BIP-バルディア警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 17:20 UTC 版)
「フライハイトフロンティア」の記事における「BIP-バルディア警察」の解説
本部長とその一部の部下は特殊捜査課に所属しており、通称「銀狼」と呼ばれている。いずれも相当な凄腕揃いで、バルディア中の犯罪者から恐怖の対象となっている。 ライ・ナイトスター BUNFの特殊部隊に所属する怜悧な女性。短刀使いで素早い身のこなしからの攻撃を得意とする。ロナード・ナイトスターとは従姉弟の関係にあり、幼少の頃からの付き合い。年が一つ上ということもあり、よくロナードをからかったり助けたりしている。ロナードも彼女の前では普段の冷静さを崩して、地らしきものを見せてしまう。 ベテランの戦士として各地に赴いて活躍している。ストーリークエスト序盤で加入する心強い味方。ただし、仲間になってすぐに行くダンジョンをクリアしてしまうと離脱してしまい、以後終盤まで仲間にならなくなる。 バルディア大戦では最初に加入し、グランフォース幹部の一人リエラを打ち倒した。同じ女性として彼女には、「貴女が戦う理由」を問うなどどこか自分の境遇を重ねている節が見られていた。 ニアの帰還後は、レイナスの推薦でバルディア警察本部の新局長となった。そのことについては「レイナスの天然ボケが復活したのかしら」とコメントしている。 ジャン局長を崇拝する銀狼の面々からは嫌われているということはなく、ラフォードからは「女の上司も悪くない」といわれ、グレースからも強い同性ということで好感をもたれている。 必殺技は一定確率で対象を即死させる「アサシンショット」と短刀での強烈な一撃を放つ「トリックスター」。バルディア大戦時で再加入する際はパワーアップしており、強力な氷属性攻撃の氷河烈斬Lv4を習得している。 テッド・キリアス 銀狼の一員。長剣使い。通称「音速剣のテッド」。グレースとコンビを組んで行動することが多いが、勝手な単独行動が目立つ時も。自身の実力を過信している言動が垣間見えることもある(後にテッド自身「天狗になっていた」と語っている)。 軽い口調に可愛い顔した男性だが、その性は豪胆にして大胆。ひとたび激情すると、普段の性格から信じられないような凄みのある声音を発する。プレイヤーとはパーティを組む機会が一番多く、次第に友人のように接してくれることになる。旧作『フライハイトクラウディア』のキャラクターを除けば、テッドとは今作で一番パーティーを組む機会が多い。 バミューナで犯罪者の大物三人を捕らえたことから「音速剣のテッド」の異名で呼ばれるようになった。 ザカリー・ファランの圧倒的な強さと、局長ジャン・パリックの死によって自分の力不足を痛感し、誰よりも強くなることを志すようになる。 バルディア大戦の中、ザカリーに追い詰められたプレイヤーの前にテッドが駆けつける。ザカリーの挑発に我を忘れることなく、師でもあるジャン・パリックのように強いだけではなく落ち着いた風格を持つ剣士として成長を果たしていた。プレイヤーと共にザカリーと戦い、勝利。 ザカリーを追い詰めたテッドは、死の恐怖に震えて必死に命乞いをするザカリーに剣を向け、斬殺。復讐を果たしたテッドは、ジャンとサイファの遺志を継ぐことを独白する。ザカリーを討った後はグレースに復讐の完遂を告げ、BIP本部の会議室で仲間たちと駆け巡った冒険の日々を思い起こしていた。 会うたびに強くなっているプレイヤーのことを友人とだけではなく、「ライバル」と見ており、テッドの成長に一役買っていた。 新局長候補としてレイナスに推薦をもちかけられたが、「そんなガラじゃないっすよ!」と断っている。ライが新局長となってからも「局長が誰でもオレのやることはかわらない」と言い、グレースと一緒に会議室でおしゃべりをしている。 ストーリークリア後に実装されたクエストでは彼と戦うことも可能。 必殺技は三連続の斬撃を見舞う「音速剣」。ザカリーとの決戦では修行の成果によって、音速剣を超える剣技「光速剣」を披露する。 グレース・ピーロンド 銀狼の一員で紅一点。男勝りな口調の女性。テッドとコンビを組んで行動することが多く、彼同様長剣使い。ロナードを目のカタキにしている。 序盤のクエストでは何度かパーティに加入する。待ち合わせの時間も護らず、単独行動ばかりしているテッドに苛立ちを禁じえないでいる。 ファラザール護衛の際は人質にとられてしまい、ジャン・パリックの死因となってしまった。その後、セイリオスによって切り捨てられるも急所は外されており、存命している。結果的に、彼女の負傷とジャンの死が、テッドを剣士としての高みに立つ覚悟を決めさせた。 