ちょう‐ぜん〔テウ‐〕【超然】
超然
超然
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/28 06:19 UTC 版)
超然(ちょうねん、寛政4年12月23日(1793年2月3日)- 慶応4年2月29日(1868年3月22日))は、江戸時代後期の浄土真宗の僧。父は近江国円照寺の僧大涛。号は虞淵。諡は高尚院。
1808年(文化5年)本寺にあたる西本願寺で得度。1821年(文政4年)本願寺学林の義諦と雲幢との対論を調停し、また三業惑乱後の宗論の混乱を収束させた。嘉永年間(1848年-1854年)には本願寺広如の命により、「真宗法要典拠」を著している。幕末期には尊王論を主張し、頼三樹三郎や周防国妙円寺の月性らと交流した。1917年(大正6年)勧学が追贈されている。
超然
「超然」の例文・使い方・用例・文例
- その老人は俗世界から超然としている。
- 彼はひどく超然としている.
- 彼は権力が渦巻くなかにあって超然としている.
- 彼は塵外に超然たり
- 超然として俗界の外に立つ
- 超然として抽{ぬき}んづる
- 超然主義をとる
- 世外に超然たり
- 彼は超然としてあくせくする世人と交わらぬ
- 超然として世と交わらぬ
- 彼は名利に超然たり
- 超然内閣
- 超然として俗界の外に立っている
- 都市を破産から救うための超然とした努力
- 超然とした無関心
- ひとりだけ超然として気高くふるまうさま
- 超然主義という,自分の考えや立場から独自に事を行う主義
- 超然内閣という,政党とは無関係に行動する内閣
- 超然として,誇りをもっていること
- 超然として,誇りをもっている程度
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