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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

さすらい さすらひ 0 【〈流離〉】

さすらうこと。流浪(るろう)漂泊
「―の旅に出る」「―の身」「―人(びと)

りゅうり りう― 1 【流離】

(名)スル

故郷を出て他の土地さまよい歩くこと。流浪
貴種(きしゆ)―譚(たん)」「温は―して揚州に往つてゐた/魚玄機鴎外)」



日本語活用形辞書

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流離い

読み方:さすらい

ワ行五段活用動詞流離う」の連用形、あるいは連用形名詞したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


映画情報

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さすらい

原題:
製作国:日本
製作年:1962
配給:日活
スタッフ
監督:野口博志 ノグチヒロシ
原案:西田一夫 ニシダカズオ
脚本:小川英 
企画:浅田健三 アサダケンゾウ
撮影:松橋梅夫 マツハシウメオ
音楽:山本直純 ヤマモトナオズミ
美術:大鶴泰弘 オオツルヤスヒロ
編集:辻井正則 ツジイマサノリ
録音:福島信雅 フクシマノブマサ
スクリプター:斎藤耕一 サイトウコウイチ
照明:森年男 モリトシオ
キャスト(役名
小林旭 コバヤシアキラ (佐竹正二)
松原智恵子 マツバラチエコ (若原美也子)
平田大三郎 ヒラタダイザブロウ (石堂孝次)
沢本忠雄 サワモトタダオ (津川浩)
佐々木孝丸 ササキタカマル (黒木隆造)
高原駿雄 タカハラトシオ (寅吉)
南風夕子 ミナカゼユウコ (春美)
弘松三郎 ヒロマツサブロウ (広田
神戸瓢介  (友田
里実  (武)
和田悦子 ワダエツコ (克代)
荒井八重子 アライヤエコ (明子)
島村謙次 シマムラケンジ (源さん
水木京二 ミズキキョウジ水木京一 (六さん)
二本柳寛 ニホンヤナギヒロシ (笠松豪)
深江章喜 フカエショウキ (榎本
古田祥  (北川
木下雅弘 キノシタマサヒロ (サブ
雪丘恵介 ユキオカケイスケ (南条
鹿島貞夫 カシマサダオ (ケン
菅井一郎 スガイイチロウ (江崎団長
上野山功一 ウエノヤマコウイチ (塚田信吾)
近江大介 オウミダイスケ (江崎サーカス口上役)
ハロルド・コンウェイ  (ウイリアム
緑川宏 ミドリカワヒロシ (刑事A)
峰三平 ミネサンペイ (刑事B)
山之辺潤一 ヤマノベジュンイチ (笠松組乾分A)
二階堂郁夫 ニカイドウイクオ (笠松組乾分B)
須田喜久代 スダキクヨ (静風荘番頭
平塚仁郎  (パロマボーイ
玉井謙介 タマイケンスケ (医者
本目雅昭  (黒木サーカス団員A)
志方稔  (黒木サーカス団員B)
今川英二 イマガワエイジ (黒木サーカス団員C)
後藤勝義  (黒木サーカス団員D)
林浩子 ハヤシヒロコ (女団員A)
橘田良江  (女団員B)
夏今日子 ナツキョウコ (女団員C)
本間節子 ホンマセツコ (女団員D)
解説
野獣の門」の小川英脚本執筆、「大平原の男」の野口博志監督した歌謡メロドラマ撮影は「機動捜査班 暴力」の松橋梅夫
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
薄暮東京港精悍そうなマドロスがポケット・モンキーを肩に、ボロ貨物船から下りた。彼−−佐竹正二は三年前まで江崎サーカス空中ブランコ乗りだったが、コンビ塚田曲芸中に墜落死をとげたのを自分責任としてサーカス稼業をやめ、貨物船で働いているのであった。上陸第一夜、彼はキャバレー・パロマの笠松社長用心棒になってくれと口説かれた。笠原貸金取り立て黒木サーカスへ出かけた正二が、監視役を買って出て黒木サーカス寝泊りする気になったのは、亡き塚田恋人美也子がそこで働いていたからである。そんなとき、空中ブランコ花形で美也子に恋する津川浩が大ケガをした。正二の得意の早射ちも、呼びものを失ったサーカス人気挽回することはできなかった。石堂というブランコ乗り雇われた日、小屋裏手からあがった怪火黒木サーカス大打撃与えた。正二は見えない敵に戦意を燃やした。やがて、それは乗ッ取りたくらむ笠松仕業と知った正二は、彼と手を切って黒木サーカス再建につとめた。恩人江崎団長からテント借りた正二は、美也子や浩を相手空中ブランコ妙技を見せて、大喝采を浴びた。自分敵意を抱く石堂との技くらべにも、正二は凱歌をあげた。かくて、黒木サーカスは、昔日人気をとり戻すことができた。海外公演プロモーターであるウィリアム注文で、ヘリコプター取りつけたブランコ曲技テスト当日笠松は美也子と浩の搭乗機に時限爆弾仕掛けたが、正二の決死活躍爆弾海上投下され、初のヘリコプターブランコは成功をおさめた。黒木サーカス鹿島だちの日、前非悔い石堂が正二に、笠松秘密を告げた。塚田の死は笠松江崎サーカス乗っ取りのために仕組んだ大芝居で、その手先が石堂だったという。正二の疑い晴れた。黒木一座を乗せた汽船岸壁離れた。正二は美也子と浩の倖せ祈りながら、ポケット・モンキーを肩に夕闇港町を去って行った。


