常磐線優等列車としての「ひたち」と派生列車群とは? わかりやすく解説

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常磐線優等列車としての「ひたち」と派生列車群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:02 UTC 版)

ひたち (列車)」の記事における「常磐線優等列車としての「ひたち」と派生列車群」の解説

1982年昭和57年11月15日東北新幹線本格開業に伴い仙台駅より先、盛岡青森方面を結ぶ特急みちのく」・急行もりおか」などの昼行特急列車急行列車全廃急行十和田」は夜行のみ存続。これにより、常磐線運行する列車名特急「ひたち」・急行「ときわ」2種類のみとなったまた、みちのく」・「もりおか」の廃止に伴い仙台駅発着の「ひたち」1往復「ときわ」2往復増発編成従来12両と9両の2種類あったが全て12編成統一一部の「ひたち」が、石岡駅勝田駅停車するうになる1985年昭和60年3月14日急行「ときわ」特急「ひたち」に統合され定期列車の運転を終了した。「ひたち」は下り24本、上り23本に増発し国鉄在来線特急列車での運行本数最多となった編成は1両減車して11編成になったほか、車両所属仙台運転所から勝田電車区移管急行「ときわ」廃止に伴い新たに我孫子駅取手駅東海駅大甕駅磯原駅大津港駅植田駅特急停車駅に加わる。急行十和田」を臨時列車格下げ1986年昭和61年11月1日特急「ひたち」が26.5往復増発編成485系9両編成統一。この増発で、号数下り53号、上り52号までに達する。それまで50番台号数在来線列車場合臨時列車与えるのが国鉄慣例になっていたが、定期列車初め号数50番台達したため、国鉄最後となったこの改正より、臨時列車には(ほかの列車名含めすべて)80番台号数与えるように改めることとなった車両についてクハ481形300番台(非貫通形)が再度配置され臨時の「鳥海」と共通運となったほか、普通車座席従来回転クロスシート簡易リクライニングシートから、フリーストップ式リクライニングシートへの交換がこれ以降進捗する列車により停車駅異なるものの、上野駅 - 土浦駅間で停車駅追加され新たに北千住駅松戸駅柏駅停車するようになった1989年平成元年3月11日:この改正で、以下のように変更651系電車投入愛称を「スーパーひたち」として運転開始当初1日7往復。 なお、指定券発売時の区別等のため、485系の「ひたち」は号数100番台変更された。 「ホームライナー土浦」が485系運転開始1990年平成2年3月10日:「ホームタウンひたち」・「おはようライナー土浦運転開始。「おはようフレッシュひたち」などといった列車運行する基礎となる。また、651系増備によりこの改正で「スーパーひたち」は15往復倍増、ほぼ1時間間隔の運転となり、仙台駅まで運用区間拡大した。なお、この改正により北千住駅停車終了する。 その一方485系「ひたち」は平駅発着までの運行となり、同時にグリーン車連結中止され7両編成短縮された。モノクラス化とボンネット型クハ老朽置き換えのため、サロ481形等を改造したサハ481形300番台(8両)およびクハ481形1100番台(8両)が編成組み込まれた。 1992年平成4年3月14日上野駅 - 会津若松駅間の特急「あいづ」の受け持ち秋田から勝田移管となったため、「あいづ」への送り込み列車限り485系「ひたち」のグリーン車復活3月31日:「ひたち」用485系新色濃淡グレー薄緑の帯)の車両登場1993年平成5年12月1日:「あいづ」廃止により再び485系「ひたち」のグリーン車連結廃止された。「ひたち」の慢性的な混雑解消のため、利用客の多い時間帯上野駅-勝田駅間で7両編成を2編成連結した14編成運転開始それに伴い石岡駅友部駅水戸駅勝田駅ホーム延長工事実施された。 1994年平成6年12月3日臨時急行十和田」が廃止1997年平成9年10月1日E653系電車による「フレッシュひたち」が運転開始。「フレッシュひたち」には当初より、定義が曖昧になっていた「エル特急」の呼称与えられなかった。 また、この改正より号数100番台使用取りやめ、「スーパーひたち」・「フレッシュひたち」・「ひたち」をすべて合わせ1号から順の付番戻された。 1998年平成10年12月8日485系電車全車が、651系電車E653系電車置き換えられたのに伴い、「ひたち」・「さわやかひたち」・「ホームタウンひたち」は名称上消滅ホームライナーおはようライナー土浦を「フレッシュひたち」へ格上げ。この結果常磐線特急列車は「スーパーひたち」・「フレッシュひたち」の2系統となった早朝・夜間に1往復あった相馬駅発着列車原ノ町駅発着見直し原ノ町駅普通列車接続するよう変更)。上野駅2130分発の列車改正前「ホームタウンひたち」、改正後フレッシュひたち」)を高萩行きからいわき行き延長し、いわき行き最終30繰り下げ1999年平成11年12月4日上野駅2130分発の「フレッシュひたち」がいわき行きから高萩行きに戻る。代わりに上野駅20時30分発の「フレッシュひたち」を高萩行きからいわき行き延長2002年平成14年12月1日:「スーパーひたち」のうち、勝田駅発着系統を「フレッシュひたち」に編入。「スーパーひたち」を含めJR東日本はこの改正で「エル特急」の呼称全廃2005年平成17年7月9日首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス線開業翌月控え競合織り込んでダイヤ改正に伴い列車増発停車駅整理等を行う。我孫子駅柏駅松戸駅分散されていた千葉県内のフレッシュひたち」停車駅柏駅統一。「おはようフレッシュひたち」、下りウィークエンドフレッシュひたち」が定期列車化。上りウィークエンドフレッシュひたち」が廃止2006年平成18年3月18日上りフレッシュひたち」1本、下りフレッシュひたち」2本増発土浦行き)および最終下りフレッシュひたち」を勝田行き変更。なお、朝の一部上りフレッシュひたち」は時刻繰り上がった2007年平成19年3月18日:全列車全車禁煙になる。

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