秋田新幹線開業以降
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「あけぼの (列車)」の記事における「秋田新幹線開業以降」の解説
1997年(平成9年)3月22日:寝台特急「鳥海」は「あけぼの」に統合されて消滅。「あけぼの」は「鳥海」の運行経路を踏襲。 1998年(平成10年):臨時夜行急行「津軽」、同年年始の運行を最後に廃止。なお、「津軽」と同じく臨時急行として残されていた「八甲田」も同年夏の設定が最後となり、同年の年末以降は後述のリバイバル運転を除き上野 - 青森間の臨時急行自体が設定されなくなった。 2001年(平成13年)12月29日(下り上野発)・2002年(平成14年)1月3日(上り青森発):臨時急行「なつかしの津軽」が、陸羽東線経由で14系客車(座席車)を使用してリバイバル運転された。 2002年(平成14年)1月15日:同日発上り列車より開放式B寝台1両の寝台設備を行わず普通車座席指定席「ゴロンとシート」として8号車に設定。下り列車は翌16日より設定。 12月1日:東北新幹線八戸駅延伸に伴い、東北本線経由の寝台特急「はくつる」廃止。これにより「あけぼの」は東京対北東北の唯一の直通夜行列車となる。 東北新幹線八戸駅延伸による東北本線・盛岡 - 八戸間の第三セクター鉄道への転換に伴い、本列車で青森 - 大宮間を途中下車しないで直通乗車する場合の運賃・料金計算の特例措置(東北本線経由で計算)が廃止となった。 2003年(平成15年)12月下旬 - 2004年(平成16年)1月上旬:上野 - 弘前間を運行する臨時夜行特急列車「特急583系ゴロンと号」(12月23日弘前(浪岡)始発・1月4日上野始発)と「ふるさとゴロンと号」(12月27日上野始発・1月3日弘前(浪岡)始発)が運行される。583系電車を使用するが、普通車は寝台をセットしたまま座席として使用する「ゴロンとシート」として運転。なお、上りは浪岡始発とし、浪岡 - 弘前間は快速列車扱いとした。 2004年(平成16年)10月23日 - 2005年(平成17年)3月24日:新潟県中越地震による上越線不通の影響により、上野 - 秋田間で運休。秋田 - 青森間は臨時特急「かもしか」91・92号が全車自由席で、「あけぼの」のダイヤを使用して振替輸送。ただし、車両運用の関係で一時期、ディーゼル車による快速列車として運転[要出典]。年末年始に運転が予定されていた臨時特急「ふるさとゴロンと号」 は運休となる。 2005年3月25日:中越地震の影響により運休していた上野 - 青森間が運転再開。 2005年12月25日 - 2006年(平成18年)1月18日:JR羽越本線脱線事故による影響で、「あけぼの」が運休。なお、年末年始に運転が予定されていた臨時特急「ふるさとゴロンと号」(この時期から上野 - 青森間に運行設定変更)は、2年連続で運休。 2006年7月13日 - 8月8日:羽越本線土砂崩れの影響により「あけぼの」が海の日を含む3連休は東北本線・北上線経由の迂回運転を行い、その後は運休[要出典]。 2006年12月29日・2007年(平成19年)1月4日:上野 - 青森間を運行する臨時夜行特急列車として「ふるさとゴロンと号」が運転。2003年12月 - 2004年1月以来、3年ぶりの運転となる。なお、12月29日は下り、1月4日は上りのみの運転。 2007年12月29日・2008年(平成20年)1月2日 :上野 - 青森間を運行する臨時夜行特急列車として「ふるさとゴロンと号」が運転。また、オリジナルの方向幕も用意された[要出典]。 2009年(平成21年)3月14日:運行の定時性を保つため、上野 - 長岡間の牽引をEF64形に置き換え。また、8号車(ゴロンとシート)が禁煙となった。 2010年(平成22年)3月13日:寝台特急「北陸」の廃止により、EF64形が牽引する唯一の列車となる。 12月4日:東北新幹線八戸 - 新青森間開業に伴うダイヤ改正で、新たに新青森駅が停車駅となる。同時にブルートレイン便が廃止され、「北斗星」とともに最後まで残っていたブルートレイン便が全廃となった。 