遊水地内の土地利用の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 22:59 UTC 版)
中華人民共和国安徽省にある王家ダムでは、下流に約180キロ㎡に及ぶ広大な遊水地が設定されている。遊水地内では通常時で約20万人が暮らし、比較的高度な土地利用がされているが、いったん淮河の水位が上昇すると避難を強いられることとなる。2020年7月には、長雨による増水のため住民の避難が行われた後、同月20日、13年ぶりに水門を開けられ遊水地への湛水が行われた。日本の遊水地は、高い頻度で氾濫原となるため高度な土地利用が難しく、放置されたままアシや雑木が繁る草原になる場合がほとんどである。人が近寄らない環境となることから、多数の貴重な動植物が住み着き、新たな自然環境が出現することもある。
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