物語要素事典

物語要素事典物語要素事典

さすらい

★1.一箇所にとどまれず、諸方さすらう人。

男はつらいよ山田洋次)  車寅次郎十六歳家出して、二十年ぶりに故郷葛飾柴又戻り叔父夫婦経営する団子屋「とらや」の二階に厄介になる。しかし彼は柴又の町に落ち着くことなく、異母さくらに心配をかけつつも、テキヤ稼業をして旅から旅へのフーテン暮らし続ける。

カインの末裔有島武郎)  広岡右衛門は妻と赤ん坊痩せ馬連れて北海道羊蹄山麓の松川農場へやって来る。彼は農場で働くが、粗暴村人との争いが絶えず、小作料納めない。婦女暴行事件犯人とも見なされる一年余りのうちに彼は赤ん坊と馬を失い、の中、妻と二人でまたどこへともなく去って行く〔*タイトルは、→〔さすらい〕2の『創世記』第4章の、カイン物語にもとづく〕。

子をつれて葛西善蔵)  小説家小田家賃を四ヵ月滞納し、「八月十日限りで立ち退け」と要求される。妻は次女連れ実家金策に行ったきり、連絡がない。八月十一日の夜八時前に小田家財道具持ち尋常二年の長男と七歳の長女連れて家を出るバーで酒を飲み十一近くに、行くあてもないまま電車乗る

ティファニーで朝食をカポーティ)  ホリー・ゴライトリーの名刺アドレスには「トラヴェリング旅行中)」と記してある。彼女は十九歳の頃、ニューヨ-クのアパート小説家の「私」と知り合うが、彼女には他にも多くの男友達がいる。彼女は麻薬密輸組織との関わり疑い逮捕され、流産し、保釈中の身でありながらブラジルへ、次いでアフリカ旅立つ。彼女がニューヨ-クで飼っていたは、一軒の家に拾われ、安住の地を得る。

裸の大将堀川弘通)  八幡学園教育を受けた山下清は、貼り絵すぐれた才能発揮したが、二十歳の頃学園から脱走した。徴兵検査が恐かったからである。彼は浴衣姿でリュック背負い、汽車線路を歩いた。方々の家で握り飯をもらい、各地放浪した。さいわい彼は兵役免除され、貼り絵は高い評価を受けて、後には「日本ゴッホ」と称されるまでになった。しかし名声はかえって煩わしく、彼は気ままな放浪を好んだ。

★2.神や悪魔呪いを受けたために、永遠にさすらいを続けねばならない人。

さまよえるオランダ人ワーグナー)第2幕  さまよえるオランダ人悪魔呪いを受け、海を果てしなくさすらう運命となる。七年一度上陸し、その時永遠の愛を誓う乙女を得ることができれば彼は救われるが、さもなければ、彼は死ぬこともできず漂泊続けねばならない

さまよえる猶太人芥川龍之介)  刑場歩むイエス罵り打擲したユダヤ人が、イエス呪いを受けて、最後の審判の日まで永遠に諸国さすらう運命となる。彼は日本へも来たらしく、平戸から九州本土へ渡る船の中で、フランシス・ザヴィエルと出会い問答を交わしたことがあった。

創世記第4章  カインアベル殺したことを知った主(しゅ)は、殺人者カインに「今、お前は呪われる者となった。お前は地上さまよいさすらう者となる」と宣告する。しかし、さすらいのカイン出会う者が彼を打ち殺すことのないように、主はカイン一つのしるしをつけた〔*額にしるしをつけたのであろう、と一般に解されている〕。

★3.さすらいの旅人が、立ち寄った土地悪人たちを退治して、去って行く。

シェーンスティーヴンス)  先住牧場主ライカー一味が、開拓農民追い払おうとして、いやがらせをする。流れ者シェーンが、農民たちのリーダーであるジョーとその妻マリアン息子ジョーイの住む家に立ち寄り、彼らを助けて、ライカー一味対決する。マリアンシェーンにほのかな思い寄せ、それに気づいたジョーは、一人でライカーたちと戦って死ぬ覚悟をする。シェーンジョー殴り倒して、ライカー一味の待つ酒場行き銃撃戦の末に彼らを殺して、どこへともなく去って行く。

用心棒黒澤明)  清兵衛一家丑寅一家縄張り争いで、宿場町人々は困り果てていた。そこへ、どこからともなく旅の浪人がやって来る。彼は名を問われ、眼前桑畑見て桑畑三十郎。もうすぐ四十郎だがな」と答える。浪人は、自分用心棒として清兵衛一家丑寅一家双方売り込みつつ、彼らの争いをあおり、自らも何人かを斬って、両一家壊滅させる。最後に強敵丑寅一家の卯之助を倒し、「これで宿場静かになる」と、居酒屋親爺に言い残して、立ち去る

*→〔貴種流離〕に関連記事



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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/02/05 14:19 UTC 版)

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