鷹ノ巣駅とは? わかりやすく解説

鷹ノ巣駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/22 09:13 UTC 版)

鷹ノ巣駅
鷹巣駅
右:JR東日本 鷹ノ巣駅
左:秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅
(2022年5月)
たかのす
Takanosu
所在地 秋田県北秋田市松葉町
所属事業者
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鷹ノ巣駅(たかのすえき)は、秋田県北秋田市松葉町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線である[1]

本記事では、隣接している秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線鷹巣駅(たかのすえき)についても、併せて記述する。

概要

秋田内陸線国鉄阿仁合線だった時代には鷹ノ巣駅という1つの駅だったが、第三セクター転換時に秋田内陸縦貫鉄道の駅舎が敷地内西側に別に建てられ、同鉄道全線開業時に鷹巣駅と改称した。これは、鷹巣町が北秋田市へと合併する前の表記に合わせたことによる[2]。JRと秋田内陸縦貫鉄道の改札は別になっているが、ホームは繋がっており、実質的には同一駅である。

JRと秋田内陸縦貫鉄道はレールがつながっており、当駅を経由する両線間の直通運転は2009年度(平成21年度)には25本あり、青森ねぶた祭の開花期に合わせて運行されており[新聞 1]、2015年(平成27年)でも弘前 - 鷹巣 - 角館間で臨時快速列車(森吉山麓紅葉号など)が運行されている[3]。ただし、手動で分岐器を動かしてレールの切り替え、列車の入換作業をする必要があり、その作業に30分ほどかかっている[新聞 1]信号機連動装置などを整備して分岐を自動化するには1億6000万円の費用が必要と試算されており、導入の是非が議論されている[新聞 1]

歴史

駅構造

両社の駅は駅名が異なり、かつ駅舎も個別に設けられている[2]が、構内は共用しており改札内の乗り継ぎが可能となっている。また、両社の線路も繋がっている。

JR東日本

JR 鷹ノ巣駅
JR駅舎(2024年6月)
たかのす
Takanosu
前山 (5.4 km)
(3.2 km) 糠沢
所在地 秋田県北秋田市松葉町3-1[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 奥羽本線
キロ程 384.9 km(福島起点)
電報略号 タス
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[1]
乗車人員
-統計年度-
440人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1900年明治33年)10月7日[11][1]
備考 業務委託駅
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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である[1]。互いのホームは跨線橋で連絡している。1番線には北秋田市に伝わる「牛の一枚皮を使った世界一の和太鼓」と書かれたモニュメントが展示されている[2]

東能代駅管理の業務委託駅JR東日本東北総合サービスが受託)。直営駅時代は管理駅でもあり、前山駅糠沢駅の2駅を管理していた。駅舎には自動券売機指定席券売機、待合室のほか、観光案内所が設置されている[2]。2006年(平成18年)にみどりの窓口が廃止され、その代替として「もしもし券売機Kaeruくん」が設置されたが、2012年(平成24年)に営業終了し撤去された。

のりば

番線 路線 方向 行先
1 奥羽本線 上り 秋田方面[12]
2・3 下り 大館青森方面[12]
  • 3番線は当駅始発の下り列車が使用する。なお、上下共用の待避線であり、両方向の発着と折り返しに対応している。

秋田内陸縦貫鉄道

秋田内陸縦貫鉄道 鷹巣駅
秋田内陸縦貫鉄道駅舎(2024年6月)
たかのす
Takanosu
(1.3 km) 西鷹巣
所在地 秋田県北秋田市松葉町3-2
所属事業者 秋田内陸縦貫鉄道
所属路線 秋田内陸線
キロ程 0.0 km(鷹巣起点)
電報略号 タス
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
474人/日
-2018年-
開業年月日 1986年昭和61年)11月1日
備考 社員配置駅
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頭端式ホーム1面1線を有する地上駅。JR1番線の秋田寄りにある。

社員配置駅。駅舎には出札窓口のほか、秋田内陸線旅行センター(旅行商品のみ取り扱い)がある[13]

