藍州とは? わかりやすく解説

藍州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「藍州」の解説

州牧:孫陵王(『はじまり』の約3年前兵部尚書昇格)、姜文仲(『紫闇』にて中央異動南部位置する水の都13山脈千年上続大河が走る。水路張り巡らされ移動手段は主に舟。陸路で藍州に入ろうとすると水路場合より日程が3倍に延びるが、武を志す者は陸では弱いと言われることを嫌って馬を使うことが多い。水軍通り道を使うには高度な操舵技術要し州兵による監視できない。つまり関係者ならば関塞を通らず越境もできる。海賊水賊除けば治安良い良質な産地と高度な製塩技術恵まれ、塩の生産量国内最高を誇る。国に流通する半分が藍州産で、その殆どが高級品。最高級のものは金属の金で取引される新規に参入する場合は、組合から製塩を得るか、既存製塩場を買う必要があり、どちらにしても大金がかかる。家の取り締まり厳しく、塩の横領自殺行為といわれる。米なども栽培しており、商人隠蔽しているが、収穫高は紅州追随する農作業折々に南栴檀煮汁散布する風習があり、雲霞飛蝗の害は他州より少ない。長雨により収穫量半減した紫劉輝手厚く救済した後は、文仲と家が大運河と堤を設計し水害をよく防いでいる。藍州八珍味に「の卵の塩漬け」「喉頭」がある。藍州人は独特の美し発音を持つ。藍州人と紅州人は反りが合わない玉龍(ぎょくりゅう) 藍州の州都石造りの家がに浮かぶようにして並びはどれをとっても国宝なりそう細工歴史備える。水路張り巡らされているにも関わらず悪臭がしない何十年も戦火免れ突き抜けるように明るく開放的な雰囲気貴陽よりも栄える。モデル烏鎮か。湖海城(こかいじょう藍本家の居城。表の本邸縦横に堀や水路巡らし王城よりも強固な水の要塞。上から見ると浮かんでいるように見えることから、その名が付けられた。その絶景詠う詩歌は千を超えるといわれる龍牙塩湖りゅうがえんこ) 良質な塩の産地内陸最大塩湖神器破壊による長雨で他の塩湖共々氾濫農地の水没塩害引き起こした臥竜山脈がりゅうさんみゃく玉龍より奥にある、人跡未踏高峰。九彩江を擁する。九彩江(きゅうさいこう) 江と付くが、河川だけでなく臥竜山脈含めた一帯を指す。玉龍からは通常3日、無をすれば半日で着く。万年雪を頂く12の山に108湖沼点在している。溶け出した土の影響で、湖水翡翠色になっているプランクトンなどは底の白土吸われて、水底見えるほど透明度が高い。同時に殆どの池には棲んでいないが、湖の1つだけ鱗のない魚が棲んでいる。 蒼玄蒼遥姫108の妖を宝鏡に封じたところ、耐えきれず割れた。遥姫が二胡奏でると、鏡の破片湖沼となって妖を封じたとの伝説が残る。縹家指定神域で、12の山にはそれぞれ宝鏡が安置され全部割られない限り封印保てる。州府の支配及ばない禁域で、古からの契約則り家が管理する。昔からある々を除けば立ち入りには家の許可要る。ここで犯罪が行われていても、家、縹家、州府何れも責を負わない。王が立ち入った場合配下手助けしてはいけないとの暗黙の掟がある。かつて足を踏み入れた王族多く死んだり、気が狂ったとされる踏み込んだが行不明になるので、州府も入り口に命が惜しけれ回れ右との立て看板立てたり、観光本では自殺名所扱われている。 直系と麓の人間この中で迷わない。この地での名は特別な意味を持ち鎮めるなどできる。熊猫パンダ)は九彩江の主と見做されている。喉頭はここにしか生息しない神器破壊による長雨濁流となり、かつての景観は見る影も無くなったモデル九寨溝か。竜眠山りゅうみんざん) 瑛の足で丸1、2日登った高度にある高峰。麓に蒼湖と社がある。社は九彩江を守るもので、蒼玄時代から基礎骨組み変わっていない。貴陽別邸よりも小さく質素で古ぼけた館だが、「盟約」により当主は夏の間ここで過ごし家の総本山扱われる直系はここで過ごす内に高山病への耐性付ける。 宝鏡山ほうきょうさん) 竜眠山の隣の山。次の様なお伽話残されている。「昔々時の王が9人の息子による跡目争い辟易して宝鏡山行って帰ってこいと命じた。6人は帰らず、3人は気がふれた。息子はもう1人居て、王からは引き留められたが宝鏡山立ち入り無事に帰って国は栄えた」。史実でも類似例数多く残る。姜文仲は、王が兇手使って息子達始末、末息子だけは臣下助け得て名君になれたのではないか推測し縹家王侯貴族吟味する場として利用して来たとも確信している。鎮めの社(しずめのやしろ) 高標高位置する急勾配むした針葉樹林108段の石段抜けた先にある。仙洞宮思わせる古く壮麗な造りで、そこそこ広さ家が定期的に掃除修繕をしている。縹家巫女が非常駐滞在する近く激流の滝や河もあり、舟で行き来できる縹家通じる「通路」がある。 外れ仕掛け扉から地下に続く階段降りると、木の格子遮られ座敷牢並んでいる。最奥の間には離魂用の鏡があったが、黒狼割られた。別に山の名由来となった、妖が封印された宝鏡も奉斎されている。封印の要となる神体で、破壊されれば宝鏡山吹き飛んでもおかしくないが、旺季派に割られ、社は崩壊し長雨ひいては水害塩害引き起こす蒼湖(そうこ) 竜眠山の麓にある湖。108湖沼中でもっとも標高が高い所にあり、長大面積を誇る。朝夕には凪いで水面鏡面のようになる彩八仙の池(さいはっせんのいけ) 九彩江にある湖沼一つ。九彩江では唯一旱魃でも枯れず真冬でも枯れない為、現地人命綱。これは九彩江の大いなる謎のひとつでもある。温泉沸いているが、水深があり過ぎ、上流から雪解け水流れ込んでいる為、水面では熱くない龍頭山脈りゅうずさんみゃく) 藍州と紅州隔て山脈紅邵可言わせると、この山脈標高低ければ紅藍両家四六時中喧嘩してとっくに両家家名消えていた。 龍牙山脈りゅうがさんみゃく近くの峠の旅籠に、紫劉輝らが泊まった

※この「藍州」の解説は、「彩雲国物語の用語」の解説の一部です。
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