過去のシリーズより登場する能力
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「星のカービィ 鏡の大迷宮」の記事における「過去のシリーズより登場する能力」の解説
※コピー能力(対応している敵キャラ) ソード(ソードナイト、ヘビーナイト) 剣を使って敵を斬り刻む。水中でも使用可能。空中では回転斬りになり、範囲は狭いが全方向に攻撃できる。今作では新たに、地上でBボタン連打によって敵を連続で斬りつける「ミジンソード」、↑+Bボタンで垂直に斬り上げ→斬り下ろし→衝撃波のコンビネーション攻撃を繰り出す大技「ファイナルソード」も使用可能になった。また、スライディングが剣による突き刺し攻撃に変化し、威力とリーチが高まる上にボス級の敵にもダメージを与えられるようになる。 ファイア(ホッドヘッド、プランク(投げた火の玉)) 炎を吐いて前方を攻撃する。今作でも十字キーで炎の向きを変更できる。前作よりも発生が早くなっている。大砲の導火線に着火できる。また、中ボス以上の敵にはヒットするたびに徐々に後ろに下がるようにもなった。 バーニング(フレイマー、バタファイア) 自らが火の玉となり前方に突進する。突進中は無敵状態になる。攻撃終了時は隙があるので注意。固いブロックを壊すことができるが、縦方向への攻撃範囲は狭い。大砲の導火線に着火できる。 ボム(フォーリー、プランク(投げた爆弾)) どこからともなく爆弾を取り出し、再度Bボタンを押すことで放物線状に投げつける。爆弾は地形や敵に接触することで爆発し、周囲の敵にダメージを与える。投げる際に十字キー上下のどちらかを押しながら使用することで、それぞれに投げる方向を指定可能。ダッシュ中に使用した場合は前方に直線状に投げつけるようになる。また、大砲の導火線に着火できる。 また、爆弾を持たない状態で↓+Bボタンで真下に爆弾を設置し、敵が接触するか、一定時間が経過することで爆発する時限爆弾として使うこともできる。しかし爆弾を持ったまま投げずに一定時間が経過すると自爆してしまい、使用者だけでなく近くにいた仲間のカービィも爆発でダメージを受けてしまうので注意(投げたものや前述の設置したものに関してはダメージを受けない)。 アイス(ペンギー、ミスターフロスティ、プランク(投げた氷)) 冷気を吐いて敵を凍えさせる。氷の上でも滑らないという特徴を持つ。攻撃内容はファイアとほぼ同じだが、冷気の方向は変更不能。ザコ敵や一部の敵弾は凍らせて氷ブロックにすることができ、それを敵にぶつけて攻撃することも可能。ファイア同様、前作よりも発生が早い。ファイア同様に、中ボス以上の敵にはヒットするたびに徐々に後ろに下がってしまう。 一般的な敵を凍らせるとブロックと同じ標準の大きさの氷に、吸い込む際にがんばり吸い込みが必要な敵の場合、氷ブロックが大きいものになる。ボスのウィズが出したものを凍らせると珍しい小さな氷になる。 パラソル(パラソル) 傘を差し、それを前方に振ることで敵を叩いて攻撃する。通常時は上からの攻撃をガードすることも出来る。前作とは異なり、攻撃時はBボタン長押しによって傘を永続的に前方に突きつけることができる。水中でも使用可能。 傘には常に攻撃判定が出ているため、対空能力は非常に高い。この状態で上から飛び降りると落下傘のようにゆっくりと落下する。 ハンマー(ボンカース) ハンマーで敵を叩く。空中では回転攻撃になり、全方向に攻撃可能。杭を打ち込んだり、固いブロックを壊すことができる。水中でも使用可能。 今作では新たに『星のカービィ スーパーデラックス』に登場した、ダッシュ中にBボタンでハンマーを振り回しながら突進する「ジャイアントスイング」と、地上で↑+Bボタンで隙は大きいが非常に威力の高い大技「鬼殺し火炎ハンマー」が追加されパワーアップしている。鬼殺し火炎ハンマーで大砲の導火線に着火できる。 スロウ(ファンファン) 敵やブロックを吸い込みで引き寄せ、捕らえたものを掴んで投げ飛ばす。投げたものは飛び道具となり、エネルギー球のようなものを纏いながら直線状に飛んでいく。