私立岬守学園レンジャー部
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「バレットガールズ2」の記事における「私立岬守学園レンジャー部」の解説
名前は全員が惑星から取られている[要出典]。「専守防衛」を専門とする部活動を行う岬守学園レンジャー部。ランキングでもトップに君臨している。二年生たちは「四弾丸」と呼ばれその世界では一目置かれており、一年生の二人は「岬守の両翼」たらんと研鑽を積んでいる。 火乃本 彩(ひのもと あや) 声 - M・A・O 前作から引き続き登場。「岬守学園編」の主人公。私立岬守学園1年、レンジャー部所属。優しく仲間思いの人柄だが、反面レンジャー部員としては精神的に未熟。 元々は救護部志望だったが提出する部活を間違えたためレンジャー部に入部。前作では「ある程度の成績を見せないと退部は認められない」というルールのため仕方なくレンジャー部員として活動していたが、夏季合宿を通じて大きく成長を果たし友人の優理奈と共に「岬守の両翼」と呼ばれることを目指してレンジャー部に残ることを決意する。同作では入部届を出し間違えたのではなく、彼女の才能を見抜いた学園側の思惑によって入部させられたことが示唆されている。 冒頭ではお互いに正体を知らないまま冴島嵐と出会い、怪我をしていた彼女の手当てをしたことから「元救護部なのにレンジャー部」という変わった経緯から興味を持たれることとなる。後にライバルという関係を得て友達となった。 エルダ学院編ではラストボスを務め、優理奈と共に「岬守の両翼」として立ち塞がる。 二つ名は「烈火の弾丸」。 金園 優理奈(かねぞの ゆりな) 声 - 内田彩 前作から引き続き登場。私立岬守学園1年、レンジャー部所属。天然で清楚な雰囲気をかもし出すが、見た目に反して実力は非常に高い。 同じ一年生であることから彩とはよき友人となるが、前作の終盤でエルダ学院から送り込まれたスパイであることが発覚。岬守学園レンジャー部を内部崩壊させるべく部員たちを翻弄していたが、彩という存在がプラスに働き部員同士の結束を高め精神的にも成長させてしまう。学園同士の規定により優理奈はエルダ学院に帰ることになるが、高度任務を成功させられた場合はそのまま岬守に残るという選択肢も規定にあるため、彼女をスパイではなく仲間として見た部員たちによって高度任務は成功され優理奈は残ることになった。当初はレンジャー部から去るつもりだったが、彩の友情と先輩たちの思いやりにより「皆と離れたくない」と自分の気持ちに素直になりレンジャー部に残ることを決意する。 同作では前述のスパイ行為は学院側の思惑であり、学院のレンジャー部たちは殆どがこのことを知らず「転校した」とされていた。 エルダ学院編ではラストボスを務め、彩と共に「岬守の両翼」として立ち塞がる。 二つ名は「雷鳴の弾丸」。 木住野 玲美(きしの れみ) 声 - 福原香織 前作から引き続き登場。私立岬守学園2年、レンジャー部所属。小柄で活発な少女で、ある時突然「狂気モード」「猫魔王」と呼ばれる凶悪な人格に変貌する。実力はこちらのほうが上だが本人にその時の記憶はない。海凪の独白によれば別人格の玲美が四弾丸最強であると見られている。 主にもう一つの人格が出てくるのは部長クラスや冥香など強豪相手の時となる。 二つ名は「狂気の弾丸」。 高梨 月代(たかなし つきよ) 声 - 三澤紗千香 前作から引き続き登場。私立岬守学園2年、レンジャー部所属。ツンデレの寂しがりやでモミケーションという独自のコミュニケーションを取り、女子の身体をベタベタ触るのが趣味。同時に人との触れ合いを得るための行為でもある。 クールで歯に衣を着せぬ物言いをすることもあり仲間であっても言いたいことはズケズケ言う性格。サポーター気質であり、積極的に攻めるよりも動かず待ち徹するのに向いている。気配を消して移動することに長けておりくのいちのような戦闘スタイルを持つ。 二つ名は「幻惑の弾丸」。 天峰 咲姫(あまみね さき) 声 - 洲崎綾 前作から引き続き登場。私立岬守学園2年、レンジャー部所属。部活サボりの常習犯でお菓子が大好きなロリっ娘。携帯食と言って部活中にお菓子を食べている。