深手だったこともあり、バルディア大戦には参加していなかった。しかし、テッドからプレイヤーとともにザカリーを討ったことを聞いて、病床の身ながらも安堵していた。 新局長に就任したライを見て、「これからは女の時代よ」と彼女を認めるような発言をしている。復帰した後は再びテッドとコンビを組み始めたらしく、会議室で二人そろってまったりしている。 新局長候補としてレイナスに推薦をもちかけられたが、「そんなガラじゃない」と断っている。 ラフォード・エンデベリ 銀狼の一員。禿頭にサングラスをかけたガラの悪い巨漢。勤労実直な性格で、ジャン本部長を「隊長」と慕い、彼以外の命令を受け付けようとはしない。そのため事件に対して独力での解決を試みようと行動することがある。しかし、その一本気な性格は部下から慕われる要因となっており、ラフォードの力になってあげたいと考える者もいる。 LODSコントロールタワー奪還戦において、敵を食い止めてプレイヤーが制御室に向かうまでの時間稼ぎをしてくれる。バルディア大戦ではアーガスと共にザカリーに挑むが、猫がねずみをいたぶるように打ちのめされてしまう。直後に駆けつけたテッドによって命を救われる。 大戦後、後輩たちの成長を感じるとともに、彼らに助けられている自分を不甲斐ないと痛感していた。同時に協力し合うことの大切さを知り、BUNFと張り合わずレイナスを支えていくことを誓った。 ジャン・パリック亡き後は、局長代行として本部で指揮を執る。後にライ・ナイトスターが新局長として就任。「女の上司というのも悪くない……」と思い始める。 新局長候補としてレイナスに推薦をもちかけられたが、「自分はそんな器ではない」と断っている。 アーガス・マクベイン BIPガザイ支部の本部長にして、銀狼の一員。大剣使い。 たとえ小悪党でも、悪人に大して良心の呵責も起きないほど厳しい態度を取る。良くも悪くも「軍人」で、上官であるレイナスには頭が上がらない。 バルディア大戦ではラフォードと共にザカリーに挑むが、まるで相手にならず敗北。直後にテッドがかけつけ、命を救われることになる。 内心では自身の手で復讐を遂げたかったが、テッドがザカリーを討ち取ったことに対しては異論はないと語っている。 新局長候補としてレイナスに推薦をもちかけられたが、「自分はそんな器ではない」と断っている。 ジャン・パリック BIPの本部長。感情に希薄で口数も少ない。テッドを銀狼に誘った師でもある。 元々は第6騎小隊の隊長で、騎士としてはレイナスとロナードのふたつ上の先輩にあたる。一部の部下からは「隊長」と未だに呼ばれている。 ファラザールの暗殺を食い止めるためザカリーと一騎討ちを繰り広げ、有利に戦いを進めるも、グレースを人質に取られてしまう。武器を捨て、無抵抗になったところにザカリーの一撃を受けて致命傷を負ってしまう。最後に「貴様は予想以上のクズだった」と言い残し、怒りを露わにしたザカリーの凶刃によって命を落とした。 彼の死がテッドに「誰にも負けないくらい強くなる」ことを決意させ、ジャンの遺志を継がせて本当に強い剣士として成長させた。 サイファ・ルイン 銀狼の一員でBIPの副本部長。ロナードやレイナスとは同期で顔見知りのため、犯罪者として追われているロナードを内心では庇ってあげたいと思っている。キャラの濃いBIPの中では、珍しく温和な性格。 ミラヴァロス防衛戦にて、ロナード急襲の際に不意をつかれてケイン・リバーズ(ザカリー・ファラン)に刺し殺されてしまった。 ウェリオ 巡査部長の男性。初めのうちは彼と話すことで任務を受け、見習いとしてBIPに入隊することが可能。階級を上げて彼よりも上の地位に立つこともできるが、そんなことは気にせず彼はプレイヤーを友人として迎えてくれる。 スコット・ウインスキー BIPの捜査官。どこかキザっぽく、飄々とした態度を見せる男性。正義感が強く、困っている人を見捨てられない熱い部分も持っている。それ故に悪党を片っ端からひっとらえ、凄腕と噂されている人物(名前はあまり広まっていない模様)。 トリネピアに居を構えるナチュラ教の悪事を聞きつけ、真相を探るために単独捜査を開始する。無事解決した後は、ラスペリアにいてある大物犯罪者の捜査に参加している。酒には目のない性格。 ガザイ領空のラスペリアでは、デストラから要請を受け、プレイヤーの協力の元、大悪党ダルドーを逮捕した。デストラとは一言では語れない関係にあり、彼をBIPに引き抜きたいとも考えている。
※この「BIP-バルディア警察」の解説は、「フライハイトフロンティア」の解説の一部です。
「BIP-バルディア警察」を含む「フライハイトフロンティア」の記事については、「フライハイトフロンティア」の概要を参照ください。
- BIP-バルディア警察のページへのリンク