運用・現況
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「国鉄キハ54形気動車」の記事における「運用・現況」の解説
四国仕様車 松山運転所に全12両を配置し、以下の区間で使用する。予土線 予讃線(松山 - 宇和島) 内子線 1990年11月21日に予讃線伊予市駅 - 伊予北条駅の電化により、全車両が高知運転所に転属したが、1エンジン小型車のキハ32形が粘着重量不足により、登坂の際に空転を頻発させて運行に支障を来したことから、これを代替する目的で同運転所配置のまま予土線を介して2003年ごろから充当されるようになり、のちに1500形導入に伴う玉突き転配で段階的に松山運転所に再配置されていった。 予土線でのトロッコ列車運転期間には、出力に余裕のあるキハ54形がトラ45000形トロッコ車の牽引車に用いられ、貫通ドアには「アンパンマン」の主要キャラクターのステッカーが貼られている。2013年10月にキハ54 4をトラ45000形トロッコ車コトラ152462と共にリニューアルして「しまんトロッコ」として運転している。 キハ54 4+コトラ152462「しまんトロッコ」 コトラ152462+キハ54 4「しまんトロッコ」 予土線、予讃線、内子線において、ラッピング列車「おさんぽなんよ」も運行。 北海道仕様車 製造当初は旭川運転所(501-503, 527-529)、苗穂運転所(504-506, 511-515, 524-526)、函館運転所(507-510)、釧路運転所(516-523)に配置された。しかし、1988年(昭和63年)10月までに一旦旭川・釧路に集約され、2017年4月1日現在は旭川運転所・釧路運輸車両所に配置される。気象条件が厳しく、長距離運用の多い道北・道東で主に運用される。 旭川運転所配置車宗谷本線(全区間)2016年までは宗谷北線運輸営業所所属の車両が名寄以北を中心に限定運用されていたが、2017年3月4日付で全て旭川運転所へ転属した。 留萌本線 函館本線(旭川 - 滝川) 石北本線石北本線では特別快速「きたみ」も担当する。 急行仕様車は留萌本線での通勤通学需要に適応させるため、同線での使用を一時中断の上で2007年9月に一部座席の撤去工事を実施し、引き続き同線で使用されている。一般仕様車も、ロングシート部の拡大工事が施工されている。 過去には富良野線でもキハ150形気動車が投入されるまで定期運用され、現在でもまれに同線で運用されることがある。 特別快速「きたみ」に運用されるキハ54形500番台(2009年7月29日 石北本線奥白滝信号場) ロングシート部分が延長された、旭川運転所所属のキハ54 506の室内の様子(2009年1月9日 北見駅) 急行仕様車のキハ54 527室内の様子転換シートは6列に減少(2011年10月10日 北見駅) 釧路運輸車両所配置車釧網本線 根室本線(音別 - 釧路・花咲線[釧路 - 根室]) 石北本線(北見 - 網走) 花咲線用の車両は、台車交換工事施工時に車体の帯をハマナスの花の色に似たピンク1色のテープに変更した。520は車体全体に花をあしらったデザインのラッピングを施されたが、同車は2007年3月1日に石北本線で発生した踏切脱線衝突事故により、同年3月7日付けで廃車となった。これに伴い、旭川運転所から507が釧路運輸車両所に貸し出された。507はラッピングが施され、JR北海道釧路支社の広告車として釧路地区で運用されていた。その後、507は正式に釧路運輸車両所に転属となり、車体の広告も外された、のちに後述の「流氷物語」に改造されている。 522は、2012年より「ルパン三世」のラッピングが施されている(原作者のモンキー・パンチの出身地である浜中町が花咲線の沿線に含まれているため)。 507・508の2両は、2017年1月28日より釧網本線網走 - 知床斜里間において運行を開始した臨時列車「流氷物語号」へ充当するため、専用のラッピングを施されている。なお、508は2020年10月19日に釧網本線で発生したタンクローリーとの衝突事故により、翌年の「流氷物語号」が別車両による運用に変更されるなどの影響が発生している。 521は、車体の半分が赤基調、もう半分が白基調のラッピング(花咲線の場合、根室方向を進行方向とすると進行方向右半分が赤基調、左半分が白基調)を施され、「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」として2018年11月1日より運行されている(通常の普通・快速列車として花咲線および釧網本線で使用)。 キハ54 520台車交換済み ラッピング車(2005年9月15日 中斜里駅付近)2007年に踏切脱線衝突事故で廃車 キハ54 526花咲線仕様の車体帯に変更後(2010年8月3日) キハ54 507JR北海道釧路支社の広告入り(2008年1月10日 釧路駅) キハ54 522 ルパン三世ラッピング車両(2018年12月 釧路駅) キハ54 507 「流氷物語号」ラッピング車両 (2020年8月 網走駅) キハ54 508 「流氷物語号」ラッピング車両 (2020年8月) キハ54 521 地球探索鉄道花咲線ラッピング車両(2019年1月 根室駅)