特にマカロンが好物。ストーリーにおいてはエルダ学院のジェリー・ニュアージュとはライバルのような関係として描かれている。 見た目に反してポテンシャルは高く麻衣からは「真面目に取り組んでいればもっと強くなっていた」と評されている。また妹がおり、ともにレンジャーになろうと約束をしている。 二つ名は「微笑の弾丸」。 神代 海凪(かみしろ みなぎ) 声 - 上間江望 前作から引き続き登場。私立岬守学園2年、レンジャー部所属。眼鏡をかけた物静かな少女で、今作では参謀を務める。「四弾丸」の将を務める。 宮本武蔵を祖とする流派「双天一流」の継承者であり、常に模擬刀を携帯している。そのせいか少しだけ武士のような口調で喋る。 自分にも仲間にも厳しい一方、上司である麻衣や陽希には頭が上がらない。番外編で冥香と戦う際は美雨を加えた「五弾丸」を率いて指示を送り、苦戦する仲間たちを労い・気遣うといった優しい面も見せている。冥香によれば「付け焼刃ではなくちゃんとした五弾丸だったら負けていたかもしれない」と評されている。 優理奈から海凪とは対極の流派を使うライバルの存在が示唆されていたが、エルダ学院にはそれらしい人物は登場しておらず、以降のシリーズでも存在が語られていない。 二つ名は「氷刃の弾丸」。 早乙女 陽希(さおとめ あき) 声 - 田野アサミ 前作から引き続き登場。私立岬守学園3年、レンジャー部副部長。 一人称は「私(一部のボイスでは「あたし」)」。バリバリの体育会系で姉御肌。麻衣とは親友同士。祖母は「伝説のバレットガールズ」と呼ばれた女性であり、星川冥香の顧問だった過去を持つ。実力に関しては、香坂千晴によれば「副部長なのはまだ麻衣を超えていないから」。また麻衣との実力差については「麻衣が本気を出したら足元にも及ばない」と述べている。しかし終盤の冥香との戦いの後には「麻衣の背中はそんなに遠くない」と聞かされ成長を喜んでいた。 二つ名は「雄健の弾丸」。 土居内 麻衣(どいうち まい) 声 - 巽悠衣子 前作から引き続き登場。私立岬守学園3年、レンジャー部部長。校外活動が多くあまり部活には姿を見せていない。 名家生まれのお嬢様だが、偉ぶったところはなくむしろ後輩思い。元々は父親の意向で吹奏楽部に入るはずだったが反対を押しきってレンジャー部に入部した。私立エルダ学院の香坂千晴とは中等部からのライバルで戦績はタイスコア。陽希と千晴を含めた三人は、中等部時代に日本代表として全国で戦った仲である。 中等部時代、外国のバレットガールズを相手にした際、千晴が囚われの身となってしまい救出に赴くが、相手のムチャな反撃によって麻衣はダメージを負ってしまう。今でも古傷として残っており校外活動の理由は傷の治りを早めるためであった。エンディング後の番外編では冥香から「三日三晩の説得の末両親の許しを得た」ことが告げられ、レンジャーとして活動できることを心から喜んでいた。 雪城 瑠水(ゆきしろ るみ) 声 - 牟田実波 前作から引き続き登場。私立岬守学園3年、購買部所属。今作ではプレイアブルキャラクターとなる。 麻衣、陽希、千晴の3人とは付き合いが長く、中等部時代は彼女たちのバックアップとして働いていた。 二つ名は「純潔の贈り物」。 星川 冥香(ほしかわ めいか) 声 - 牧野由依 前作から引き続き登場。関西弁を喋る女教師。年齢はアラサー間近らしい。前作では殆どストーリーに絡まなかったが、エンディング後の追加ストーリーではプレイアブルキャラクターとなる。 私立岬守レンジャー部の顧問で歴代最強と言われた「八弾丸」時代では部長まで務めており、当時の部員で学園に残っているのは彼女しかいない。彼女の顧問を担当したのは陽希の祖母。 クリア後の番外編では「仮面を被った女性」として岬守とエルダの両校と対決。一度は敗れ去るが今度は冥香が攻め込む側に回り、彼女をプレイアブルキャラクターとしたストーリーが展開。両校のバレットガールズを全員打ち倒し「歴代最強」の実力を見せ付けた。アクセサリーの付け替えで「仮面を被った女性」として操作が可能。グラフィックやボイスも変化する。 二つ名は「戦嬢の弾丸」。
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