知能も高い。日本語を組み替えたような独特な言語で互いにコミュニケーションを取り合っている。モデルは東大寺戒壇堂にある国宝の四天王立像で、配置も本物と同じに再現されているが、本物が踏みつけているはずの天邪鬼は置かれていない。 多聞天・増長天・広目天は桜丘に、持国天は加藤に倒される。 千手観音 声 - 伊藤健太郎 本ミッションのボス。生体反応を逆行させる円盤形の特殊装置を保有し、身体を粉砕されても装置さえ無事なら瞬時に再生・復活する(その際に相手に触れていれば、そこから相手の体を徐々に消滅させることもできる)。灯篭型の長距離レーザー、水瓶に入った強力な酸、鋭利な剣など様々な武器を駆使し、しかもこれらの武器はスーツの耐久力を無視して効果を発揮する。さらに人間の脳髄を摂食することで対象者の知識や経験を取り込む能力を持つほか、Yガンで捕縛されても転送されている部分を分離して逃れられる。モデルは滋賀県長浜市の向源寺にある国宝の十一面観音立像。 東京チームのメンバーの大半を殺害するが、加藤のYガンに捕獲され転送されかける。その際に中から本体と思われる6本の腕を持つ異形の生物が現れ、死闘の末に自身の剣で首を切断される。本体の戦闘力はさほど高くないが、死ぬ間際に尻尾で加藤の心臓を貫き、相討ちに持ち込む。 なお、作中では初めて玄野が勝てなかった星人であり、点数も不明。
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