五輪メダリスト・プロ・実業団・大学生等のランナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 02:27 UTC 版)
「赤坂5丁目ミニマラソン」の記事における「五輪メダリスト・プロ・実業団・大学生等のランナー」の解説
感謝祭では、1997年と2000年春以降、国内外からプロのランナーを招待している。 フランク・ショーター(アメリカ) 1997年春出場。ミュンヘン五輪金・モントリオール五輪銀メダリスト。 ワレンティナ・エゴロワ(ロシア) 1997年春・秋出場。バルセロナ五輪金・アトランタ五輪銀メダリスト。 リディア・シモン(ルーマニア) 2000年秋〜2002年春、2003年春出場。シドニー五輪女子マラソン銀メダリスト。実は、感謝祭にはミニマラソンではなく2000年春のシドニーマラソン(後述)で初登場した。最後の出場である2003年春は、出産後という影響もあってか13位に終わっている。 旦那シモン(ルーマニア) 本名・リビュー・シモン。リディアの夫であり、トレーナー。「旦那シモン」の愛称が定着し、区間記録などのテロップも「旦那〜」で統一されていた。2001年春、2002年春・秋に出場し、2002年春には優勝も経験している。またミニマラソン・ミニ駅伝だけではなく、2001年春には自転車レースにも出場した。2002年秋はリディアは産休のために不参加であったものの、代わりに旦那シモンが走っていた。 柳沢哲(日本) 2000年春出場。シドニー五輪男子20km競歩代表。競歩の選手として、ミニマラソンのコースを「歩いた」。数々のランナーたちを抜き去り、6位に入賞した。解答者ではなくゲストとして登場した。 ルミニツァ・タルポシュ(ルーマニア) 2002年秋出場。シモンのチームメートで、陸上女子5000mのルーマニアチャンピオンである。また大阪国際女子マラソン等へは、招待選手・ペースメーカーとして出走経験が有る。前述の通り産休のシモンに代わり出場した。 メセレト・デファル(エチオピア) 2004年秋出場。アテネ五輪女子5000m金メダリスト。ミニマラソンの距離に比較的近い中距離を専門とし、クロスカントリー競争も行っており、心臓破りの坂にも適しており番組の女性ランナー史上最速級の走りを見せたが、番組史上最大級の5分45秒の高ハンデにより、11位であった。 バンデルレイ・デ・リマ(ブラジル) 2005年春・秋出場。2004年アテネ五輪男子マラソン銅メダリスト。本来金メダルレベルであったという実績通り、春秋2度の出場で両方ともに、2位に大差をつけて優勝した。 エリック・ワイナイナ(ケニア) 2006年春以降、2015年秋まで出場。感謝祭の招待選手史上最多の出演。紳助からも「このミニマラソンに欠かせない存在」と言われている。1996年アトランタ五輪 男子マラソン銅メダリスト、2000年シドニー五輪 男子マラソン銀メダリスト。現在、日本を拠点に活動しており、日本語を話す。その陽気なキャラクターで人気者になる。現在までに史上最多の6回優勝している。初登場からミニマラソンやミニ駅伝のコーナーのみ登場するゲスト扱いだったが、2013年秋に初めて「ホムカミ〜ニッポン大好き外国人 世界の村に里帰り〜」チームとして解答者として登場した。 大島健太・大島めぐみ夫妻(日本) 2007年春出場。世界陸上出場選手として招待され、夫婦揃ってミニマラソンに出場しダブル入賞。この2人は解答者としても出場した。 ステファン・マヤカ(ケニア) 2008年秋出場。箱根駅伝では、山梨学院大学時代に4年連続で往路2区を走り、第70回・第71回では2連覇に貢献した。本来、北京オリンピック男子マラソン金メダリストのサムエル・ワンジルを招待し、ワンジル・ワイナイナ・マヤカの3人でミニ駅伝のチームを結成する予定だったが、ワンジルが不参加となった。ミニ駅伝はワイナイナが2回走る形で参加し、ミニマラソンにもワイナイナと同ハンデで参加した(当時6位)。マヤカは2005年に日本に帰化している。 ジョーン・ベノイト(アメリカ) 2009年秋出場。1984年LA五輪での、五輪女子マラソン史上初金メダリスト。ハンデの大きさに苦しみ11位に終わった。 新谷仁美( 日本) 2012年秋・2013年春・2021年春出場。ロンドン五輪・東京五輪女子10000m代表。2012年秋と2021年春では2位、2013年春では3位と過去3回全てでベスト3に入るものの優勝は果たせていない。表彰式インタビューでは、オードリーの春日俊彰のファンを公言していたが、春日本人は新谷には投票しておらず、後述する2013年春ではノーマークの森に投票して正解している(新谷は3位でゴール)。解答者ではなくマラソンゲスト。 ローズメリー・ワンジル(ケニア) 2013年秋出場。2013年の全国高等学校総合体育大会の女子3,000m走で圧勝。そのため予想では人気が集中したが、4位に終わった。賞金は、当時青森山田高校に通う高校生だったために、本人には支給されず、青森山田高校の後援会預かりとなった。 ビダン・カロキ(ケニア) 2014年春・秋出場。DeNA陸上競技部所属。当時現役選手だったこともあり予想では人気が集中。