シーズン1、限定他キャスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:47 UTC 版)
「コペンハーゲン (デンマークのテレビドラマ)」の記事における「シーズン1、限定他キャスト」の解説
数話に登場 ベンヤミン(演・ケネス・クリステンセン) インストラクター。シーズン1でのカトリーネの恋人。同じフィットネスジムの講師(ベンヤミン)と受講者(カトリーネ)だったため、次第に意気投合し交際を始める。それがカスパーの逆鱗に触れ喧嘩になりカスパーを殴る。7話の団結連盟盗聴事件の際、当時話題になっていた法務大臣(フクセンハーベン)の名前すら知らなかったため、カトリーネが激怒し大喧嘩。その後、疎遠になり自然消滅の形で破局。 フライア・ヒーセゴー(演・ネール・ロンホルト) フィリップの教え子の女学生。論文をフィリップに提出するためにしばしばビアギッテ達の家に訪れる。よく忘れ物をするのでビアギッテにフィリップとの仲を疑われる。その後も疑われ続け、フィリップが行方不明になった時にビアギッテに自宅のアパートに乗り込まれてしまう。だがその結果、同世代の恋人と一緒にいた事がわかり誤解が解ける。その後もマスコミにリークせずフィリップに連絡し、ビアギッテの身を案じ続けた心優しい美女。 サシャ・ルオシム 世界的大企業の「ベア・エレクトロニクス社」に勤務するヘッドハンターの女性職員。8話でフィリップを当社の北欧支部CEOに引き抜くがそれを9話でビアギッテに反故にされ、その埋め合わせのためにフィリップが自宅から離れていたのをいい事に再会しフィリップと不倫の下関係を結んでしまう。それを10話で知ったビアギッテが激怒し、離婚が決定的になる。 単回ゲスト トーア・グズメ(演・クラーク・バング) 3話にのみ登場。修辞学の准教授。ビアギッテの元スピンドクター。ヘセルボーの公金不正使用のレシートをラウゲセンに渡したため、クビにされたカスパーの後任の新スピンドクターに就任。極度な自信家だったが、TV1の番組で自身とビアギッテの恋仲疑惑を掲載したエクスプレスCEOのラウゲセンとの討論に負け、多大な醜態を晒す。それが原因でビアギッテに見限られクビにされる。これにより再びカスパーが舞い戻る事となる。 カーステン・オペルス(演・イェスパー・ローマン) 4話にのみ登場。防衛省情報部職員。強烈な愛国心からグリーンランドにおけるデンマーク軍のアメリカへの従属を嘆き、カトリーネにデンマーク軍の腐敗をリークする。しかしそれが公安にばれてしまい、自身のグリーンランド人への婦女暴行事件に関わったという過去を暴露し、自身の娘を「社会的に抹殺してやる」と脅されたため、リークを取りやめカトリーネを裏切り、苦悩の末自殺。 イエンス・インノク・ベアテルセン(演・エンゲ・ナグナプ・ラーセン) 4話にのみ登場。デンマークが管轄するグリーンランドの自治政府の首相。ヌーク在住。グリーンランドの惨状を嘆き、グリーンランド首相としてデンマーク首相のビアギッテに対し、グリーンランドの待遇改善を要求した。 ヘンリエッテ・クリトゴー(演・スタイン・ステンガム) 5話にのみ登場。ビアギッテ前内閣の元産業大臣。ビアギッテ前内閣唯一の非国会議員の元民間大臣。元実業家。元モデル。3人子供を産んでいる既婚者。海外の大学で、4つの修士号を取得したエリートと言われていた。省内での愛称は「クリテン」。前首相のビアギッテが民間から唯一、ヘッドハンティングした。デンマークの全企業の女性役員を45%にする「クオータ制度推進法案」を推進。足首に「女」と描かれた刺青を入れている。かつて、一緒に働いていたフィリップと会社のクリスマスパーティーではずみで関係を結んだことがある。カスパーとも一瞬、恋仲になりそうだったが、逆上しカスパーを殴り頓挫。その後、学歴詐称をクローネに暴露され、ビアギッテに問い詰められ大臣を辞任。しかし学歴詐称等の暴露は避けられた。 ルーネ・ホルム(演・ブライアン・ルンド) 5話にのみ登場。クリトゴーのメディア・アドバイザー。カスパーに「奴は素人だ」と秘密裏に侮辱された。 アレクサンデル・グロージン(演・ニコラス・ウォーデセン) 6話にのみ登場。東欧の国トルギシアの大統領。国際組織「安全保障及び民主主義発展機構」議長。上辺では民主主義のリーダーを気取っているが、裏では自国民や反対派やマイノリティーに対する人権弾圧をおこない、真の民主主義的な選挙すらしない事実上の独裁者。トルギシアでは当時からの3年で71人の政治活動家が行方不明になっており、そのほとんどがグロージンにより消されたと言われている。デンマークの電化企業「ノンスウィンド社」から10億ユーロ分の風車を購入すると表明。それを盾に同時にデンマーク内にいた宿敵バイアーノフを逮捕し、引き渡すようにビアギッテはじめデンマーク政府に圧力をかける。それに屈したビアギッテはデンマーク警察に命じ、バイアーノフを一時的に逮捕する。