頸部とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > ヘルスケア > 器官 > 頚部 >  頸部の意味・解説 

頚部

読み方:けいぶ

頚部(けいぶ)とは、人体において頭部胴体をつなぐ部位、すなわち首のことを指す。頚部は、多く重要な器官組織集中しており、食道気管頚動脈頚静脈などの血管神経通っている。これらは呼吸血液循環など、生命維持必要な機能担っているまた、頚部は頭部動き支え可能にする役割も持つ。構造的には、頚椎呼ばれる7つ椎骨によって形成されており、これらは頭部重さ支えとともに頚部の可動性提供している。

けい‐ぶ【×頸部】

読み方:けいぶ

頭と胴体とをつないでいる部分。くび。

首のように細くなってつながっている部分。「半島の—」


( 頸部 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 05:39 UTC 版)

くび, neck)とは頸部(けいぶ)、すなわち、人体において頭部)と胴体をつなぐ部位である。 日本語ではまた、頭部そのものを指す場合もある。




「首」の続きの解説一覧

頚部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/22 06:06 UTC 版)

解剖学における運動の表現」の記事における「頚部」の解説

屈曲前屈):参考可動域60度。基本軸は肩峰を通る床への垂直線移動軸は外耳孔と両頂を結ぶ線。測定肢位及び注意点頭部体幹側面行い原則として腰かけ座位とする。 伸展後屈):参考可動域50度。基本軸は肩峰を通る床への垂直線移動軸は外耳孔と両頂を結ぶ線。測定肢位及び注意点頭部体幹側面行い原則として腰かけ座位とする。 回旋:参考可動域左右ともに60度。基本軸は両側の肩峰を結ぶ線への垂直線移動軸は鼻梁後頭結節を結ぶ線。測定肢位及び注意点腰かけ座位で行う。 側屈:参考可動域左右ともに50度。基本軸は第7頚椎棘突起と第1仙椎棘突起を結ぶ線。移動軸は頭頂と第7頚椎棘突起を結ぶ線。測定肢位及び注意点体幹背面行い腰かけ座位とする。

※この「頚部」の解説は、「解剖学における運動の表現」の解説の一部です。
「頚部」を含む「解剖学における運動の表現」の記事については、「解剖学における運動の表現」の概要を参照ください。


頚部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:05 UTC 版)

外傷初期診療ガイドライン日本版」の記事における「頚部」の解説

頚椎頚髄損傷を疑う場合は、頸椎X線3方向撮影行なう。なお、頚部観察中は頚椎カラーを外すが、これ以外のセカンダリー・サーベイの間は、原則としてカラー装着しておく。

※この「頚部」の解説は、「外傷初期診療ガイドライン日本版」の解説の一部です。
「頚部」を含む「外傷初期診療ガイドライン日本版」の記事については、「外傷初期診療ガイドライン日本版」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 02:24 UTC 版)

バリオニクス」の記事における「頸部」の解説

グレゴリー・ポールなどはスピノサウルス科の首は緩いアーチを描くように前方伸ばしていたと考え、この考え長らく支配的だった。しかし近年ではシギルマッササウルス(Sigilmassasaurus)の研究により、スピノサウルス科の首は深いS字状に曲げられるほど柔軟性富んでいたことが示されている。そのため実際にサギ科のような水上からの急襲可能だったようだ。

※この「頸部」の解説は、「バリオニクス」の解説の一部です。
「頸部」を含む「バリオニクス」の記事については、「バリオニクス」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 06:47 UTC 版)

鳥類用語」の記事における「頸部」の解説

前頸ぜんけい、英:fore neck) 頸側(けいそく、英:lateral neck) 側頸(そくけい)。 後頸こうけい、英:nape, hind neck襟首えりくび)。

※この「頸部」の解説は、「鳥類用語」の解説の一部です。
「頸部」を含む「鳥類用語」の記事については、「鳥類用語」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 22:11 UTC 版)

