利尿薬
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利尿薬(りにょうやく、英: diuretic)とは、尿量を増加させる作用を持つ薬物の総称である。
カリウム保持性利尿薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 19:12 UTC 版)
「高血圧治療薬」の記事における「カリウム保持性利尿薬」の解説
多くの利尿薬はナトリウムの再吸収阻害と共にカリウムの排泄増加を引き起こし、低カリウム血症を副作用としてもつ。カリウム保持性利尿薬は他の利尿薬とは逆にカリウムの補充を行うことができるため、併用することにより血中カリウム値の維持が可能となる。カリウム保持性利尿薬であるスピロノラクトンはステロイドホルモンの一種であるアルドステロンと受容体との結合において拮抗し、Na+/K+交換系の活性化を抑制する。一方、トリアムテレンは集合管においてNa+チャネルを活性化し、細胞内Na+量を増加させる。これによりNa+/K+交換系は抑制される。カリウム保持性利尿薬はこれらの機序を介して利尿作用と血中K+増加作用を示す。 スピロノラクトン(Spironolactone,アルダクトンA) トリアムテレン(Triamterene) エプレレノン(Eplerenone,セララ)
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カリウム保持性利尿薬
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抗アルドステロン薬ともいう。遠位尿細管においてアルドステロン(抗利尿ホルモン)に拮抗し、Na+の再吸収を阻害する一方、K+の尿中排泄を抑制する。ループ利尿薬などと合わせて、肝硬変、鬱血性心不全などに対して使用される。 トリアムテレン(トリテレン) スピロノラクトン(アルダクトンA) カンレノ酸(ソルダクトン注) エプレレノン(セララ錠)
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