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山口喜久一郎 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 04:42 UTC 版)

山口 喜久一郎
やまぐち きくいちろう
山口喜久一郎
生年月日 1897年5月11日
出生地 長崎県佐世保市
没年月日 (1981-05-06) 1981年5月6日(83歳没)
出身校 早稲田大学専門部
所属政党 立憲政友会
日本自由党
民主自由党
自由党
自由民主党
第52代 衆議院議長
在任期間 1965年12月20日 - 1966年12月3日
天皇 昭和天皇
内閣 第2次岸内閣
在任期間 1958年6月12日 - 1959年6月18日
第5代 賠償庁長官
内閣 第3次吉田内閣
在任期間 1949年3月11日  - 1950年6月28日
内閣 第3次吉田内閣
在任期間 1949年2月16日 - 1949年3月11日
選挙区 戦前・和歌山県第1区→全県区→
旧和歌山県第1区
当選回数 11回
在任期間 1942年4月30日 - 1969年12月2日
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山口喜久一郎

山口 喜久一郎(やまぐち きくいちろう、1897年5月11日 - 1981年5月6日[1])は日本政治家、第52代衆議院議長(在任期間・1965年12月20日 - 1966年12月3日)。長崎県佐世保市出身(選挙区は和歌山県)。栄典勲一等旭日大綬章佐世保市名誉市民

来歴・人物

1915年旧制鹿島中学(現佐賀県立鹿島高等学校)卒業。1920年早稲田大学専門部中退。株式ブローカー、岡崎邦輔秘書を経て、1930年和歌山県会議員に当選。1937年第20回衆議院議員総選挙に当時の旧和歌山1区から立憲政友会公認で立候補するが落選。同年より県会議長を2期務めた後、1942年第21回衆議院議員総選挙翼賛選挙)に前回と同じく旧和歌山1区から非推薦で立候補し衆議院議員に初当選。以後11回連続当選を果たす。

戦後は日本自由党の結党に参加し、その後は民主自由党自由党自由民主党に所属した。主に議会運営・国会対策畑で活動した。1949年第3次吉田内閣国務大臣賠償庁長官、大野伴睦の取りなしによる)、保守合同後は1958年第2次岸内閣に国務大臣(行政管理庁長官北海道開発庁長官)として入閣。なお、戸川猪佐武小説吉田学校』に登場する「中井川隆一郎」は、山口がモデルである。

1965年船田中の後任として衆議院議長に就任したが、当時不祥事で問題となっていた、手形割引業者東京大証・水野繁彦社長の結婚式で仲人を務めていたことが発覚し、翌年の1966年辞任を余儀なくされた(東京大証社長仲人問題)。1969年第32回衆議院議員総選挙に落選し、引退した。秘書として中西啓介が仕えていた。1981年5月6日、83歳にて死去。

演じた俳優

  • 鈴木瑞穂(『小説吉田学校』、1983年)※役名は中井川隆一郎。

脚注

議会
先代
船田中
衆議院議長
第52代:1965年 - 1966年
次代
綾部健太郎
先代
倉石忠雄
衆議院予算委員長
1954年
次代
牧野良三
先代
浅沼稲次郎
衆議院議院運営委員長
第3代:1948年
次代
大村清一
公職
先代
石井光次郎
北海道開発庁長官
第16代:1958年 - 1959年
次代
村上勇
先代
石井光次郎
行政管理庁長官
第18代:1958年 - 1959年
次代
益谷秀次
先代
樋貝詮三
賠償庁長官
第5代:1949年 - 1950年
次代
増田甲子七



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