W/WXシリーズ
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「ソニー サイバーショットシリーズ」の記事における「W/WXシリーズ」の解説
2004年から展開が始まった光学式ファインダーを搭載したカメラ機能を重視したシリーズ。当初はローエンドモデル中心の展開でバッテリーの持続時間等を中心にアピールしていたが、2007年頃より上位機種も登場し(コニカミノルタの事業売却の影響と思われる)、2008年モデルからはTシリーズに引けをとらない機能を備えている。 DSC-W1(2004年5月21日発売) - 有効510万画素。液晶は2.5型。 DSC-W5(2005年3月11日発売) - 有効510万画素で32MBの内蔵メモリーを搭載。液晶は2.5型。 DSC-W7(2005年3月18日発売) - 有効720万画素で32MBの内蔵メモリーを搭載。液晶は2.5型。 DSC-W30(2006年3月10日発売) - DSC-W5/DSC-W7の後継。 DSC-W50(2006年9月8日発売) - DSC-W30の後継。 DSC-W35(2007年3月9日発売) - 当時の最廉価モデル。 DSC-W80(2007年4月20日発売) - DSC-W50の後継。Wシリーズ初の光学手ブレ補正機構を備え、有効画素数が600万画素から720万画素になった。 DSC-W120(2008年3月7日発売) - DSC-W80の後継。Wシリーズ初のスマイルシャッター搭載モデル。 DSC-W170(2008年4月11日発売) - ソニーのデジタルカメラでは初となるライカ判相当広角28mmレンズを採用しているモデル。スマイルシャッターやおまかせシーン認識等、2008年5月時点でWシリーズの中で最も機能が充実しているモデル。レンズは非球面レンズ3枚とEDレンズ1枚を含む7群9枚、5〜25mmF3.3〜5.2。 DSC-W110(2008年5月16日発売) - DSC-W35の後継。スマイルシャッター搭載、手ぶれ補正非搭載。 DSC-W150(日本未発売) DSC-W200(2007年6月1日発売) - 当時世界初となる有効1210万画素の1/1.7型CCDを搭載している。さらに高い描写力を誇るカール・ツァイスレンズと、高性能画像処理エンジン「BIONZ」で高い解像力や豊かな階調表現などを出す。 DSC-W300(2008年5月16日発売) - DSC-W200の後継。再び世界初となる有効1360万画素の1/1.7型CCDを搭載し、スマイルシャッター・おまかせシーン認識などの機能もDSC-W170並みに拡大された。 DSC-W220(2009年3月13日発売) - DSC-W120の日本での後継。画素数が1,210万画素になったが、DSC-W270とちがい、HDムービー、おまかせオート、選択顔記憶、スマイルシャッターボタン、シーン認識中のスマイルシャッターといった新機能は搭載されない。この機種から光学ファインダーも搭載されなくなった。海外での型番DSC-W230。 DSC-W230(日本未発売) - DSC-W120の海外での後継。DSC-W220の液晶が3インチ化したもの。 DSC-W270(2009年3月13日発売) - DSC-W170の日本での後継。画素数が1,210万画素になり、720pのHDムービーが撮れるようになった。また、おまかせオート、選択顔記憶、スマイルシャッターボタン、シーン認識中のスマイルシャッターといった新機能も追加された。DSC-W220と同じく光学ファインダーは搭載されない。海外での型番DSC-W290。 DSC-W290(日本未発売) - DSC-W170の海外での後継。DSC-W270の液晶が3インチ化したもの。 DSC-WX1(2009年9月18日発売) - TX1同様、裏面照射型CMOS・Exmor Rを採用、パーティーショットにも対応。レンズにαでも使われるGレンズを採用した。非球面レンズ5枚を含む5群6枚、4.25〜21.25mmF2.4〜5.9。 DSC-W350(2010年2月5日発売) - 非球面レンズ3枚を含む5群6枚バリオテッサー4.7-18.8mmF2.7〜5.7を採用。SD/SDHCカード対応。 DSC-W320(2010年2月5日発売) - DSC-W350からHD720p撮影、スイングパノラマ、カメラ内レタッチ機能、光学式手ぶれ補正を省略したモデル。 DSC-W380(2010年2月5日発売) - DSC-W350に非球面レンズ5枚を含む5群6枚4.25-21.25mmF2.4〜5.9のGレンズを採用。SD/SDHCカード対応。 DSC-W350D(2010年4月23日発売) - DSC-W350に特別デザインとラインストーンを施したもの。マリンパック非対応。 DSC-WX5(2010年8月7日発売) - DSC-WX1の後継。Wシリーズで初めてAVCHDのフルハイビジョン撮影(ステレオ録音)に対応。同時発売のDSC-TX9同様Exmor Rが1220万画素にアップ、3Dスイングパノラマとスイングマルチアングル撮影対応、本体にミニHDMI端子を搭載。「プレミアムおまかせオート」「背景ぼかしモード」「美肌モード」もTX9同様搭載された。TransferJetにも別途オプションで対応する。レンズはDSC-WX1同様光学5倍のGレンズ。SD/SDHC/SDXCカードにも対応。 DSC-W570,570D,530(2011年2月10日発売) - W3x0の後継。レンズは570と570Dが光学4倍、530は3.8倍のカールツァイス バリオ・テッサー。動画撮影機能は570が720pまで、530はVGAとなる。570Dは、570にラインストーンによる装飾を施したモデル。570/Dは新型パーティショットにも対応する。 DSC-WX10(2011年3月4日発売) - DSC-WX5の後継。Exmor Rの画素数が1620万画素に引き上げられた。TX100V同様3D静止画機能も搭載。また、オートフォーカス時の合焦速度が最速0.1秒に引き上げられている。さらに、HX5V/H55に搭載されていた動画撮影時の手ぶれ補正機能であるアクティブモードも搭載した。マニュアル露出にも対応。動画撮影はフルハイビジョン60iのAVCHD。レンズは光学7倍のGレンズ。 DSC-WX7(2011年2月10日発売) - WX10の兄弟機。WX10と比べてアクティブモード、マニュアル露出が割愛。また、AF合焦速度が違う。レンズは、光学5倍のカールツァイス バリオ・テッサー。 DSC-WX30(2011年9月3日発売) - W/WXシリーズで初めて感圧式タッチパネルを採用。レンズは、光学5倍のカールツァイス バリオ・テッサー。TX55同様、光学10倍相当で撮れる全画素超解像技術を採用。動画撮影はフルハイビジョン60iのAVCHD。オプションのパーティショット向け新機能として、二回拍手をするとその方向にカメラが向いて撮影する「拍手でショット」、撮影後にカメラがくるっと180度回ってプレビューを表示する「ぐるっとプレビュー」機能が追加されている。 DSC-W550(2011年9月9日発売) - W530の後継。同機と比べ、液晶モニターが3型に大型化された。それ以外の機能はW530に準ずる。 DSC-W610/630(2012年2月3日発売) - W5x0の後継。610と630の違いは、630は光学式手ぶれ補正を搭載し、動画の手ぶれ防止機能であるアクティブモードも搭載する。また、光学ズームレンズが630はカールツァイスバリオテッサーの5倍なのに対し610はソニーのオリジナルレンズで4倍になっている。更に、動画撮影が630は720pまで対応なのに対し、610はVGAまでという違いもある。 DSC-WX50(2012年1月20日発売) - WX7の後継。Exmor Rは前モデルと同じ画素数だが、高感度ノイズが1/6に低減された。最高感度もISO12800に上げられている。全画素超解像技術と動画の手ぶれ防止機能であるアクティブモードを搭載する。 DSC-WX70(2012年2月17日発売) - 1月に発売されたWX50の上位機。WX50と比べて、液晶がタッチパネル式の3型エクストラファインになることの違いがある。それ以外の機能はほぼはWX50に準拠する。 DSC-WX100(2012年3月16日発売) - 光学10倍ズームのGレンズを搭載しながら厚みを21.6ミリに抑えている。Exmor Rは1820万画素になり、プレミアムおまかせオートで最大ISO12800までの撮影に対応した。動画撮影時の手ぶれ補正はアクティブモードに加え、電子式手ぶれ補正の併用が可能になった。フルハイビジョン60i・AVCHD撮影にも対応。 DSC-WX170(2012年8月3日発売) - WX100の後継。同機種よりも5g軽くなり、世界最小最軽量(10倍以上光学レンズ搭載機で)を引き継ぐ。同機と比較して液晶が3型エクストラファインのタッチパネル式になったが、同機に搭載されていたTransferJetオプション対応機能と3Dスイングパノラマ・3Dスイングマルチアングルは省かれた。それ以外の機能はほぼWX100に準拠する。 DSC-WX60(2013年1月25日発売) - WX50の後継。光学8倍のカールツァイスバリオテッサーを採用し、スイングパノラマが360度対応になった。また、動画とパノラマにもピクチャーエフェクトが可能になっている。肌をなめらかにしたり目を大きくしたり出来るビューティーエフェクトにも対応する。同社のブラビア等に今後搭載される「トリルミナスディスプレイ」に対応した広色域の「トリルミナスカラー」にも対応。 DSC-W730(2013年1月25日発売) - W630の後継。位置的にはWX60の下位モデル。同機と比べてセンサーがExmorRではなくCCDに、連写速度が1秒/枚にダウン、動画は720pまで、感度はISO3200までとなっている。それ以外の特徴はほぼWX60に準ずる。 DSC-WX200(2013年1月25日発売) - WX100の後継。光学式手ぶれ補正が進化し、ジャイロセンサーが液晶画面では気付きにくい手ぶれも補正、WX100と比べて4倍手ぶれに強くなった「新ピタッとズーム」を搭載。プレミアムおまかせオートは、暗い場所での被写体ブレに強いモードが追加されて計44パターンに増加。また、WXシリーズで初めてWi-Fiを搭載し、スマートフォンにPlayMemories Mobileを入れることで写真の転送やシャッター指示が可能。同日発売のWX60同様、「トリルミナスカラー」にも対応する。レンズは光学10倍(超解像併用で最大20倍)のGレンズ。 DSC-WX300(ホワイト・ブラック:2013年3月15日発売、レッド、ブラウン、ブルー:4月5日発売) - WX200の上位モデル。従来のWXシリーズより一回りサイズが大きい新ボディを採用。20倍以上の光学レンズ搭載機では世界最小・最軽量をうたう。レンズは光学20倍のGレンズ。HX30Vと比べ、20倍の最大ズーム時で約2倍手ぶれしにくくなった。AFの合焦速度も、最速0.14秒、望遠側でも0.17秒と約3.6倍に高速化。それ以外の機能はほぼWX200に準ずる。大容量のバッテリーを採用しているため、WX200と比較して電源持続時間が倍以上となっている。 DSC-WX350(2014年3月7日発売) - WX300の後継。画像処理エンジンがBIONZ Xになったことで画質が向上し、オートフレーミング機能にも対応した。NFCにも対応する。レンズ及びイメージセンサーはWX300に準ずる。 DSC-WX220(2014年3月7日発売) - WX200の後継。画像処理エンジンがBIONZ Xになったことで画質が向上し、オートフレーミング機能やロックオンAFにも対応した。NFCにも対応する。レンズ及びイメージセンサーはWX200に準ずる。WX500の発売と入れ替わりで生産中止となり、系列が途絶えた。 DSC-W810(2014年3月7日発売) - W730の後継。春モデルのHX/WXシリーズと異なりBIONZ Xは搭載せず、手ブレ補正は電子式のみの対応。 DSC-WX500(2015年6月5日発売) - WX350の上位モデル。光学30倍ズームレンズを搭載したモデルとして世界最小を謳うモデルで、RXシリーズのRX100系統に近いサイズになっている。レンズが、WX350ではGレンズだったのが光学30倍のカールツァイスバリオ・ゾナーT*になっている。液晶が180度チルトし、自分撮りが楽になった。これまでのWXシリーズでは撮影時の絞りとシャッタースピード設定はオートのみだったが、撮影者がパラメータを指定する「絞り優先」「シャッタースピード優先」「マニュアル露出」モードが選べるようになった。同時発表・発売のHX90V同様XAVC-Sに対応し、PlayMemories CameraAppsにも対応する。 DSC-W830(2017年10月13日発売) - W810の後継。同機と比べて、レンズがZEISS バリオ・テッサー8倍光学ズームレンズに変更になった。また、手ブレ補正も光学補正が追加になり、動画撮影時のアクティブモードも追加、撮影フォーマットもMP4に変更になった。 DSC-WX800(2018年11月9日発売) - WX500の後継かつ同日発売のWX700の上位機。同日発売のHX99同様、レンズにZEISS Vario-Sonnar T*24-720mmを搭載し、全画素読み出しによる高解像4K動画撮影が可能。HX99との違いは、ファインダーが無いこととそれに伴うタッチパッド機能の削除、RAW撮影及びグリップの有無。 DSC-WX700(2018年11月9日発売) - WX500の後継かつ同日発売のWX800の下位機。オンラインストア販売限定。WX800との違いは、液晶がタッチパネルではないこと。それ以外の特徴はWX800に準ずる。
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