デフォッガーとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > デフォッガーの意味・解説 

デフォッガー【defogger】

読み方:でふぉっがー

冬期自動車など窓ガラス水蒸気で曇るのを防ぐ装置ヒーター熱気当てるもの、ガラス電気ヒーター鋳込んだものなどがある。デミスター。→デフロスター


デフォッガー

英語 defoggerdemister

自動車のウインドウガラスの内側発生した曇り(結露)、また外側の氷や温風熱線の熱で除去する装置フロントサイドのウインドウガラスにはヒーターからの温風利用し、リヤウインドウガラスには熱線使用するのが一般的である。リヤウインドウ等間隔熱線配置し手動スイッチオンし、オフするもの、また15分程度タイマー自動的にオフするもの、さらにオン・オフ繰り返すものなどがある。リヤ熱線は消電力消費量300~500Wと大きく発電機負荷大きくなるが、迅速な曇り除去が可能である。

参照 デフロスター
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

デフォッガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/25 08:13 UTC 版)

リアウィンドウ熱線デフォッガー(ダッジ
高級車のサイドウィンドウ熱線デフォッガー(ロールス・ロイス

デフォッガー (Defogger) とは、自動車においてガラスの結露や凍結を取り除くための装備である。デフロスター (Defroster) と呼ばれることもある。

概要

デフォッガーには大きく分けてカーエアコンの除湿・温風機能を利用して結露を取り除くものと、電熱線を用いて結露を取り除く熱線デフォッガーに大別される。前者は主にフロントウインドウやサイドウインドウに用いられ、後者はリアウインドウやサイドミラーに用いられることが一般的である。

雨天や梅雨時期など高温多湿の時期に発生した曇りはカーエアコンの冷房機能を利用して除去することが一般的であるが、コンプレッサーの故障などにより冷房機能が利用できない場合には曇り取りが行えなくなる。自動車にクーラーが装備されていなかった時代には、ベンチレーターなどの外気導入を活用して車の内外の湿度差を無くすことで曇りの発生を抑えることや、雑巾などで曇りを拭き取る作業が行われたが、今日の高速・複雑化した日本の自動車環境においてはクーラー機能の故障は快適性の喪失以上に、その車両の安全な運行を実現する上で大きなマイナス要因となりうる。

寒冷地に置いてはなどによる窓の凍結を除去するためにカーエアコンの暖房機能を用いることが一般的であり、熱線デフォッガーも特別に出力が強化されたデフロスターとされた寒冷地仕様が販売されることも多い。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「デフォッガー」の関連用語

デフォッガーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



デフォッガーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのデフォッガー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS