アラサー
アラサーに該当する年代は、青年期を終えて壮年期へ移る年代であり、本格的に大人の仲間入りをする年代であり、「若者」でなくなる年代であり、そして結婚適齢期でもある。そうした観点が念頭に置かれつつ、アラサーという表現は「もういつまでも若くない」「そろそろ結婚を真剣に考えるべき」「この時期を未婚のまま過ごしてしまうと婚期をを逸するかもしれない」といった焦燥のニュアンスを伴って用いられることが多い。
アラサーという言葉はおおよそ2000年代半ば頃に一般的に定着した表現である。アラサーと同様、「40歳前後」は「アラフォー」、「50歳前後」は「アラフィフ」と呼ばれる。さらに「60歳前後」は「アラウンド還暦」を略して「アラ還」と呼ばれている。
英語では「アラサー」のように略した言い方はしないものの「around thirty」と述べれば「30(歳)前後」という意味合いは正しく伝わる。意味合いは正しく伝わるが、「そろそろ結婚したくて焦る年頃」というようなニュアンスまでは伝わらない。英語の around thirty は、そういうニュアンスを伴った表現として確立されているわけではない。
アラ‐サー
アラサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 16:47 UTC 版)
アラサーとは、和製英語の「around thirty」(アラウンド・サーティー)の略で、20代後半から30代前半までの30歳前後の人のこと。30超えから34/35までをオバサーとも呼ぶ場合には、24/25から29までを指す(この場合のアラフォーは35/36-39、41-44/45をオバフォーと呼ぶ[1])。
- ^ 「頭痛女子のコンカツ」 p12 , 清水俊彦 · 2011
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):流行語大賞に「アラフォー」「グ~!」 - テレビ・ラジオ - 映画・音楽・芸能”. www.asahi.com. 2022年3月25日閲覧。
- ^ “「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞” (日本語). 「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン 新語・流行語大賞. 2022年3月25日閲覧。
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