賽河原市立第四中学校とは? わかりやすく解説

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賽河原市立第四中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/25 22:37 UTC 版)

地獄少女の登場人物」の記事における「賽河原市立第四中学校」の解説

御景 ゆずき(みかげ ゆずき) 声 - 佐藤聡美三鼎』におけるヒロイン1人にしてキーパーソン市立河原第四中学校三年生のごく普通の少女性格おっとりしていて大人しいが、物語終盤では、強気な性格になっていき、特にあいに対して攻撃的な態度をとるようになる両親とは別居しており、団地一人暮らし次の地獄少女となる運命負っており、ある日突然あいに依り代として憑依されてから、地獄少女翻弄されていくこととなる。そのせいでつぐみと同じように、地獄通信通じてあいと接触を図る者たちが見え能力を持つことになる。 六文燈籠の日にあいが離れた後もその能力健在で、秋恵地獄流されてしまったことから地獄通信アクセスし、あいに流し依頼行おうとしている者たちを止めようと動く。その後地獄少女に関する一切意図的に無視し高校受験向けて勉強に励むが、担任内申書紛失されたり友達失念されたりするなど、徐々にゆずきの存在失われていく。それに前後して自宅団地廃墟変貌していき、高校合格発表の日には自宅白骨化した自分遺体見つけたことから、自分がすでに故人であることを思い出した。 ゆずきの父・一彦かずひこ、声 - 磯部弘)はバス運転士であったが、ゆずきが幼い頃事故起こしてしまう。しかし、それはバス整備不良によりブレーキ作動せず起こった事故であった一彦そのまま亡くなってしまうが、事故の責任バス会社から押しつけられてしまったため、ゆずきと母・小夜子(さよこ、声 - 島本須美)は事故被害者遺族らから責められ近所から迫害される。周囲の人間との関係を一切断ち切られ小夜子は病に伏し、ゆずきもひどいいじめを苦に小学校へ行かなくなってしまう。親戚頼ろうとして断られ診療所から診療拒否受けたうえ、病状きわめて悪化したため、小夜子とゆずきは死に場所求めてアパート出ていき、数時間神社の祠に籠るが、そこで小夜子死亡してしまう。ゆずきは母を桜の花びら埋葬し単独自宅戻り生前の父にプレゼントされクマのぬいぐるみ抱きしめながら、孤独絶望の中で力尽きて死亡した。なお、生前のゆずきは幼少時秋恵出会っており、死亡する時点でもまだ小学生だったが、祠から眺めた中学生の姿に憧れた際の強い思いにより、ゆずきは中学生として現世留まり続けることになった自分悲惨な生い立ち思い出したことで、地獄通信この世存在する理由必要性確信し地獄少女となる運命受け入れ瞳の色もあいと同じ赤い色に変わる。しかし、地獄彷徨うべき存在である秋恵を己の私情使い魔とし、地獄少女の掟(自分で裁かず、地獄流し依頼された者をただ流す定め)を破ることを表明したため、輪入道以外の使い魔見捨てられてしまう。地獄少女としての最初依頼受けた際には、ターゲット秋恵地獄流していたことを知りへの復讐心に取り憑かれるその結果、掟を破って私怨地獄流し行おうしたため人面蜘蛛から永遠に地獄彷徨う罰を下されるが、あいが代わって罰を受けて地獄少女復帰したことで解放され最後は彼女に見送られながら成仏した。 なお、ゆずきを演じた佐藤聡美とあい役の能登麻美子は、「普通の中学生なのに1人暮らしをしている」ことから、「ゆずきは普通じゃない」と思ったという[要出典]。 高杉 秋恵(たかすぎ あきえ) 声 - 沖佳苗 ゆずきの同級生親友大人しい性格のゆずきとは反対に明るく活発。髪は短いポニーテール。父と二人暮らしで、家事家政婦晴子(はるこ、声 - 定岡小百合)に任せているが、時折晴子料理教わっている。 親しかった家庭教師から、名家息子から暴力受けて彼女の父が寝たきりになった事件の捜査秋恵の父が行わずに揉み消し事実知らされる。そのショック実家出てマンションで暮らすようになるが、復讐対象として狙われ六文燈籠の日にゆずきの目前地獄流される。 実は幼い頃周囲からひどい迫害受けていたゆずきと出会い病気母親助けようにも助け求められず、どうすればいいのか分からず途方に暮れていたゆずきを励まし、飴を贈った。 ゆずきが地獄少女になったあとは彼女のそばに付き添っていたが、後に人面蜘蛛秋恵の姿を借りていたことが判明する江上 そら(えがみ そら) 声 - 伊瀬茉莉也 ゆずきのクラスメイトで、「アミーゴズ」の一員。常に望や珠代と共に行動している。髪は三つ編み。 ゆずきが地獄通信アクセスできる者が見え能力持っていることや、秋恵地獄流されたことは、望や珠代と同様に知らない尾藤 望(びとう のぞみ) 声 - 橘田いずみ ゆずきのクラスメイトで、「アミーゴズ」の一員眼鏡掛けており地味な面持ちだが、外すと大きな瞳が露となる。髪はおかっぱ。 夏にアルバイト先で出会った 信夫(のむら のぶお、声 - 山口勝平)から人生初のデート誘われるも、彼が地獄流されてしまったために約束フイになり、大きなショック受けていた。 