3年C組生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 23:12 UTC 版)
「桜からの手紙 〜AKB48 それぞれの卒業物語〜」の記事における「3年C組生徒」の解説
高橋みなみ しっかり者の学級委員で水泳部。優子と仲がいい。誰からも頼られる性格で社交的。クラス業務の全てを自分に任せっきりの上、桜の木の世話ばかりで3年間自分たちのことをほったらかしだった前田に反発している。しかし準備室で過去の、合唱部部員と顧問であった前田が笑う写真を見たことを機に、副担任の篠田と前田の過去に興味を持ち、調べ始める。 仲のいい家庭に育つが、初めて家族と海外旅行に行くためにパスポートを取得した際に戸籍謄本を見て、実は自分が養女で、実母は有名バイオリニストの鈴木杏子であることを知る。ロシア人指揮者との不倫によって身ごもったみなみを現在の養父母に託した。形にとらわれすぎる性格でその性格もあってか彼氏はいない。 柏木由紀 中学でいじめにあい、高校でも友達ができない上、家では大学在学中に司法試験に合格した兄と比較され、学校でも家でも居場所がない。そのためリストカット常習者となり、自宅の勉強机の引き出しはカッターであふれている。鉄道ファン。「きりたくなったら電話しなさい」という前田の手紙を機に前田とメールのやりとりを始める。そこで同じ鉄道ファンで一匹狼の北原に声をかけることをアドバイスされ、北原に声をかけ、友人となる。 理工学部志望で、外部の大学に進学予定である。 北原里英 孤独主義。ホームルームでは常にダニエル・キース、スコット・フィッツジェラルドなどの作品を読むほどのアメリカ文学作品好き。自分に自信を持つことができなかったが、前田から受け取った『好きは背中を押してくれる 勇気を持て』という手紙を読み、自分の好きなことをやるための勇気を持ち、東京女子清和大の英米文学科を推薦受験することを決める。また、休み時間に自分の机で時刻表や列車の写真を見ている「撮り鉄」が趣味の「鉄子」でもあり、柏木同様、前田のメールがきっかけで柏木と共通の趣味があることに気付き友人となる。 小嶋陽菜 美術部。母を病気で亡くし、父と2人暮らし。ネイルが得意で、いつも学校で友人にネイルをしてあげている。夢はネイルの専門学校へ進み、一流のネイリストになること。年上の彼氏がいるが、男よりも夢、という主義で、妊娠したときも即座に人工中絶を決意した。机上の同意書を発見した父から産むことを促されるも手術を受けに行く。しかしそこで母性が芽生え、手術を受けずに病院そばにいた父に駆け寄る。そこに才加からこの件を聞いた彼氏が現れ、産んで2人で育てることが認められる。自分の意見をしっかり持っているように見えるが、詰めが甘いところもある。 前田から受け取った手紙は『親はいつでも子供の味方』。 宮澤佐江 親友依存症。「男なんてキモい」という考えを口にしていたが、転倒しそうになったところを偶然助けられた吉田弘毅と付き合うようになり、麻友を避けるようになる。 前田から受け取った手紙は『一人で立って 二人で楽しい』。その意味を尋ねるため、入院中の前田を訪れ、麻友と鉢合わせした際、麻友に趣味や好みを合わせていたこと、男嫌いを口にしていたのも同じく麻友に合わせていたため、彼氏の存在も麻友に伝えられなかったことを告白し、親友を失いたくない余り、本音を出せていないことに気付く。 渡辺麻友 親友依存症。佐江が自分を避けるようになった理由が恋人の吉田であることに気付き、吉田に嘘の告白をし佐江と別れさせようとするが、佐江の友人と気付かれてしまう。 前田から受け取った手紙は『一人の時間が自分を育てる』。