固いブロックを破壊できる。投げる際は十字キー入力によって前方または斜め上下方向への投げ分け、左右の方向転換が可能。掴んでいる状態のものにも攻撃判定があり、それを直接敵に当てても大ダメージを与えることができる。吸い込みはすっぴん状態のものとは異なり、長時間の使用でもカービィが疲れることなく、永続的に吸い込みが可能。 ボス級の敵は倒していない状態では吸い込めないので、能動的な攻撃ができず長期戦になりがち。周囲のザコ敵や時折敵が出す飛び道具などを利用して応戦する必要がある。 スパーク(スパーキー) 全身から電気を放って攻撃する。自身の周囲全方向に攻撃判定が出ているので、近くにザコ敵が多く存在する場面では安全に倒すことができる。また、メガタイタンには直接ダメージを与えることができる。 攻撃判定は見た目よりもやや狭く、更に敵からの攻撃はほとんど通り抜けて当たってしまうため、見た目とは裏腹にあまり防御能力は無い。また、使用中は移動できないので、攻撃する度に立ち止まる必要がある。そしてファイアやアイス同様に、中ボス以上の敵にはヒットするたびに徐々に後ろに下がるようになったため、永続的に連続ヒットさせるということはできなくなった。 ストーン(ロッキー、ジャイアントロッキー、ガレブ) 石に変身して敵を押し潰す。威力は高め。今作は変身状態で坂道を転がることが可能。石の色は操作しているカービィのカラーによって変わる。 水中で能力の発動はできないが、変身状態で水中に侵入しても解除するまでは石の状態のままで維持できる。杭を打ち込んだり、下方向にある固いブロックを壊せるが、上や横方向にあるものは壊せない。 今作では後述する能力「スマブラ」が存在するため、一見するとあちらが上位互換に見えるが、こちらの方が下方向以外の方向にも当てやすくなっている他、ダッシュしながら石に変身する「ダッシュ石ころへんしん」はこの能力でしか繰り出せない上に連続ヒットするので強力。 ファイター(デッシー、バウファイター、ガレブ(アッパー時)) 多彩な拳法を使い敵を攻撃する。スライディングでボス級の敵にダメージを与えられるようになる。『星のカービィ スーパーデラックス』のファイターとは技が変更されており、地上でBボタン連打で連続パンチ→蹴り上げ→蹴り落としのコンビネーション攻撃、地上で横+Bボタンまたは空中でBボタンでスピンキック、ダッシュ中にBボタンでサマーソルトキック、↑+Bボタンでライジングブレイク(空中可)、空中で↓+Bボタンで急降下キック、そしてBボタン長押しで前方に気弾を放つ技「パワーショット」が使用可能。 なお、パワーショットは通常は溜める時間に比例して2段階に威力と射程が変化するが、残り体力が1の状態で使用すると強化版の「メガパワーショット」となり、威力・射程・攻撃判定が通常のパワーショットを遥かに上回り、更に地形貫通効果が加わるほか、パワーショット1段階目程度の短い溜め時間で発射することが可能である。 レーザー(レーザーボール、メタルガーディアン) 前方にレーザーを発射する。威力は低いが弾速が速く、ある程度の連射も利く。今作では前作に比べ、より連射が利くようになった。レーザーは普段は直進するが、斜めの地形に当たることで90度反射する。また、大砲の導火線にも着火できる。その性質上、上下に動き回る敵が多い場所では非常に使いにくいが、逆に傾斜した地形が多かったり、敵が横一直線に並んでいる状況ならば強力。 今作での属性によるダメージ補正は定数で上下されるものなので、元々の威力が低いレーザーでは属性相性が悪い場合、更に威力が減少するため苦戦しがち。そのため状況に左右されやすい能力であるといえる。 ビーム(ワドルドゥ) ビームの鞭を振り下ろして攻撃する。スーパーデラックスのものとは異なり、ビームは杖を使わずに直接手から放つ形となる。射程は短めだが、地形を貫通するので壁越しの攻撃などで重宝する。メガタイタンには直接ダメージを与えることができる。 クラッシュ(ボンバー) 1回限りの使い捨て能力。