豊山勝男とは? わかりやすく解説

豊山勝男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 07:43 UTC 版)

豊山 勝男(ゆたかやま かつお、1937年8月18日 - )は、新潟県新発田市出身で時津風部屋に所属した元大相撲力士。本名は内田 勝男(うちだ かつお)。最高位は東大関。現役時代の体格は189cm、137kg。得意手は突っ張り、右四つ、吊り、寄り、上手投げ[1]。元日本相撲協会理事長(第8代)。


注釈

  1. ^ 現在の最速記録は2014年9月場所逸ノ城駿の初土俵から5場所目。
  2. ^ もし引退せずに翌1968年11月場所も出場すれば、通算2回目の大関角番の予定だった。
  3. ^ これ以前には、戦後の協会復興に尽力した武蔵川理事長(在職1968年1974年)の最高位が前頭筆頭という例はあるが、それ以外の理事長はすべて横綱経験者であり、大関が最高位での就任は豊山の時津風が初である。その後も2016年現在、放駒が続くのみとなっている(在職2010年2012年)。ちなみに放駒は学歴面でも大学には進学しており、ここでも時津風と共通している。
  4. ^ これらの年寄名跡改革のうち、準年寄制度と年寄名跡の貸借禁止はその効果を見ることができず、次代の北の湖理事長時代に廃止されている。
  5. ^ それまでの幕下最下位付出を改め、幕下15枚目格付出資格を「全日本選手権・学生選手権・実業団選手権・国体成年Aのいずれかに優勝」、幕下10枚目格付出資格を「全日本選手権優勝に加え、学生選手権・実業団選手権・国体成年Aのいずれかに優勝」とした。
  6. ^ 『従来の総数40人』を『1部屋1人まで』に制限するもの。
  7. ^ かつて入幕~大関時代の稀勢の里寛は、2016年11月場所まで優勝次点を通算12回も達成したが、幕内での最高優勝・優勝同点は未経験で、元大関・豊山を超える珍しい記録を更新し続けていた。また2016年には、大相撲史上初となる幕内最高優勝ゼロで年間最多勝(1957年制定)を獲得する。しかし、2017年1月場所に悲願の幕内初優勝を達成し、場所後には第72代横綱へ昇進している。
  8. ^ 大関角番

出典

  1. ^ a b c d e f ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p23
  2. ^ a b 浅坂さんの「ニックネーム力士列伝」〜その5〜 おすもうさん 2021年8月10日 (2023年2月27日閲覧)
  3. ^ 『プレジデント = President』1983年2月号,角界ニューリーダーが修業した「親方道」とは / 石井代蔵/p138,プレジデント社,1983-02
  4. ^ 『相撲記者が見た大相撲百年 : 相撲記者碑建立百周年記念誌』東京相撲記者倶楽部会友会,2016年
  5. ^ 『プレジデント = President』1983年2月号,角界ニューリーダーが修業した「親方道」とは / 石井代蔵/p138,プレジデント社,1983-02
  6. ^ a b ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p12-13
  7. ^ ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p42
  8. ^ 豊山は豊山を知る 初代の映像で相撲の幅を広げる 2021年9月10日 16時8分スポーツ報知 (2021年9月11日閲覧)
  9. ^ 雑誌『相撲』別冊菊花号 創業70周年特別企画シリーズ(3)柏鵬時代 柔の大鵬 剛の柏戸――大型横綱たちの君臨(ベースボールマガジン社、2016年) p46
  10. ^ 『プレジデント = President』1983年2月号,角界ニューリーダーが修業した「親方道」とは / 石井代蔵/p139,プレジデント社,1983-02
  11. ^ 石井代蔵 著『土俵の修羅』p288「双葉山の審判‐時津風部屋騒動」,新潮社,1985.11
  12. ^ a b c d ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p36-39
  13. ^ a b c ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p14-15
  14. ^ 『プレジデント = President』1983年2月号,角界ニューリーダーが修業した「親方道」とは / 石井代蔵/p134,プレジデント社,1983-02
  15. ^ 内館牧子『「横審の魔女」と呼ばれて』(朝日新聞出版
  16. ^ a b 正代の大関昇進に元豊山の内田勝男さんも喜び「立派に成長した」”. SANSPO.COM. サンケイスポーツ (2020年9月30日). 2021年3月21日閲覧。
  17. ^ a b 双葉山の墓前にお礼参り 大相撲”. 時事ドットコムニュース - スポーツ総合. 時事通信社 (2020年9月30日). 2021年3月21日閲覧。
  18. ^ ベースボール・マガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(5) 時津風部屋』p60-63
  19. ^ 朝日新聞 2010年11月13日
  20. ^ 『大相撲ジャーナル』2016年1月号94頁


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