手紙の意味を尋ねに入院中の前田を訪れ、同じく前田のもとを訪れていた佐江と鉢合わせした際、佐江に趣味や好みを合わせていたと告白し、親友を失いたくない余り、本音を出せていないことに気付く。 ラクロス部 秋元才加 陽菜の妊娠中絶費用カンパの音頭を取る。陽菜が一人で中絶しようとしていることを陽菜の彼氏に告げる。ハッキリとした性格。 体育大学に進学予定。 大島優子 ラクロス部の司令塔。開業医の娘で母親の後を継いで医師になることを目指し、国立の医大を受験する。3年生の引退を期に一旦部活を辞めるが、1月にサンフランシスコで行われるコンペティションへの参加を諦めきれず部に復帰する。しかし模試の成績が下がってきたことにより覚悟が半端になり練習中の気の迷いから峯岸に怪我を負わせてしまう。そこで、完全にラクロスを諦める決意をするが前田から受け取った『負荷をかけろ 欲ばれ』という手紙と母親からの励ましで受験とラクロスの両立を決意する。そして最終的に医学部への合格を果たす。 みなみとともに前田が敦子に宛てた最後の手紙を持って行き、読むことを拒否する敦子の前で手紙を朗読する。 佐藤亜美菜 付き合っていない男性と「エッチだってしちゃったことある」とみなみに告白する。 峯岸みなみ 卒業後の進路が決まっていないがラクロスに没頭している。一旦優子が辞めた際にはその後を受けてゲームキャプテンに就任した。練習中に優子と接触して肉離れを起こし、遠征での試合参加を諦めざるを得なくなる。 宮崎美穂 「別に彼氏じゃなくてもキスぐらいはする」という感覚の持ち主。 派手4人組(板野のグループ) 前田から受け取った手紙は4人とも『ありのままの君でいい ありのままの君がいい』。 板野友美 周囲からは「合コン女王」と呼ばれ、10人以上の男性と交際した、「お持ち帰り」した男と簡単に寝たなど、男性関係の派手さや「男って寝てみないとわからない」という考えを周囲に語っていたが、実際は口だけで発言の数々は姉の言動や雑誌の記事の受け売りで、実は男性経験がないバージン。行きずりの男(内藤正)とホテルに行くが隙を見て逃げ出した。最終的に友人に男性経験の話は嘘であったことを告白する。 河西智美 内藤正と半年付き合うも板野の助言で振る。実家は老舗の和菓子屋だと言っていたが、実は団子屋だった。 高城亜樹 実は一重瞼なのをメイクで取り繕っていた。 仲川遥香 裕福な家に育ち、何でもかってもらえる。誰にでも優しく天然ボケ。グループ内で唯一男性経験がない(と思っている)ため、板野らに恋愛相談をする。彼氏が巨乳好きであるのに自分が貧乳であることがコンプレックスで、ブラジャーにパッドを3枚入れ、ガムテープで固めてまで胸の谷間を作っていた。彼氏が大学生だと嘘をついていたが、実はフリーターだった。 その他の生徒 大家志津香 奥真奈美 過去に父親のわからない子供を妊娠、同意書の署名欄に購入した印鑑を使って「山田太郎」名義の署名捺印をし中絶した経験を持つため、陽菜に中絶手術を受けられる病院を紹介し、およそ13万円かかることを説明する。 片山陽加 里英が鉄道時刻表を読んでいることを気にかけて、旅行でもするのかと話をかける。後ろでそれを聞いていた由紀がこれをきっかけで里英も自分と同じ鉄子であることに気づく。 小林香菜 前田から受け取った手紙は『わがままも、時に必要になる』。 佐藤夏希 中田ちさと 前田から受け取った手紙は『頼ることは、弱さじゃない』 野中美郷 第11話の45秒あたりに増田有華、大家志津香、佐藤夏希、小林香菜、米沢瑠美の5人が棒ぞうきんで掃除しながら談笑しているシーンでのテロップで、小林香菜の名前がこの野中美郷と間違って表記されている。 松井咲子 増田有華 米沢瑠美
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