2011年(平成23年)3月11 - 31日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響により運休。 7月26日 - 8月9日:平成23年7月新潟・福島豪雨により運休。 8月10 - 12日:東北本線・北上線経由で迂回運転を実施。 2012年(平成24年)12月29日:上野 → 弘前間・2013年(平成25年)1月3日:弘前 → 上野間を運行する臨時夜行列車として、583系を使用した「あけぼの81・82号」が設定される。同列車の臨時列車は16年ぶり(上越・羽越線経由の運行は初)、583系の運行は17年ぶりとなる。 2014年(平成26年)3月14日:この日出発の運転をもって、上下ともに定期列車としての運行を終了。立席特急券・指定席特急券による座席需要の高い秋田 - 青森間は、毎日運転の臨時特急「つがる1・10号」に部分代替とした。 4月24日:臨時列車としての運転を開始。24日は上り列車のみの設定で、下り列車は4月25日から。上りは5月5日まで、下りは翌6日まで運行。この際、A個室シングルデラックスの編成が外された。 7月31日:臨時列車としての運転。31日は上り列車のみの設定で、下り列車は8月1日から。上りは8月17日まで、下りは翌18日まで運行。 「あけぼの」定期運用最終日編成 ← 上野 青森 → 下り編成(3月14日上野発)所属青森車両センター 号車1 2 3 4 5 6 7 8 電源車 客車形式オハネフ2410 オハネ25152 オハネ25220 オハネフ25202 オハネ24551 オハネ24552 スロネ24553 オハネフ2425 カニ24102 機関車上野 → 長岡間:EF64 1031(長岡) 長岡 → 青森間:EF81 138(青森) 上り編成(3月14日青森発)所属青森車両センター 号車1 2 3 4 5 6 7 8 電源車 客車形式オハネフ2423 オハネ247 オハネ2451 オハネフ2419 オハネ24553 オハネ24555 スロネ24551 オハネフ248 カニ24112 機関車青森 → 長岡間:EF81 136(青森) 長岡 → 上野間:EF64 1052(長岡) 2015年(平成27年)1月3 - 4日:上り列車は3日発、下り列車は4日発の臨時列車運行。B個室ソロが編成から外されての運行だった。この運行をもって、臨時列車としても運行設定がなくなった。春季以降は老朽化により運行状況が厳しいことから、臨時列車での運行も終了した。 4月2日:小坂鉄道レールパーク(秋田県小坂町)への展示予定に向けた整備のために、オハネフ24 12、スロネ24 551、オハネ24 555、カニ24 511が秋田総合車両センターへの輸送がなされた。それに伴い、該当4両は4月3日付けで廃車となっている。 9 - 11月:青森車両センター所属の24系客車が、長野総合車両センターへ廃車を前提とした配給輸送がなされている。また、11月1日に所属の9両、11月8日にさらに9両、11月15日にさらに9両が秋田港に海外譲渡を前提とした配給輸送されている。(国鉄24系客車(青森車両センター)を参照) 2016年(平成28年)3月26日:定期運行終了後の秋田 - 青森間における立席特急券・指定席特急券の代わりに毎日運転の臨時特急「つがる1・10号」を部分代替していたが、ダイヤ改正における「つがる」の運行の見直しにより同時間帯の秋田 - 弘前駅と弘前 - 青森駅の普通列車に分割で置き換えられる。 2018年(平成30年)6月16日:湯沢 - 男鹿間で急行「おが」がリバイバル運転される。途中停車駅は横手駅、大曲駅、刈和野駅、羽後境駅、秋田駅、土崎駅、追分駅、二田駅、羽立駅。 2019年(令和元年)7月27日 - 28日:秋田 - 青森間で急行「津軽」がリバイバル運転される。途中停車駅は、昼行の81号・82号が八郎潟駅、森岳駅、東能代駅、二ツ井駅、鷹ノ巣駅、大館駅、碇ヶ関駅、大鰐温泉駅、弘前駅、浪岡駅、新青森駅で、夜行の83号が八郎潟駅、弘前駅、新青森駅。
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