利用状況

JR東日本

2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員440人である[JR 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     893 [JR 2]
2001年(平成13年)     852 [JR 3]
2002年(平成14年)     787 [JR 4]
2003年(平成15年)     749 [JR 5]
2004年(平成16年)     726 [JR 6]
2005年(平成17年)     694 [JR 7]
2006年(平成18年)     673 [JR 8]
2007年(平成19年)     671 [JR 9]
2008年(平成20年)     674 [JR 10]
2009年(平成21年)     663 [JR 11]
2010年(平成22年)     624 [JR 12]
2011年(平成23年)     646 [JR 13]
2012年(平成24年) 165 463 629 [JR 14]
2013年(平成25年) 165 513 678 [JR 15]
2014年(平成26年) 153 484 638 [JR 16]
2015年(平成27年) 145 502 648 [JR 17]
2016年(平成28年) 137 446 584 [JR 18]
2017年(平成29年) 137 440 578 [JR 19]
2018年(平成30年) 127 454 581 [JR 20]
2019年(令和元年) 114 451 565 [JR 21]
2020年(令和02年) 67 408 475 [JR 22]
2021年(令和03年) 69 399 468 [JR 23]
2022年(令和04年) 75 365 441 [JR 24]
2023年(令和05年) 92 347 440 [JR 1]

秋田内陸縦貫鉄道

1日乗降人員推移 [14][15]
年度 1日平均人数
2016年 574
2017年 519
2018年 474
2019年 433
2020年 421
2021年 363

駅周辺

南側は、北秋田市の中心地である鷹巣市街地が広がる。駅前からアーケードのある商店街が延び、金融機関や医療機関、市役所をはじめとする公共施設が集積している。東側の国道105号沿いには、大型商業施設が進出している。北側には、列車や鉄道施設防護の防風林があり、平坦な田園風景が広がっている。

バス路線

「鷹巣駅前」停留所

駅前商店街のアーケード下西側に「降車専用」が、東側に乗車用の「鷹巣駅前」停留所がある。

その他

北秋田市内の観光地を結ぶ「森吉山周遊乗合タクシー」[18]のほか、市外の「十和田湖玉川温泉」方面へも予約制の乗合タクシーが運行している[19]

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
奥羽本線
快速
二ツ井駅 - 鷹ノ巣駅 - 早口駅
普通
前山駅 - 鷹ノ巣駅 - *糠沢駅 - 早口駅
*:一部列車は糠沢駅を通過する。
秋田内陸縦貫鉄道
秋田内陸線
快速(上りのみ)・普通
鷹巣駅 - 西鷹巣駅

脚注

記事本文

出典

  1. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、20頁。 
  2. ^ a b c d 『鉄道ジャーナル』通巻653号 pp.41-43
  3. ^ 『JR時刻表』平成27年9月号 株式会社交通新聞社発行。
  4. ^ 石野 1998, p. 553.
  5. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、96頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  6. ^ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、405,406頁。 ISBN 978-4-487-74410-7 
  7. ^ a b c 石野 1998, p. 538.
  8. ^ a b 石野 1998, p. 554.
  9. ^ えきなかショップ「7to7」オープン」北秋田市。2021年10月11日閲覧
  10. ^ a b 鷹巣駅前観光案内所オープニングセレモニー」北秋田市ホームページ。2021年10月11日閲覧
  11. ^ a b 駅の情報(鷹ノ巣駅):JR東日本」東日本旅客鉄道。2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月10日閲覧
  12. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(鷹ノ巣駅)」東日本旅客鉄道。2024年7月7日閲覧
  13. ^ 内陸線旅行センター:[秋田名物! 秋田内陸線:秋田内陸縦貫鉄道]」秋田内陸縦貫鉄道。2017年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月7日閲覧
  14. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 統計情報リサーチ、2020年8月30日閲覧
  15. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ) - 国土交通省、2021年3月9日閲覧
  16. ^ 【ご利用ください!】市街地循環バス、令和元年12月1日より通年運行開始!!」北秋田市。2019年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月6日閲覧
  17. ^ リムジンバス」大館能代空港ターミナルビル。2021年11月10日閲覧
  18. ^ 北秋田市が提供している二次アクセスプラン」北秋田市。2022年11月7日閲覧
  19. ^ 乗合タクシー「愛☆のりくん」たかのす・ひかりタクシー。2023年11月27日閲覧

報道発表資料

  1. ^ もしもし券売機『Kaeruくん』が指定席券売機に替わります! (PDF)」東日本旅客鉄道秋田支社。2021年2月5日閲覧
  2. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります (PDF)」(プレスリリース)、東日本旅客鉄道、2024年7月11日。2024年8月6日閲覧