だがのちの公の会見で自身が風車購入を明言した後に、ビアギッテに「やはりバイアーノフは引き渡さないことにしました」と言われ、バイアーノフを逃され、あっさりしてやられる。 グラジーミル・バイアーノフ(演・マイケル・ナルディネ) 6話にのみ登場。東欧の国トルギシアにいる少数民族のサルケシア人。世界的な詩人で、ビアギッテの父親のペリーもファンである。だがもう一方でグロージンに反対するトルギシアの反体制派の代表格でもある。サルケシア人の独立活動家として、サルケシア国家建国の為に遂力しており、その為にはトルギシア国内でテロや犯罪まで扇動する過激派。デンマークに入国した際に、同時期にデンマークに来ていたグロージンの圧力に屈してしまったビアギッテの命令により、デンマーク警察に一時的に逮捕されてしまう。が、その後のビアギッテ達の努力により無事釈放される。その後、パリで行われる人権会議に参加する為にフランスへ向かう。 ピアエッス・ハンセン 7話にのみ登場。デンマークの大手警備会社「プロセクビジョン社」に勤務している盗聴機器に関するスペシャリスト。TV1のニュース番組のインタビューに応じ、団結連盟本部に仕掛けられていた盗聴器を「90%公安が仕掛けた物だ」と断言し、そのVTRを突然流された当時の法務大臣のフクセンバーベンを困惑させた。 カーステン 7話にのみ登場。ビアギッテとフィリップの友人。ニックネームは「ステン」。多忙な二人に代わって、マグヌスをサーカスに連れて行った友達想いの律儀な人物。 アナス・クルーセ 7話にのみ登場。ビアギッテ前内閣の公安部長。団結連盟本部盗聴事件の責任を取らされ、フクセンハ―ベンの代わりに解任されそうになるが、ビアギッテに止められ頓挫する。そして、逆にフクセンハ―ベンがビアギッテに罷免されそうになると律儀にもフクセンハ―ベンに協力し、リンデンクローネが発した過去の「問題発言」が含まれている公安の「極秘テープ」をTV1にリークすることを手助けする。 プレゼリ・クラウン 7話にのみ登場。政界の事情通。当時の法務大臣のフクセンハーベンと公安部長のクルーセから渡された、リンデンクローネに関する公安の「極秘テープ」をTV1報道部に渡し、リークする。 スコルプス・コルゲン(演・クルト・ドレイヤー) 8話にのみ登場。マグヌスの通う小学校の教師。学年主任。マグヌスのことを心配し、学校にまで来て相談しに来たビアギッテの相談相手になる。そしてマグヌスの体調不良の原因は両親、つまりビアギッテとフィリップの関係性が原因ではないかと、ビアギッテに進言する。相談される相手が、当時の一国の首相でも動じない胆のすわった人物。 ディベマン(演・クリスチャン・ハーベン・ジャップセン) 8話にのみ登場。葬儀屋。亡くなったカスパーの義理の父、トワサンの葬儀を取り仕切る。妻のイエーレヌに代わって、葬儀の詳細を決める義理の息子のカスパーの指令に基づき、淡々とトワサンの葬儀を執り行う。 トライデント・ナレーション(演・デビット・ベイトソン) 9話にのみ登場。声のみの出演。デンマークの軍事産業「トライデント社」の職員。トライデント社の最新戦闘機「F26・ディフェンダー」のプロモーションビデオのナレーションを担当している。締めの決め台詞は「気づいた時には、もはや手遅れ」。 ラース・バック(演・キャスパー・フィリップ) 9話にのみ登場。デンマーク軍の司令官。カトリーネのファン。カトリーネを防衛省に招き、当時の防衛大臣トワセンの疑惑に関する調査の為、戦闘機F26の購入の過程についてのカトリーネの質問に対し、参謀長らと共に淡々と答える。 シェフ・フール(演・ヘンリク・ラーセン) 9話にのみ登場。デンマーク軍の参謀長。司令官ラースが企画した防衛省でのカトリーネとの対談に応じ、戦闘機購入の過程に関する質問に部下のラースらと共に淡々と答える。だが終盤で「何を期待しようが「グレン・ファーラン」で、妙なことなど何も起きておらん」と口を滑らせてしまい、その後、それをカトリーネに突かれてしまう。 ジョン・マッコイ(演・アンドリュー・ジェファーズ) 9話にのみ登場。イギリスのスコットランドにある狩猟用ホテル「グレン・ファーラン」の総責任者。防衛省でのカトリーネの取材に対し、同席していた参謀長シェフが、うっかり口を滑らしたことから、不審に思ったカトリーネがその後、グレン・ファーランの情報を調べ上げ電話をした。すると「すいませんが、マスコミとはお話しできません」と一切のアポも取材も断ってしまう。 ジェフ・カーライル(演・スコット・ファレル) 9話にのみ登場。スコットランドにあるホテル、グレン・ファーランの狩猟ガイド。カトリーネの「ジョン・マッコイからの紹介だ」という嘘に騙され、当時の防衛大臣トアセンのグレン・ファーランでの接待や汚職に関し、カトリーネに対して多大な情報提供を行う。その時の音声が、その後のTV1のニュース番組でのトアセンとカトリーネの対談でも使われ、トアセンは多大な醜態を晒し、ビアギッテ前内閣は窮地に陥った。
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