三省堂 大辞林 |
ことわり 0 4 【断り(断わり)】
「―の手紙を受け取る」
(2)あらかじめ理由を述べること。予告。
「―なしに欠勤する」
(3)いいわけ。また、謝罪。
「いみじう―して聞ゆとも、いと著(しる)かるべいわざぞ/源氏(宿木)」
(4)判断。決断。
「そのうへ非常の―は人主専らにせよといふ文あり/保元(中・古活字本)」
→理(ことわり)
ことわり 0 4 【▽理】
(1)もっともな事。道理。条理。
「―を説く」
(2)理由。わけ。
「その―を、あらはにえ承り給はねば/源氏(須磨)」
(3)理論。理屈。
「この―を聞き果てむ/源氏(帚木)」
(4)格式・礼儀にかなっていること。
「有司(つかさつかさ)、―を以て収め葬る/日本書紀(敏達訓)」
(1)当然であるさま。もっともであるさま。
「とはせ給はぬも―に思ひ給へながら/源氏(須磨)」
(2)もちろんであるさま。いうまでもないさま。
「法師は―、男も女も、くるくるとやすらかに読みたるこそ/枕草子 158」
→断(ことわ)り
» (成句)理過ぎて
» (成句)理せめて
» (成句)理無し
日本語活用形辞書 |
ことわりと同じ種類の言葉
「ことわり」の用例一覧
七小町 (Wikisource)
崎検校 。 蒔かなくに、何を種とて浮草の、浪の 畝々 《 うねうね 》 生ひ 茂 《 しげ 》 るらん。草子洗ひも名にしおふ、その 深草 《 ふかくさ 》 の少将が、 百夜 《 ももよ 》 通ひも 理 《 ことわり...
ja.wikisource.org/wiki/七小町
坂本龍馬 手紙 慶応三年五月二十八日 お龍あて (青空文庫)
ましくやり付しにより、もふ/\紀州も今朝ハたまらんことになり候ものと相見へ、 薩州 ( サツシウ ) へ、たのみニ行て、どふでもしてことわりをしてくれよとのことのよし。薩州よりわ 彼 ( (かの) ) イロハ丸の船代、又そ...
www.aozora.gr.jp/cards/000908/files/51924_40077.html
樋口一葉 すゞろごと (青空文庫)
より 打 ( うち ) しきりぬ。人の聞かせしやうに 細 ( こま ) やかなる声はあらねど、 唯 ( たゞ ) ものゝ哀れにて、げに恋する人の我れに聞かすなと言ひけんも 道理 ( ことわり ) ぞか...
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