徳円寺 (徳島県佐那河内村)とは? わかりやすく解説

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徳円寺 (徳島県佐那河内村)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 03:20 UTC 版)

徳円寺 とくえんじ
所在地 徳島県名東郡佐那河内村下壁ヶ岳1
位置 北緯33度57分28秒 東経134度27分24.4秒 / 北緯33.95778度 東経134.456778度 / 33.95778; 134.456778座標: 北緯33度57分28秒 東経134度27分24.4秒 / 北緯33.95778度 東経134.456778度 / 33.95778; 134.456778
山号 仏現山
院号 石南院
宗派 浄土宗
創建年 文政年間(1818年 - 1829年
開基 徳円上人
正式名 仏現山徳円寺
法人番号 5480005001445
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徳円寺(とくえんじ)は、徳島県名東郡佐那河内村にある浄土宗の寺院。石楠花の寺として有名。東山渓県立自然公園に指定。

歴史

文政年間(1818年 - 1829年)に浄智寺の末寺として徳円上人により開山された[1]

徳円は1816年文化13年)に阿波国に流化し、鳴門市阿南市伊島のそとば嶽、吉野川市高越山の天狗嶽で修業を行った後、佐那河内の嵯峨の地を終焉の場所と定めたと云われている[2]。阿波に徳円寺の位置は、密教系の寺院でないかと思わせる程、険しく狭い谷にある[2]。寺院は嵯峨川の上流海抜700mの場所にある[2]

1824年文政7年)に信者が協力して寺院を建立した[2]

徳円寺の石楠花

徳円寺は、石楠花の寺として知られており、俗に壁ヶ嶽と呼ばれている境内、前面の断崖、峭壁に、数百本の自生する石楠花が咲き、樹齢120年を越えるものも多い。4月末から5月初めに2~3mの樹上いっぱいに桃色の花が咲く光景はあでやかである[2]

交通

脚注

  1. ^ 2000年,平凡社『徳島県の地名』
  2. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603

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