ゆうすい‐ち〔イウスイ‐〕【遊水池/遊水地】
遊水池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 05:28 UTC 版)
遊水池(ゆうすいち)とは、洪水時の河川の流水を一時的に貯留させる土地のことである。遊水地と表記する場合もあるが、治水機能を表す場合は池を、土地そのものの場所や土地利用を表す場合は地を用いる傾向にある(河川法上の記載は遊水地)。下流の水害を軽減する目的で河川に設置される。土地開発などを通じて設置される小型の調整池とは別物である。設置にあたっては平野部に大面積の土地を確保する必要があることから、土地利用が進んだ日本国内では設置が困難な場合も多い。
- ^ “中国洪水危機…ダム緊急放流で下流の村が水没…“遊水地”に20万人居住”. FNN (2020年7月24日). 2020年7月23日閲覧。
- ^ 遊水地利活用事例 国土交通省
- ^ 遊水地事業における湛水権原の確保手法 上野遊水地から考える
- ^ 地役権について
- 1 遊水池とは
- 2 遊水池の概要
- 3 遊水池設置に向けた動き
- 4 関連項目
遊水池
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 08:03 UTC 版)
遊水池の持つ機能は、ダムと同じく洪水調整量を負担することである。多くの場合、遊水池に面する河川堤防は他より低く建設され、洪水時には堤防を越えた河水が遊水池に流入する。下流の洪水流が十分流下しきった時点で、遊水池に貯留した河水が河川に戻されることとなる。遊水池の中には、平時は水田や公園等として使用されるが、洪水時には遊水池となるよう設定されたものもある。これを特に遊水地と呼ぶこともある。詳細は「遊水池」を参照
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