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運用・現況
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「JR四国1000形気動車」の記事における「運用・現況」の解説
徳島運転所・高知運転所に配置され、以下の区間で運用されている。 高松・徳島地区 高徳線:全線 徳島線:全線 牟岐線:1200形のみ 鳴門線:1200形のみ 高知地区 土讃線:全線 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線:全線 高知地区ではトイレ設置の有無で運用が分かれていたが、トイレが全車に設置された現在は共通運用となっている。 高知地区の運用は高知以西中心の運用であったが、徳島地区への1500形配置に伴って2006年(平成18年)6月1日・2008年(平成20年)10月15日に合計13両が高知運転所に転配され、後免 - 土佐山田間の運用が増加している。2016年3月26日のダイヤ改正以降は、須崎 - 窪川の普通列車は、全列車1000形に統一された。土讃線のホームかさ上げ工事の完成に伴い、2011年3月12日のダイヤ改正より、琴平 - 佃・阿波池田 - 土佐山田間でも運用が開始された。 牟岐線の阿南駅以南では2008年度 - 2009年度に嵩上げ工事が行われ、2010年3月13日より運用を開始した。2008年に一時期、阿南駅 - 桑野駅でも使用されていたが、当時は阿波橘駅のホームが嵩上げされていなかったため、通過していた。また、鳴門線でも2010年度にホームの嵩上げ工事を行い、2011年3月12日から運用が開始された。 2012年3月17日のダイヤ改正では、徳島運転所から1010、1011が高知運転所に転属している。 高知配置車の2次車以降と徳島配置車の一部の車両には「アンパンマン」のキャラクターステッカーが前面に貼付されていたが、後に剥がされている。 2016年3月26日のダイヤ改正において、徳島運転所から1008・1009が高知運転所に転属している。また、土佐山田以北の国鉄型がすべて置き換えられた。 2018年3月17日のダイヤ改正において、1008が再度徳島運転所に転属している。これにより徳島線から国鉄型運用が消滅した。 2019年3月に1009が、2021年3月に1002が高知運転所から徳島運転所に転属している。 サンライズ瀬戸が琴平まで延長運転を行う場合、電力容量の問題から1200形が高松 - 琴平で運用されることがある。
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運用・現況
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「国鉄DE15形ディーゼル機関車」の記事における「運用・現況」の解説
国鉄分割民営化時は北海道旅客鉄道(JR北海道)、東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)の4社に計84両が承継された。 2000年代以降は、保線要員のみで操作できるという簡便さや経費の面から除雪用モーターカーが使用されることが多く本形式の稼働率は落ちており、余剰車の一部は日本貨物鉄道(JR貨物)に売却され、DE10形3000・3500番台に改造されている。 2015年(平成27年)3月14日の北陸新幹線長野 - 金沢間開業に伴い、JR西日本に配置されていた2両(DE15 1004・1518)が北陸新幹線の並行在来線である北陸本線の富山県区間を経営するあいの風とやま鉄道に譲渡された。JR以外の鉄道事業者でラッセルヘッドがついた状態のDE15形が運用される初のケースとなる。
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