地階
ち‐かい【地階】
地階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/24 01:36 UTC 版)
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地階(ちかい)は、建物の階の呼称。
地下施設における地階
日本の建築基準法上は床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの3分の1以上あるものを地階、それに当てはまらないものを半地下としている[1]。
つまり、最大で天井高の2/3までなら地上に出てもかまわない。したがって、窓やドアを設置したり、ピロティ状の開放空間とすることも可能である。また、完全に地盤面より下にあっても、周辺の地盤を掘り下げドライエリア(空堀)を通じて外気に開放することもできる。
地階は上から順に地下1階(B1)・地下2階(B2)〜、地上階(地階でない階)は下から順に1階(1F)・2階(2F)〜と呼ばれる。
地階は、床面積の1/3まで、容積率の算出から除外できる。たとえば、容積率200%の場合、(各階の床面積を同じとして)地上2階・地下1階の建物を建てることができる。
建築基準法上、地階に居室をもうけるときは、防湿面から、規定の広さの開口部、換気設備、湿度調整設備のいずれかが必要である。また、壁に防水構造も必要である。
出典
- ^ “第7章 総合治水対策の計画”. 目黒区. 2020年7月7日閲覧。
関連項目
地階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 07:23 UTC 版)
グラウンドフロア(Ground Floor) センターホール(Center Hall、地階 1) 中央ホール。レジデンス地階の中心を東西に貫く幅約5m、全長約49mのホールで形状は廊下。天井はアーチ状になっている。ホールの東端はイーストウイングの来訪者ロビーに通じ、西端にはウエストウィング柱廊の一部を成すパームルーム (Palm Room) につながる。 ディプロマティック レセプションルーム(Diplomatic Reception Room、地階 2) 外交官応接室。南庭からの入り口で、信任状捧呈式に臨む各国大使の到着口として使用される。フランクリン・ルーズベルト大統領は、この部屋の暖炉の前から「炉辺雑談 (Fireside chats)」と呼ばれる定期的なラジオ談話を行った。 マップルーム(Map Room、地階 3) 第28代大統領ウィルソンや第30代大統領クーリッジの頃は、ビリヤード台が置かれた娯楽室だったが、第二次世界大戦中、フランクリン・ルーズベルト大統領はこれを戦況報告室として使用し、各戦線の状況を表示させる地図を掲示させていたことからマップルームと呼ばれるようになった。現在は大統領やファーストレディの個人的なミーティングに使用されている。 チャイナルーム(China Room、地階 4) ここでのチャイナとは中国では無く、磁器の食器のことで、外国元首とのディナーに使われる高級磁器の食器を保管しているホワイトハウスの食器室である。ウィルソン大統領のイーディス夫人が歴代大統領の磁器食器のコレクションを展示したことからチャイナルームと呼ばれるようになった。全体に赤い色調が特徴的なこの部屋には、歴代大統領時代の磁器が年代順に展示されている。 バーメイルルーム(Vermeil Room、地階 5) 1956年にマーガレット・トンプソン・ビドル夫人が残したバーメイル(英語版)(金めっきした銀)のコレクションを展示したことからこう呼ばれるようになった。また黄色を基調とした装飾から「ゴールデンルーム (The Gold Room)』と呼ばれることもある。エレノア・ルーズベルト、ジャクリーン・ケネディ、レディーバード・ジョンソン、パトリシア・ニクソン、ナンシー・レーガンの各ファーストレディの肖像画が展示されている。現在は式典などで女性の控え室として使用されている。 キッチン(Kitchen、地階 6) 厨房。大統領と家族の食事の他、ホワイトハウス公式晩餐会の料理も調理しており、常勤料理人5名(うちパティシエ1名)と約20名のパートタイムのスタッフが働いている。軽食からフルコースのディナーまで作り、ディナー140人分、オードブルなら1000名分以上を提供することができる。 ホワイトハウス キューレーターズ オフィス(White House Curator’s Office、地階 7) ホワイトハウス学芸員室。第35代大統領夫人ジャクリーン・ケネディが、1961年ホワイトハウスを歴史博物館とすることを訴えたことで設置された。ホワイトハウス学芸員は、ホワイトハウスが所蔵する1万4000件以上の歴史的価値のある調度品や美術品を管理・修復している。 ライブラリー(Library、地階 8) 書斎。元々洗濯部屋として使われていたこの部屋は、セオドア・ルーズベルト大統領による改修でポーカールームに改装され、さらにフランクリン・ルーズベルトのときに書斎に改装された。1973年3月、主要国首脳会議の起こりとなった「ライブラリー・グループ」4か国(アメリカ合衆国・イギリス・西ドイツ・フランス)の最初の会合がここで持たれた。第39代大統領カーターは、ルーズベルトの「炉辺雑談」にならって、毎週のラジオ談話をこの部屋から行った。 クリニック(Clinic、地階 9) 医務室。大統領とその家族やホワイトハウス職員のための診療所で、医療設備を完備した診察室と検査室からなる。 ドクターズオフィス(Doctor’s Office、地階 10) 常勤医師オフィス。 ディプロマティック レセプションルーム地階 2 マップルーム地階 3 バーメイルルーム 地階 5 ライブラリー地階 8
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