奥白滝信号場とは? わかりやすく解説

奥白滝信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/30 13:16 UTC 版)

奥白滝信号場
奥白滝信号場 上越方(2009年6月)
おくしらたき
Oku-Shirataki
上越(信) (9.0 km)
(8.3 km) 白滝 A45
所在地 北海道紋別郡遠軽町奥白滝
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 73.9 km(新旭川起点)
電報略号 オク
駅構造 地上
ホーム 2線
開業年月日 1932年昭和7年)10月1日[1]
備考 駅として開業。2001年(平成13年)7月1日より信号場。
上川 から29.0km。
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保線詰所(旧駅舎)
列車内から見た旧駅舎(2016年8月)
1977年の奥白滝駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。木々の影で判り難いが、少しずれた相対式ホーム2面2線を有しており、かつては駅裏に原木が野積みされたストックヤードと貨物積卸線が敷かれていたが[2]、ヤードは植栽された木々ですっかり覆われ、積卸線の遠軽側が切られて保線用の引込み線になっている。現在はホームが全て撤去されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

奥白滝信号場(おくしらたきしんごうじょう)は、北海道紋別郡遠軽町奥白滝にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線信号場である。電報略号オク事務管理コードは▲122512[3]

歴史

構造

2線あり列車交換が可能。駅時代は相対式ホーム2面2線を有していた。上越方に側線が1本ある。

旧駅舎は保線要員の詰所として使用される。正面入口は板で塞がれている。

利用状況

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 1 [7]

駅周辺

北見峠の白滝側の途中である。かつては農業・林業が盛んな地域であり、旅館も営業しているほどであったが[7]、1980年(昭和55年)時点ではすでに民家がなく、国鉄官舎4棟に職員家族10戸の居住があるのみであった[7]

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
上川駅 (A43) - (中越信号場) - (上越信号場) - (奥白滝信号場) - *上白滝駅 (A44) - 白滝駅 (A45)
*打消線は廃駅

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、918頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1948年米軍撮影航空写真 USA-R345-34 等で、当駅から原木が搬出されていた頃の様子が確認できる。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  4. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  5. ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日) 
  6. ^ “マチの盛衰見つめ70年 さよなら奥白滝駅 30日で廃止 有志らが記念式”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2001年6月27日)
  7. ^ a b c 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、897-898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 

関連項目





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