2014年春ではハンデがきついにもかかわらず、3周目通過後すぐにトップに立ち優勝した。2014年秋では4分30秒のハンデで宇野けんたろうとわずか1秒の差で準優勝した。 湯田友美(日本) 2014年春出場。 フェリスタ・ワンジュグ(ケニア) 2015年春出場。ユニバーサルエンターテインメントアスリートクラブ所属。今回は上位5人が全員芸能人という結果であり、結果論としてハンデがきつく、7位確保がやっとの状況であった。 神野大地(日本) 2016年春出場。学生時代は青山学院大学陸上競技部に在籍し、箱根駅伝では往路5区・山登りの区間記録を保持した経歴を持ち、「3代目・山の神」としても知られる。コニカミノルタ入社後(2018年3月コニカミノルタ退社・同年4月よりプロランナーで活動中)、自身初のレースでもあった。5分10秒も差のハンデを背負いながら驚異のスピードを見せたが、2位だった。 2021年秋には、解説者として出演した。 モハメド・ファラー(イギリス) 2016年と2017年の秋出場。ロンドン、リオ五輪の男子10000m、5000m覇者。2016年秋は土屋太鳳ら一般女子から5分55秒の差があったが、最終的に森脇に9秒差、猫ひろしに12秒差をつけて優勝。2017年秋は最後・4周目の大道具通路での大逆転劇で秋連覇を成し遂げた。 ポーラ・ラドクリフ(イギリス) 2017年春出場。女子マラソン世界最高記録保持者。しかし自身が170cmを超える長身(正式には173cm)であり、小回りの赤坂コース適性がなかった(折り返し地点で何度も躓くアクシデントがあった)ことや、同番組登場当時は既に第一線から引退した事もあって、優勝した森脇をはじめ上位常連組には及ばず10位に終わった。 下田裕太(日本) 2018年春出場。学生時代は2年先輩の神野と同様に青山学院大陸上部に所属し、箱根駅伝は3年連続で復路8区の区間賞を獲得。さらに東京マラソン2016ではマラソン10代日本歴代新記録を達成。なお当日は大学卒業後のGMOアスリーツ入社直前で、さらに自身22歳の誕生日だった。加えて青学のチームカラーであるフレッシュグリーンのユニフォームでのラストランでもあった。ハンデは4分30秒の差ながらも優勝を果たし、青学のランナーとしての有終の美を飾った。また大学時代の2016年春には、同番組のミニ駅伝で青山学院大学チームのメンバーとして出走した経験がある。 ウィルソン・キプサング・キプロティチ(ケニア) 2018年秋出場。ロンドン五輪の男子マラソン銅メダリスト。東京マラソン2017では国内で初めての2時間3分台となる2時間3分58秒でゴールした。これまで2時間3分台を4度記録している。4分40秒差のハンデがあったが、TBS正面玄関前で森脇健児、おばたのお兄さんらを抜いて優勝した。 小野田勇次(日本) 2019年春出場。3年先輩の神野・1年先輩の下田と同じく青山学院大陸上部に所属(但し単位不足の為に大学は中退)。箱根駅伝では大学1年生時から4年連続で山下りの復路6区を走り、第95回大会では区間新記録をマークした。この日はトヨタ紡織・陸上部入部直後のレースとして出場、4分40秒差のハンデでスタートしたが、8位に終わった(2年前の2017年春、当番組のミニ駅伝へ青山学院大チームのメンバーで出走・優勝した経験有り)。 竹石尚人(日本) 2019年秋出場。出場当時、青山学院大学4年生で、2年には先輩である下田・小野田と共に箱根駅伝4連覇メンバーになったが、3年で5区山登りでブレーキとなり5連覇を逃してしまい、その雪辱を果たすためにミニマラソンに出場。4分差のハンデでスタートし、前を行くランナーとの差を徐々に詰めていったが、先頭の森渉に僅かの差で敗れ2位となった。その後、足の故障の影響で第96回箱根駅伝のメンバーから外れ、もう1度第97回箱根駅伝への出走を目指す為に1年留年を決意。翌2020年秋のミニマラソン(緑山2100番池)に2年連続でリベンジ参戦したが、前回と全く同じ2位だった。 佐藤悠基(日本) 2021年秋出場。出演当時SGホールディングス所属。学生時代は東海大学陸上競技部に在籍し、箱根駅伝では3年連続区間新記録を達成。最後の5週目時点で先頭に立っていた藤光謙司を最後まで追いかけていたが、元陸上短距離選手であった藤光がゴール前で短距離走並みのスパートを見せたために追いつけず、僅か3秒差で2位となった。 岸本大紀(日本) 2022年春出場。出場当時(2022年3月当時)、青山学院大学3年生。約3ヶ月前に行われた第98回箱根駅伝7区で区間賞を獲得。一般女子のスタートから6分15秒差のハンデがあったが、当日の東京ドイツ村は大雨・強風と悪天候のコンディションで、マラソン初心者には厳しくかつ岸本にとっては有利な条件となり、2位の菅田琳寧(ジャニーズJr.、7 MEN 侍)とは18秒差をつけゴール。青山学院大学の学生としては、下田裕太以来4年ぶりの優勝となった。
※この「五輪メダリスト・プロ・実業団・大学生等のランナー」の解説は、「赤坂5丁目ミニマラソン」の解説の一部です。
「五輪メダリスト・プロ・実業団・大学生等のランナー」を含む「赤坂5丁目ミニマラソン」の記事については、「赤坂5丁目ミニマラソン」の概要を参照ください。
- 五輪メダリスト・プロ・実業団・大学生等のランナーのページへのリンク