たんぜんとは? わかりやすく解説

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たん‐ぜん【丹前】

読み方:たんぜん

防寒のための部屋着一種厚く綿を入れた広袖(ひろそで)の着物丹前風呂に通う客の風俗からこの名が出た。京坂に起こり江戸の「どてら」に似る。《 冬》

丹前風呂に通う町奴などの風俗丹前風丹前姿また、その姿をした者。

雪駄(せった)の鼻緒一種丹前姿の人が多く用いたもの。

歌舞伎の特殊演技の一。丹前姿舞台化したもので、特殊な手の振り方、足の踏み方をして歩く。丹前六方丹前振り

歌舞伎下座音楽の一。4用い合方

丹前節」の略。


たん‐ぜん【淡然/×澹然】

読み方:たんぜん

ト・タル[文]形動タリあっさりしているさま。また、静かなさま。

「月已に—として東天在り」〈独歩・愛弟通信


たん‐ぜん【×湛然】

読み方:たんぜん

ト・タル[文]形動タリ十分にたたえられよどんでいるさま。また、静かで動かないさま。

「—たる水の底に明星程の光を放つ」〈漱石幻影の盾


たん‐ぜん【端然】

読み方:たんぜん

ト・タル[文]形動タリ姿勢などが乱れないきちんとしているさま。「—と座る」


たん‐ぜん【×赧然】

読み方:たんぜん

ト・タル[文]形動タリ恥じて顔の赤くなるさま。赤面するさま。

「俊三思わず—と苦笑して我に返れば」〈木下尚江良人の自白


たんぜん

大阪弁 訳語 解説
たんぜん どてら 丹前。裾の長い着物大きめ防寒着


丹前

読み方:たんぜん

  1. 唇の厚い人のことをいふ。着物のふけが多く出て居る意から起る
  2. 唇の厚い人のことをいふ。丹前はふけの出が多い所から。

分類 俗語

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