リンパ管腫」の記事における「頸部」の解説

側頸三角(posterior cervical triangle)によく見られ縦隔にまで連なる巨大なものも見られる。嚢溜は出生時50%程度認めることができる。手術に伴う顔面麻痺などの危険性があるため、神経の走行部に対して極力保存が行われる。その他舌や咽頭部、などに浸潤する場合があり、また、8cm以上に成長してしまうと、組織圧迫により嚥下困難呼吸困難などが見られるが、デリケートな部位であるため全摘出による根治は困難である。また、頸部を中心とした巨大な腫瘍成長してしまった場合は、約5% - 22.5%の死亡率見込まれている。呼吸困難来した場合急激な増大見られる場合新生児期早急な手術を行う必要があるが、そうでない場合体力的な問題から、出来うる限り乳児期まで経過を見ることとなる。また、当面は緊急的な一部もしくは片側切除術を用い体力回復待って更なる切除を行う分割手術が好ましい場合も多い。やむを得ない場合には一部嚢胞構造破壊し肥大食い止める手段用いられる

※この「頸部」の解説は、「リンパ管腫」の解説の一部です。
「頸部」を含む「リンパ管腫」の記事については、「リンパ管腫」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/03 10:19 UTC 版)

ウミヒルガタワムシ科」の記事における「頸部」の解説

3つの部分からなり長さ約250-280μm程度、この部分胴部腹面引き込むことが出来る。

※この「頸部」の解説は、「ウミヒルガタワムシ科」の解説の一部です。
「頸部」を含む「ウミヒルガタワムシ科」の記事については、「ウミヒルガタワムシ科」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/20 11:48 UTC 版)

ノアサウルス」の記事における「頸部」の解説

頸椎が非常に細長いため、本種の首はおそらく長かった推測されている。これらの椎骨は低い神経強く直方向に圧縮されており、典型的なアベリサウルス上科の特である長い骨端持っていた。 研究初期の頃は末節骨誤認により、鳥類密接な関わりを持つ獣脚類(ディノニコサウルス類)として分類されていた(俗に言うラプトル”で、末節骨は鎌爪 sickle clawを持つと見られた)。その後の研究で、実は末節骨前腕由来だった事が示めされた末節骨は非常に湾曲しており鉤爪になっていた。上面図では底面が平行で、底面の下に深い三角形空洞がある。

※この「頸部」の解説は、「ノアサウルス」の解説の一部です。
「頸部」を含む「ノアサウルス」の記事については、「ノアサウルス」の概要を参照ください。


頸部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 05:48 UTC 版)

竜脚下目」の記事における「頸部」の解説

竜脚類長い首は、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}かつて[いつ?](巨体地上では支えられないとの考えから)半水中生活を送る彼等水面上に顔を出して呼吸する為の適応だとされていたが、後に水圧で肺が圧迫される事から物理的に不可能であるとされた。その後高い木々食べ為にキリンのように立てていたと考えられたが、そうした体型だと、脳に血液循環させる為に胸からはみ出るほど巨大な心臓必要になるとの批判を受けるようになった。 そこで現在[いつ?]では、地面に対して水平に首を伸ばした形で復元される事が多くなっている。こうすることで血圧問題解決され、また吊橋的な構造楽に首を支える事ができると考えられている。 大型竜脚類が、かつて[いつ?]比較乾燥していた地域から相次いで発見された事も、この説を裏付ける根拠となった。まばらに低木生えた乾燥した地域で、竜脚類長い首を大きく左右に振ることで巨体を動かす事無く広大な面積食料独占する戦略とっていたのではないかといわれている。下記慣性恒温説と合わせ竜脚類はその巨体似合わず省エネ構造動物で、長い首もその一環として進化ではないか考えられるようになった。 ただ、首に数個補助心臓持っていれば、キリンのように首を上げる事も可能であるとの説もある。

※この「頸部」の解説は、「竜脚下目」の解説の一部です。
「頸部」を含む「竜脚下目」の記事については、「竜脚下目」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「 頸部」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

頸部

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 08:03 UTC 版)

名詞

 けいぶ

  1. 胴体とを繋ぐ部分。首。

発音(?)

け↘ーぶ

「 頸部」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



 頸部と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「 頸部」の関連用語


2
100% |||||

3
頸腺 デジタル大辞泉
100% |||||


5
98% |||||

6
項部 デジタル大辞泉
98% |||||

7
頸動脈 デジタル大辞泉
98% |||||




 頸部のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



 頸部のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの首 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの解剖学における運動の表現 (改訂履歴)、外傷初期診療ガイドライン日本版 (改訂履歴)、バリオニクス (改訂履歴)、鳥類用語 (改訂履歴)、リンパ管腫 (改訂履歴)、ウミヒルガタワムシ科 (改訂履歴)、ノアサウルス (改訂履歴)、竜脚下目 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの頸部 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS