ぜん【全】
読み方:ぜん
1 欠けるところがない。すべて備わっている。「全人・全能/安全・完全・健全・十全・不全・保全・万全」
2 ある範囲内のすべてにわたるさま。みな。まるまる。すっかり。「全員・全快・全権・全校・全国・全集・全焼・全身・全体・全長・全般・全部・全文・全滅・全面・全裸・全力」
ぜん【全】
ぜん【前】
読み方:ぜん
〈ゼン〉
1 空間的にまえの方。進んでいく方向。「前後・前進・前途・前方・前面・前輪/眼前・現前・敵前・風前・仏前・面前・目前・門前」
2 ある時点よりもまえ。「前回・前期・前日・前代・前兆・前歴/以前・空前・午前・最前・産前・事前・従前・食前・生前・戦前」
3 順序が先に出たほう。「前記・前項・前者・前述・前編・前略」
[名のり]くま・さき・すすむ・ちか
ぜん【前】
ぜん【善】
ぜん【善】
ぜん【×喘】
ぜん【×涎】
ぜん【漸】
ぜん【漸】
ぜん【然】
読み方:ぜん
[音]ゼン(漢) ネン(呉) [訓]しかり しかるに しかし しかも しか さ さる
〈ゼン〉
1 ほかでもなく、そうなっている。そのとおり。しかり。「自然・全然・当然・同然・必然・本然・未然」
2 他の語に付けて状態を表す語。「唖然(あぜん)・隠然・俄然(がぜん)・愕然(がくぜん)・毅然(きぜん)・厳然・公然・忽然(こつぜん)・渾然(こんぜん)・燦然(さんぜん)・釈然・悄然(しょうぜん)・騒然・断然・超然・陶然・突然・漠然・憤然・平然・猛然・歴然」
[名のり]のり
ぜん【然】
ぜん【禅〔禪〕】
ぜん【禅】
ぜん【繕】
ぜん【膳】
ぜん【膳】
禅(ぜん)
私共は禅といえば座禅であり、何日間も結跏趺座(けつかふざ)して行ずるものと思っていたが、禅には久米平内がいうように座禅、掛け禅、仁王禅があり、椅子にかけても仁王様のように立ち上がってもその中に禅があると教えられている。さらに普家(ふけ)禅、吹(すい)禅というような尺八禅もある。
宮本武蔵は、「見よいかに加茂の競馬の駒くらべ、駈けつ返すも座禅なりけり」とよんで馬に乗って駈け廻るのも禅だといっているが、これ言うなれば一種の動禅であり、何をやってもいかなる方法を以ってしても「無」の境地になり切ればそれは皆禅である。
剣道も結局一生懸命にやっても「無」の境地に達すれば武蔵流にいえばあきらかに動禅である。座禅も公案もなくても剣によって生死超越の妙境に達すれば、それは明らかに禅であり剣禅一致の妙境というべきであろう。
ぜん
膳
姓 | 読み方 |
---|---|
膳 | ぜん |
善
姓 | 読み方 |
---|---|
善 | ぜん |
前
姓 | 読み方 |
---|---|
前 | ぜん |
梮
「ぜん」の例文・使い方・用例・文例
- 「お腹空いてる」「いや,ぜんぜん」
- 彼はぜんそくを患っている
- ぜんそくの発作が起きる
- 田舎に引っ越したら彼女のぜんそくが直った
- ぜんまいを巻く
- ぜんまい仕掛けの時計
- 才能があるのに彼女は自分ではぜんぜん満足していないようだ
- ぜんぜん内容が頭に入りません
- ぜんぜん味が違う
- Xがだんぜん得だ
- イヌリンはぜんそくの治療に使われる。
- フィラリアはぜん虫の一種です。
- 彼は穴居性で土壌を空気にさらすのに役立つ地上性ぜん虫を釣り針につけた。
- ぜんまい仕掛けのブリキのおもちゃ
- ぜんまい仕掛けのおもちゃの自動車のコレクターだ。
- しかも今日はぜんぜん英語が話せなかった。
- 私は今、ぜんそく用の吸引薬を使用しています。
- 彼はとつぜん私に向かって言いました。
- その時私は、ぜんぜん英語を話さなかった。
- 私は昨日はぜんぜん眠れなかった。
- >> 「ぜん」を含む用語の索引
- ぜんのページへのリンク