風間教場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 08:27 UTC 版)
担当教官 風間 公親(かざま きみちか) 病気で休職した植松に代わり、担当教官になる。50代、白髪、焦点の定まらない目をしている。道場の裏手にある花壇で百日草をマメに世話している。地域警察の授業を担当する。 物腰が柔らかく、学生を恫喝するようなことはしない。観察力に優れ、学生の動向を良く見ている。 須賀(すが) 〈風間教場〉小説1作目での副担任。体重120 kg。武道(柔道・剣道)専任教官。柔道6段。些細なことで学生に手を上げる暴力教官。 朝永 恩美(ともなが めぐみ) 〈風間教場〉小説2作目での助教。31歳の巡査部長。逮捕術の授業を担当する。須賀程ではないが、暴力的。 平 優羽子(たいら ゆうこ) 〈風間教場〉小説4作目での助教。刑事課から警察学校へ自らの希望で異動をしてきた。耳の早い友人を多く持ち、校内屈指の情報通。 初任科第98期短期課程〈風間教場〉の学生 入学時41名(その内、女子は6名)、物語開始時の5月下旬時点で4人が辞退し37名になっている。宮坂 定(みやさか さだむ) 四班。運転免許を取ったばかりの頃、人通りの少ない場所で交通事故を起こし、助からないかもしれないと思っていたところを、地元の駐在所警官に助けられ、警察官を目指すようになった。親に猛反対され、一度は小学校の教職に就いた。 平田 和道(ひらた かずみち) 三班。転職組で、以前は外食チェーンを経て、ビルの管理会社のデスクワークをしていたが、いずれも辛くて辞めている。父親は宮坂を助けた、駐在所の警察官。 都築 耀太(つづき ようた) 三班。ポーカーフェイスで感情をあまり見せない。成績優秀で、何事もそつなくこなす。配属希望は防犯。 楠本 しのぶ(くすもと しのぶ) 三班 班長。26歳。女子の中で最も小柄な体格。元インテリアコーディネーター。似顔絵クラブ所属。保健委員。2年前に婚約者の和馬を亡くしている。取り調べ技術が高いと評される。 岸川 沙織(きしかわ さおり) しのぶと最も親しい。女子の中で最も大柄な体格。24歳。似顔絵クラブ所属。 鳥羽 暢照(とば のぶてる) 幼い頃から白バイ隊員に憧れており、人や物の移動速度を言い当てる能力を身に付けた。書道クラブ所属。 稲辺 隆(いなべ たかし) 童顔。剣道2段。隙間から部屋に入り込んでくるアリが共通点で鳥羽と親しくなった。 由良 求久(ゆら もとひさ) 自動車狂。希望部署は自動車警ら隊。陶芸クラブ所属。協調性がなく、教場の鼻つまみ者で、皆から無視されている。スズメバチに刺されたことがあり、アナフィラキシーショックを過度に恐れている。 日下部 准(くさかべ じゅん) 32歳。2年前にC級ボクサーライセンスを返上した元プロボクサー。級長を務める。同い年の妻と3歳の娘がいる。学科の成績が芳しくない。 樫村 巧実(かしむら たくみ) 必要としている様々なもの(制服のボタンなどの備品)を物々交換してくれるため、陰で調達屋と呼ばれる。 安岡 学(やすおか まなぶ) ふっくらとした頬が特徴的。追跡(トラッキング)が得意。身長161 cm、体重49 kgで、採用試験の体格制限をぎりぎりでクリアしている。 初任科第100期短期課程〈風間教場〉の学生 物語開始時の4月下旬時点で38名(その内、女子は7名)桐沢 篤(きりさわ あつし) 27歳。医学部出身という異色の経歴を持つ。綽名は「ドクター」。OA実習担当委員。 南原 哲久(なんばら てつひさ) 26歳。肥満気味の体格で童顔。蛞蝓を連想させる風貌。射撃の授業を得意とする。 忍野 宗友(おしの むねとも) 音楽クラブに所属しハーモニカを演奏する。幼少時に保護された経験があり感謝の念から警察官を志す。 坂根 千亜季(さかね ちあき) 音楽クラブに所属しクラリネットと木琴を演奏する女子生徒。 堂本 真佐丈(どうもと まさたけ) 高校時代からラグビーでスタンドオフを務めていた筋骨隆々の男子生徒。 津木田 卓(つきた すぐる) 水泳の授業を苦手とする。父親は大工を営む。 秦山 達樹(はたやま たつき) 前職は不動産会社の営業。胴が長く足が短い体形で、制服姿がサマにならない。機械的な声を出し、アスパラガスが苦手。 乾 (いぬい ) 大学卒業後、数年間実家の漁船を継いでいた。空手経験者。協調性がなく無愛想。 菱沼 羽津希(ひしぬま はづき) 警察一家の出身。容姿に自信があり、娘警察学校の広告塔的な役割を期待されると自他共に認める。 枝元 佑奈(えだもと ゆうな) 学生時代は女子レスリングで活躍した。実家は老舗旅館を営む。聴覚障害者の宿泊客を接客した経験から手話を練習している。 仁志川 鴻(にしかわ こう) レクリエーション備品担当委員。卒業後の進路に刑事課を志望している。 能木 毅人(のぎ たけひと) 採用試験の成績は抜群だったが、身長は風間教場の男子で二番目に低い。防犯畑を志望する。実家はホームセンターを営む。 美浦 亮真(みうら りょうま) 暴力的な行為を苦手とする。新卒での就職に挫折し長らく警備員を務めていた。警察官になった理由は「警官に文句がある」から。そのことからつけられた綽名は「ウラミ」。 初任科第101期短期課程〈風間教場〉の学生 小説4作目の回想として登場する。紀野 理人(きの まさと) 卒業時25歳。学生ラグビー出身で俊足。仲間を大事にし情にほだされやすく理性的な判断力に欠けるところがあったが、どうにか卒業を果たす。卒業後は近隣のK署に配属になった。 初任科第102期短期課程〈風間教場〉の学生 入学時37名(その内、女子は7名)。漆原 透介(うるしばら とうすけ) 私立大学経済学部卒。漢字能力検定2級。時間の管理に甘い。 伊佐木 陶子(いさき とうこ) 父親と叔父がともに県警幹部。男兄弟のない一人娘で家族の期待のもとに警察学校に入校した。頭は切れるが内気な性格。徐々に成績不振をきたし、拳銃操法の授業では学級で唯一八方が出来なくなってしまう。 杣 利希斗(そま りきと) 母親が県警幹部で大学四年生の妹も警察官志望。責任感が強い性格。ごく簡単な問題に答えられないかと思えば鋭い観察力を発揮するときもあり、掴みどころがない。物置小屋の管理担当をしていた週に物品の紛失が発生してしまう。 兼村 昇英(かねむら しょうえい) 文章が上手く英語も堪能。大学では「マスメディア経営論」のゼミや「新聞放送研究会」サークルに所属する。大学卒業後2年間塾の講師として勤務した後に警察学校に入校する。「注意報告書」で物品紛失の報告を行う。 比嘉 太偉智(ひが たいち) 大学時代に柔道で活躍し、性格は直情径行型。ライフセーバーの資格を持つ。「注意報告書」に恋愛の話題を書くなどして助教を困らせる。
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