カービィが画面を覆いつくすほどのエネルギーを放出し、画面全体のザコ敵を一掃し、大砲の導火線にも着火できる。非常に威力が高く、ボスにも大ダメージを与えられる。 しかし1回しか使えないという関係上、ここぞという時まではザコ敵を空気弾やスライディングで対処しなければならないため、道中攻略がやや厳しくなる。 なお、アニメ版とは異なり帽子は被らず、従来のようにカービィ自身が点滅する。 カッター(サーキブル) 帽子の上部に付いている、トサカのカッターを投げつけて攻撃する。カッターは前方に一定距離飛んだ後、ブーメランのようにUターンして反対方向に飛び去っていく。 今作ではカッターを投げた後Bボタンを押し続けることで若干射程が伸び、またその間は十字キー上下入力でその方向に軌道を変更できる。 ホイール(ウィリー、ガレブ(ローリング時)) タイヤに変身して敵をはねて攻撃する。変身中は基本的に無敵(一部の溶岩をノーダメージで通過出来る)だが、方向転換時はほんの一瞬だけ無敵判定がなくなるため、敵に重なった状態ではほぼ確実にダメージを受けてしまう。変身は再度Bボタンを押すか壁にぶつかることで解除されるが、その際は大きな隙ができるので注意。今作では走行中もAボタンでジャンプが可能になった(通常状態のジャンプより高さは低くなる)が、硬いブロックを破壊できなくなった。段差の少ないところを素早く移動できる(水上も通過可能)反面、ボス戦では方向転換や攻撃終了時の隙を突かれることが多い。 U.F.O.(ユーフォー) UFOに変身する。コピー中は常に浮遊した状態になり、空中を自由に移動できる。水中でも使用可能。Bボタンを押す長さに応じて鞭ビーム→レーザー→大型ビーム→巨大貫通ビームの4段階に攻撃内容が変化する。他の能力と挙動が似ている攻撃があるが、威力はこちらの方が上である。地上、空中のボス問わずジャンプの必要が無くなることもあって非常に使いやすく強力だが、コピーできる機会が少なく、すり抜け床や梯子を降りることができなくなるのが難点。 コピー能力としては特殊で、セントラルサークルに戻る際はこの能力は失われ、強制的にすっぴん状態に戻ってしまう(しかしCPUカービィはこの能力のままセントラルサークルに現れることがある)。また、セントラルサークルから行くことのできるコピー能力博物館でもコピーのもとが存在しないため、コピーできない。 このコピーを取っている際に携帯通信機を使うと自らパラボラアンテナを伸ばして通信を取る。 スリープ(ノディ) その場で帽子を被り、眠ってしまう。眠っている間は操作不能になるが、さりとて体力回復等の効果があるわけでもなく、無意味に無防備な状態になる。そのため実用性は皆無。しかし、とても可愛い。 前作のボス「ヘビーモール」には飲み込むとこの能力をコピーしてしまい、結果的に不利な状況に追いこむミサイル攻撃があったことから、いわゆる「ハズレ」能力としての意味合いが強い。一定時間が経過するか、ダメージを受けることで強制的に解除される。 トルネイド(ツイスター) 竜巻を纏って一定時間突進する。攻撃中は無敵状態になる。Bボタンを押し続けている間は浮上し、離すと降下する。十字キー左右入力で方向転換ができる。 ザコ敵が多い場面やボス戦では発動中無敵+常時攻撃状態の攻防一体であるため非常に強力だが、動きの癖が強いため慣れないうちは使いにくい。また、吸い込みブロックを含むいずれのブロックも破壊することができない。 コック(コックン、プランク(フライパンを投げた時)) 1回限りの使い捨て能力。画面内のザコ敵もしくは倒した状態の中ボスを全て体力回復アイテムに変えてしまう。敵のいない場所では何も起きないが、その場合は能力を使用したことにはならないため、次回まで能力は温存される。 プランクからコピーする場合は、ファイア、アイス、ボムの時とは異なり投げたフライパン自体を吸い込むことはできず、構えた状態や投げた瞬間のプランク本体を吸い込むことでコピーできる。
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