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株式の投資基準とされるROSとは

 

株式の投資基準とされるROS(Rate of Sales)とは、企業の売上高の経常利益の割合をパーセンテージで表したものです。ROSは、売上高経常利益率、売上高利益率などともいいます。

ROSは、次の計算式で求めることができます。

ROS=経常利益÷売上高×100

ROSは、企業の収益力を判断するための指標として用いられています。ROSは、同業他社のROSの値と比較することで株価の割安、割高を判断することができます。

ROSは、企業の決算短信などから算出することができます。なお、ROSで用いる経常利益と売上高は、個別業績予想を用います。



企業の発表する個別業績予想の経常利益と売上高が上の図のようになっている場合、ROSは次の計算式で求めることができます。

ROS=20400百万円÷31900百万円×100≒63.95%

次の表は、2012年6月現在の日経平均株価(日経225)採用銘柄のうちROSが20%以上の銘柄の一覧です。

コード銘柄ROS
2002日清粉G63.95%
3086Jフロント88.39%
8253クレセゾン20.15%
8308りそなHD96.71%
8355静岡銀36.16%
8628松井証45.00%
8766東京海上86.00%
9022JR東海21.68%
9432NTT63.51%
9735セコム21.40%

(2012年06月28日更新)



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