椎名 珠代(しいな たまよ) 声 - 阿澄佳奈 ゆずきのクラスメイトで、「アミーゴズ」の一員丸顔太め体型おっとりした性格八神 邦彦(やがみ くにひこ) 声 - 佐藤雄大 ゆずきのクラスメイト縦に長い輪郭を持つ。 蒲生と共に地獄少年団」を自称している、やんちゃなお調子者存在失われたゆずきを認識できず、蒲生と共に彼女のことを不思議がっていた。 蒲生 高道(がもう たかみち) 声 - 粕谷雄太 ゆずきのクラスメイト八神と共に地獄少年団」を自称している。 平石 逸子(ひらいし いつこ) 声 - 豊崎愛生 ゆずきたちのクラスメイト教師丹下折り合い悪く何かにつけ反発していた。鬱憤任せて地獄通信アクセスしてしまい、後に激しく後悔する羽目陥る最終的に転校していった。 北山 明(きたやま あきら) 声 - 笹川麗子 ゆずきたちのクラスメイト中学生ありながら山岡電器店にいる人妻山岡 美津子やまおか みつこ、声 - 久川綾)に淡い恋心寄せており、彼女に暴力振るう夫の誠次(せいじ、声 - 加瀬康之)に義憤を抱く。 湯川 猛 (ゆかわ たける) 声 - 保志総一朗 ゆずきたちのクラスメイトいじめられっ子クラス同級生から暴行されていたところを大学生青年仁志田 晋(にしだ しん声 - 高)に助けられ、彼を兄貴分として慕うようになるその後彼のある一面知り地獄通信アクセスすることとなる。 片瀬 利々香(かたせ りりか) 声 - 矢作紗友里 ゆずきたちの後輩1年生大人しい人形のような少女学校からの評価悪くなかったが、祖母小枝子(さえこ、声 - 峰あつ子)に溺愛されており、そのせいで学校波乱が起こることになる。 諸星 綺羅(もろほし きら)、芹沢せりざわ ゆうな) 声 - たかはし智秋高本めぐみ ゆずきたちの同級生体育教師曽根アンナとして潜入していた骨女熱烈な憧れ寄せており、互いライバル視している。 犬尾 篤志(いぬお あつし) 声 - 水島大宙 家庭の事情でゆずきの学校転校してきた男子生徒。ゆずきたちとは同級生両親離婚したために父はおらずだらしない母・さくら(声 - 田中敦子)に代わって家事全般をこなす。 とある理由地獄通信アクセスしてクラスメイト鷲巣地獄流した後、精神病んでしまう。 毎日スーパー買い物をしている姿をゆずきに見られていたため、彼女から安い野菜購入できる移動販売車輪入道山童売り来ている)を紹介される鷲巣 貴輝(わしず たかてる) 声 - 白石稔 犬尾クラスメイト学級委員隣の席になった犬尾家庭事情に勘付いて力になろうとするが、犬尾肉親としての情をかえりみず一般論問題片付けようしたため彼の怒り買って地獄流されてしまう。 稲生 (いなお かえで) 声 - ささきのぞみ ゆずきたちの後輩2年生ヘビーなオカルトマニアで通称は「コックリちゃん」。日本人形のような少女。暗い印象で影が薄かったために小学校時代友達ができなかった。 中学進んでから始めたコックリさんで皆の悩み事解決し一躍周囲注目を集めるうになる級友から乞われる依頼エスカレートしていくにつれ、孤独に戻りたくないあまり、地獄通信取り返しつかない過ち犯してしまう。 市村 和也いちむら かずや) 声 - 三瓶由布子 ゆずきたちの後輩1年生徒競走が得意で、マラソン大会首位学校からも有望視されていた。家は裕福だが母の浪費が目に余り新聞配達アルバイトで母の小遣い稼いでいる。 浜野 知里子(はまの ちりこ) 声 - 悠木碧 ゆずきのクラスメイト深夜ラジオ番組『ど深夜のしじま』の大ファンで、毎回リクエストハガキを投稿している。リスナー名はハガキ職人ちぃちゃん引っ込み事案おとなし性格だが、ちぃちゃんであることがクラスメイト知れ渡り一躍人気者となる。 松田 友秀(まつだ ともひで) 声 - 間島淳司 ゆずきたちの同級生。母や妹と3人で暮らす母子家庭学校ではいじめっ子だが家族思い側面もあり、貧し家計助けるため、高校球児の夢をあきらめて中卒働こうとしていた。過去実父地獄流ししたことがある。 水原 文男(みずはら ふみお) 声 - 阪口大助 ゆずきたちの同級生松田グループいじめられている。 家は金持ちで、松田進学あきらめた野球の名門校に進む予定でいた。他人に流されやすい性格であり、我の無い言動松田神経逆撫でしていた。 丹下 英人(たんげ ひでと) 声 - 石川英郎 数学教師生徒たちのためと思い、あえて悪役になることをいとわない真面目な教師だったが、それが災いして悲劇降りかかることになる。 新山 美和にいやま みわ) 声 - 小林沙苗 教師。 滅多に怒らない優しい先生として学校では人気だったが、生徒片瀬利々香との一件精神的に追い詰められていく。

※この「賽河原市立第四中学校」の解説は、「地獄少女の登場人物」の解説の一部です。
「賽河原市立第四中学校」を含む「地獄少女の登場人物」の記事については、「地獄少女の登場人物」の概要を参照ください。

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