三省堂 大辞林 |
り
り 1 【吏】
り 1 【利】
(1)もうけ。利益。
「―にさとい」「―をはかる」
(2)都合のよいこと。役に立つこと。
「地の―を得る」
(3)優勢であること。
「我に―あらず」
(4)利子。利息。
「―を生む」
» (成句)利が乗る
» (成句)利に走る
» (成句)利を食う
「―にさとい」「―をはかる」
(2)都合のよいこと。役に立つこと。
「地の―を得る」
(3)優勢であること。
「我に―あらず」
(4)利子。利息。
「―を生む」
» (成句)利が乗る
» (成句)利に走る
» (成句)利を食う
り 1 【里】
(1)中国の地方行政単位の一。漢・唐代では一〇〇戸、明代の里甲制では一一〇戸から成る。
(2)律令制の地方行政区画の一。五〇戸を一里とし里ごとに里長を置いた。715年、里を郷(ごう)と改め、郷の下に二、三の里を設定(郷里制)したが、740年ごろ、この里は廃され、以後郷として残存した。
(3)条里制において三六〇歩(六町)四方の区画。
(4)距離の単位。律令制では五尺を一歩とし三〇〇歩(五町)を一里とした(一般には六町一里も行われた)。近世では三六町(3.6~4.2キロメートル)。メートル条約加入後、1891年(明治24)に43.2キロメートルを一一里(一里は約3.927キロメートル)と定めた。
(2)律令制の地方行政区画の一。五〇戸を一里とし里ごとに里長を置いた。715年、里を郷(ごう)と改め、郷の下に二、三の里を設定(郷里制)したが、740年ごろ、この里は廃され、以後郷として残存した。
(3)条里制において三六〇歩(六町)四方の区画。
(4)距離の単位。律令制では五尺を一歩とし三〇〇歩(五町)を一里とした(一般には六町一里も行われた)。近世では三六町(3.6~4.2キロメートル)。メートル条約加入後、1891年(明治24)に43.2キロメートルを一一里(一里は約3.927キロメートル)と定めた。
り 1 0 【理】
(1)物事のすじ道。法則。ことわり。道理。
「自然の―」「―にかなう」「盗人にも三分の―」
(2)〔仏〕(有為転変する、事実・現象に対して)真理・真実あるいは法・規範などをいう。仏教の真如・法性など。
(3)宋学で、宇宙の根本原理。
→気
→理気二元論
» (成句)理が非でも
» (成句)理に落ちる
» (成句)理に詰まる
» (成句)理に詰む
» (成句)理の当然
» (成句)理も非もない
» (成句)理を分ける
「自然の―」「―にかなう」「盗人にも三分の―」
(2)〔仏〕(有為転変する、事実・現象に対して)真理・真実あるいは法・規範などをいう。仏教の真如・法性など。
(3)宋学で、宇宙の根本原理。
→気
→理気二元論
» (成句)理が非でも
» (成句)理に落ちる
» (成句)理に詰まる
» (成句)理に詰む
» (成句)理の当然
» (成句)理も非もない
» (成句)理を分ける
り 1 【離】
り 【裏/▼裡】
り
(助動)(ら・り・り・る・れ・れ)
完了の助動詞。四段活用の動詞の已然形(上代では命令形)、サ行変格活用の動詞の未然形に接続する。
(1)動作・作用が既に終わって、その結果が存続していることを表す。…た。…ている。
「秋の野のみ草刈り葺(ふ)き宿れ〈り〉し宇治のみやこの仮廬(かりいお)し思ほゆ/万葉 7」「富士の山を見れば、五月のつごもりに雪いと白う降れ〈り〉/伊勢 9」
(2)動作・作用が引き続いて行われている意を表す。…ている。…てある。
「立て〈る〉人どもは、装束の清らなること物にも似ず/竹取」「梅の花それとも見えず久方の天霧(あまぎ)る雪のなべて降れ〈れ〉ば/古今(冬)」
(3)動作・作用が完了したことを表す。…た。…てしまった。
「講師、むまのはなむけしにいでませ〈り〉/土左」「勅使、蔵人侍従宗基、目録もちて参れ〈り〉/増鏡(大内山)」