新聞記事

  1. ^ a b c 鷹巣駅、JR乗り入れ円滑化 工事費1億6000万円」『河北新報』2010年12月11日。オリジナルの2013年8月27日時点におけるアーカイブ。2024年8月7日閲覧。
  2. ^ 「お知らせ」『読売新聞』1961年9月2日、秋田読売。
  3. ^ 「上ノ山、鷹ノ巣にも」『交通新聞』交通協力会、1973年7月21日、2面。
  4. ^ 「秋鉄局展開、秋田・山形両県の5駅に、ハンバーガー店-日食からノウハウ」『日本経済新聞』1986年12月16日、地方経済面、東北A。
  5. ^ 「<地方点描>「ノ」に歴史あり」『秋田魁新報』秋田魁新報社、2012年7月19日、朝刊、24面。
  6. ^ 「JR東日本 「みどりの窓口」廃止へ 県内8駅 湯沢市など「撤回を」」『朝日新聞朝日新聞社、2006年3月2日、朝刊、31面。
  7. ^ 「みどりの窓口リストラ」『朝日新聞』朝日新聞社、2006年7月11日、夕刊、23面。
  8. ^ 「県南のJR直営ハンバーガー店閉店 高校生ら名残惜しむ」『秋田魁新報』2009年10月1日。

利用状況

  1. ^ a b 各駅の乗車人員 2023年度 101位以下(6)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  2. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2000年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  3. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2001年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  4. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2002年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  5. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2003年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  6. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2004年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  7. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2005年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  8. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2006年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  9. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2007年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  10. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2008年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  11. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2009年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  12. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2010年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  13. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2011年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  14. ^ JR東日本:各駅の乗車人員(2012年度)」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  15. ^ 各駅の乗車人員 2013年度 ベスト100以外(7):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  16. ^ 各駅の乗車人員 2014年度 ベスト100以外(6):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  17. ^ 各駅の乗車人員 2015年度 ベスト100以外(6):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  18. ^ 各駅の乗車人員 2016年度 ベスト100以外(7):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  19. ^ 各駅の乗車人員 2017年度 ベスト100以外(7):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  20. ^ 各駅の乗車人員 2018年度 ベスト100以外(6):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  21. ^ 各駅の乗車人員 2019年度 ベスト100以外(6):JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  22. ^ 各駅の乗車人員 2020年度 101位以下(6)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  23. ^ 各駅の乗車人員 2021年度 101位以下(6)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧
  24. ^ 各駅の乗車人員 2022年度 101位以下(6)| 企業サイト:JR東日本」東日本旅客鉄道。2025年7月22日閲覧

参考文献

  • 武田元秀、山井美希(写真)「秋田青森県境の奥羽本線」『鉄道ジャーナル』第55巻第3号(通巻653号)、成美堂出版、2021年3月1日、40-45頁、 ISSN 0288-2337 
  • 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日。 ISBN 978-4-533-02980-6 

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6
その他の地区新潟地区では、えちごトキめき鉄道糸魚川駅 - 新潟駅間を直通する快速が廃止され、同時に485系の定期運用がすべて廃止された。その代替として、土曜・休日の朝に直江津発長岡行きの快速1本が設定された。また、上越線の上下各2本が新たに上越国際スキー場前駅に停車するようになったほか、信越本線では直江津駅 - 長岡駅間の4往復がワンマン運転に変更された飯山線では、夜間の列車の見直しが行われた。仙台地区では、仙台駅 - 仙台空港駅間で本数増発と最終列車の繰り下げが行われた。また、仙石東北ラインの朝1往復が石巻あゆみ野駅にも停車するようになった。磐越西線では、郡山駅 - 会津若松駅・喜多方駅間でE721系が投入され、一部列車でワンマン運転が開始された。また、快速列車の停車パターンが見直されたほか、郡山駅 - 磐梯熱海駅間で朝に普通1往復が増発された。奥羽本線では、新庄駅~湯沢駅間の本数を見直した。また、大館駅~鷹ノ巣駅間の区間系統を気動車から電車に変更した。 なお、2012年度冬期より冬期休業となっていた赤岩駅はこの改正にて全列車が通年通過となった。北上線では、普通列車の下り4本、上り2本が快速列車に変更された。男鹿線では、交流蓄電池電車 EV-E801系「ACCUM」が投入され、秋田駅 - 男鹿駅間の2往復で営業運転が開始された。東海
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