徳冨蘆花 記念施設

徳冨蘆花

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 04:13 UTC 版)

記念施設

徳冨蘆花文学碑(神奈川県逗子市蘆花記念公園)
  • 水俣市 - 生地である熊本県水俣市では、1983年に水俣市立蘇峰記念館が設立され、蘇峰・蘆花の遺品や資料が展示されている。また蘇峰・蘆花の生家[14]が1972年に水俣市の文化財に指定され、熊本県内最古の町家建築として、1994年から公開されている。また熊本市には「徳冨記念園」もある[15]
  • 逗子市 - 蘆花が4年間滞在して「不如帰」などの作品を書き上げた逗子市では、蘆花や国木田独歩の住んだ柳家跡地に「蘆花独歩ゆかりの地」碑が1961年に建てられた[16]。これにほど近い桜山には、1984年に「蘆花記念公園」が設けられ、この中の「郷土資料館」には蘆花や蘇峰に関する資料も展示されている。公園の前庭には「徳富蘆花文学碑」が立ち、郷土資料館に入る道筋は「自然と人生」を抜粋した立札が並んでいる。逗子海岸西端の披露山ふもとにある高養寺は「不如帰」のヒロイン浪子にちなんで「浪子不動」とも呼ばれ[17]、高養寺眼前の海中には1933年に「不如帰の碑」が建てられている[18]
  • 原宿 - 1900年から1905年に居住した住居跡地に、2005年に渋谷区教育委員会により住居跡碑が建立された。
  • 粕谷 - 蘆花が晩年を過ごした粕谷(東京都世田谷区)には、1936年に夫人により旧邸宅等が東京市に寄贈され、1938年に「都立蘆花恒春園」として整備され、開放されている。公園内には夫妻の墓や、遺品や『不如帰』単行本口絵として描かれた黒田清輝『浪子像』などを展示した蘆花記念館も公開されている。蘆花の名前は、京王電鉄京王線芦花公園駅や、世田谷区立芦花小学校世田谷区立芦花中学校などにも残っている。
  • 伊香保温泉 - 蘆花がしばしば逗留し、終焉の地ともなった伊香保温泉(渋川市)には、「徳冨蘆花記念文学館」が設立され、関連資料が展示されている。
  • 旭川市 - 蘆花の小説「寄生木」の舞台となった旭川市では春光台公園に「蘆花寄生木ゆかりの地」の碑が建てられている。

  1. ^ a b 『日本の近代小説』岩波書店 1954年
  2. ^ 『近代文學回想集 日本近代文学大系60』角川書店 1973年(田山花袋「近代の小説」和田謹吾注))
  3. ^ a b c 木村毅『明治文学を語る』恒文社 1982年
  4. ^ 『順礼紀行』で蘆花がトルストイを訪れた時の会話に「行々は少なくも半農の生活をする心算に候」とある。(『近代文學回想集 日本近代文学大系60』角川書店 1973年(田山花袋「近代の小説」和田謹吾注))
  5. ^ a b c d e f 関口安義恒藤恭と芥川龍之介 : 蘆花「謀叛論」を介在として」『大阪市立大学史紀要』第3号、大阪市立大学大学史資料室、2010年10月、40-55頁、doi:10.24544/ocu.20171208-078ISSN 1884-3522NAID 110007811383 
  6. ^ 『謀叛論(草稿)』:新字新仮名 - 青空文庫
  7. ^ a b 佐藤嗣男「蘆花講演『謀叛論』考」『明治大学人文科学研究所紀要』第42号、明治大学人文科学研究所、1997年12月、249-279頁、ISSN 05433894NAID 40003635152 
  8. ^ 『みみずのたはこと』岩波文庫 1977年(中野好夫「解説」)
  9. ^ 原田愛子「蘆花と共に-私の歩んだ道」(『明治文學全集42 徳富蘆花集』)
  10. ^ 矢野鶴子「叔父と私」(『明治文學全集42 徳富蘆花集』月報16)
  11. ^ 村松剛解説(『巡礼紀行』中公文庫 1989年)
  12. ^ 沖野岩三郎「解説」(『黒潮』岩波文庫 1952年)
  13. ^ 神崎清「解題」(『明治文學全集42 徳富蘆花集』)
  14. ^ 徳富蘇峰・蘆花生家 熊本県HP”. 2013年11月26日閲覧。
  15. ^ 徳富記念園・熊本市HP”. 2013年11月25日閲覧。
  16. ^ 逗子市立図書館報「季刊マーメイド 柳屋旅館訪問記」2013年8月1日号
  17. ^ 逗子市観光協会「逗子のお寺」
  18. ^ 逗子市観光協会「逗子の文学碑」






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