〔(1)この語の成立については、動詞の連用形にラ変動詞「あり」が熟合し、たとえば「降りあり」→「降れり」(furi+ari→fureri)のように変化してできたものとする説が一般に行われている。ただし、これには異説もある。(2)接続については、四段・サ変とも命令形に付くとする説もある。これは、上代特殊仮名遣いでは命令形相当のもの(甲類の仮名)に付いていることに基づくものである。もっとも、甲類の仮名に付くのは、連用形語尾の i と「あり」の頭音 a との結合によったために生じたもので、直接に命令形という活用形の機能にかかわりをもつものではないと考えられている。(3)上代には、カ行上一段・カ行変格活用の動詞に付いた例も見られる(動詞の形は「け」の甲類の仮名が用いられており、これも連用形語尾「き」と「あり」との結合の結果とみられる)。「我が旅は久しくあらしこの我(あ)が着(け)〈る〉妹が衣の垢(あか)付く見れば/万葉 3667」「見まく欲り思ふ間に玉梓の使ひの来(け)〈れ〉ば/万 3957」(4)院政時代以降、下二段活用の動詞に付いた例も見られる。「我れ前の夫、大臣を恋ふるに依りて歎き愁へ〈る〉なり/今昔 2」(5)この語とほぼ同じような意味を表す助動詞に「たり」があるが、中古以降、接続の自由な「たり」の方がしだいに多く用いられるようになり、中世以後、終止・連体形以外には、「り」はほとんど用いられなくなっていった〕
完了の助動詞。四段活用の動詞の已然形(上代では命令形)、サ行変格活用の動詞の未然形に接続する。
(1)動作・作用が既に終わって、その結果が存続していることを表す。…た。…ている。
「秋の野のみ草刈り葺(ふ)き宿れ〈り〉し宇治のみやこの仮廬(かりいお)し思ほゆ/万葉 7」「富士の山を見れば、五月のつごもりに雪いと白う降れ〈り〉/伊勢 9」
(2)動作・作用が引き続いて行われている意を表す。…ている。…てある。
「立て〈る〉人どもは、装束の清らなること物にも似ず/竹取」「梅の花それとも見えず久方の天霧(あまぎ)る雪のなべて降れ〈れ〉ば/古今(冬)」
(3)動作・作用が完了したことを表す。…た。…てしまった。
「講師、むまのはなむけしにいでませ〈り〉/土左」「勅使、蔵人侍従宗基、目録もちて参れ〈り〉/増鏡(大内山)」
〔(1)この語の成立については、動詞の連用形にラ変動詞「あり」が熟合し、たとえば「降りあり」→「降れり」(furi+ari→fureri)のように変化してできたものとする説が一般に行われている。ただし、これには異説もある。(2)接続については、四段・サ変とも命令形に付くとする説もある。これは、上代特殊仮名遣いでは命令形相当のもの(甲類の仮名)に付いていることに基づくものである。もっとも、甲類の仮名に付くのは、連用形語尾の i と「あり」の頭音 a との結合によったために生じたもので、直接に命令形という活用形の機能にかかわりをもつものではないと考えられている。(3)上代には、カ行上一段・カ行変格活用の動詞に付いた例も見られる(動詞の形は「け」の甲類の仮名が用いられており、これも連用形語尾「き」と「あり」との結合の結果とみられる)。「我が旅は久しくあらしこの我(あ)が着(け)〈る〉妹が衣の垢(あか)付く見れば/万葉 3667」「見まく欲り思ふ間に玉梓の使ひの来(け)〈れ〉ば/万 3957」(4)院政時代以降、下二段活用の動詞に付いた例も見られる。「我れ前の夫、大臣を恋ふるに依りて歎き愁へ〈る〉なり/今昔 2」(5)この語とほぼ同じような意味を表す助動詞に「たり」があるが、中古以降、接続の自由な「たり」の方がしだいに多く用いられるようになり、中世以後、終止・連体形以外には、「り」はほとんど用いられなくなっていった〕
り 【▽人】
(接尾)
助数詞。和語の数詞に付いて、人を数えるのに用いる。
「ひと―」「ふた―」
〔三人以上は「みたり」「よたり」などのように、「たり」を用いる。なお、「ふたり」も、「ふ」に「たり」の付いたものとする説もある〕
助数詞。和語の数詞に付いて、人を数えるのに用いる。
「ひと―」「ふた―」
〔三人以上は「みたり」「よたり」などのように、「たり」を用いる。なお、「ふたり」も、「ふ」に「たり」の付いたものとする説もある〕
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り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/29 01:21 UTC 版)
り、リは、日本語の音節のひとつであり、仮名のひとつである。[続きの解説]
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