超漢字
超漢字とは、TRONプロジェクトにおいて開発された、BTRON仕様OSと呼ばれるPC向けOSのうち、パーソナルメディア株式会社が開発、販売しているOSの名称である。
超漢字は、市場に流通している中では唯一の国内産OSである。そして、日本語の扱いにおいて抜きん出ていることを最大の特徴とする。18万の漢字や文字を自由自在に使える多漢字機能、コンテンツを自由にハイパーメディア化できる実身仮身機能などの特殊機能を備えている。
超漢字は1999年の開発以来、超漢字2、3、4とバージョンアップが重ねられ、その後2006年10月に、Windows上で動作する「超漢字V」が開発された。「超漢字V」では、Windows用のハードウェア資産の利用や、他のアプリケーションとの併用を実現するために、仮想マシンソフトウェアのVMware Playerを使用してWindows上に超漢字の実行環境を構築するという手法が採用されている。
参照リンク
超漢字ウェブサイト
TRON: | TAD T-Engineフォーラム T-Kernel 2.0 超漢字 トロン |
UNIX: | AfterStep AIX |
超漢字
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 14:19 UTC 版)
超漢字(ちょうかんじ)とは、パーソナルメディア株式会社が開発・販売する、BTRON3仕様のAT互換機用オペレーティングシステム。正確には、オペレーティングシステムはB-right/Vで、標準搭載のフォント・ワープロ・表計算ソフトなどを含めた全体が超漢字である。
- ^ 『TRONWARE VOL.53』第9巻第5号、パーソナルメディア、1998年10月10日、2頁、ISBN 4-89362-163-7。
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