神族 その他
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 00:40 UTC 版)
「GS美神 極楽大作戦!!の登場人物」の記事における「神族 その他」の解説
ヒャクメ 神族の調査官。小竜姫の親友。 人界の監視をしていて基本的に千里眼でどこでも見ることができ、人の心を見ることもできる。名前のとおり全身に100の感覚器官があり、それによって敵の霊的な弱点を見ることも出来る。偵察分析能力は高いが戦闘力は皆無。また、どうでも良いことは鋭く見抜くが、肝心な場面では役立たず。想定外の出来事に弱く、しょっちゅう泣きべそをかいている。 初登場の平安京編にて美神の前世を探るべく時間移動を発動するが誤って横島まで連れていったため霊力不足で帰還不能に。また、これが原因で美神が魔族のアシュタロス一派に狙われる原因を作ってしまう。致命傷を負った横島に憑依して肉体を維持し、咄嗟の機転でアシュタロスを500年後に時間移動させ計画全体を遅延させた。月面攻防戦ではヒドラの奇襲や弱点、魔力送信地点を見破るなど活躍する。 アシュタロス編ではパピリオにペットの「ペス」として囚われるが、妙神山攻撃のどさくさで「逆天号」から放り出され脱出。唯一健在な神族としてGSチームを補佐するが、碌に敵の能力を見抜くことができなかった。南極決戦前に心眼をおキヌに授けた後、霊力ダウンで弱体化し小型化。東京決戦終盤で復活するが、横島に煩悩エネルギーを注ぎ込むため美神にセクハラされ、横島自身が妄想内で主要な女性キャラ全員を全裸にした際も一人だけ萱の外であった。 登場序盤こそ理知的な活躍を見せていたが、アシュタロス編以降は前述のとおり役立たずキャラとしてのイメージが色濃く強調されている。 百目(それに近い妖怪とされる百々目鬼や目目連)の伝承と異なり、人にその感覚器官を渡すことが可能。 貧乏神(びんぼうがみ) 悪徳高利貸しだった小鳩の曽祖父の因果応報で花戸家(小鳩)にとり憑き、小鳩からは「貧ちゃん」と呼ばれている。登場時は小鳩に「銭の花は白い。せやけど、根っ子は血のように赤いんや」と語りかけるのが定番。伝承などの貧乏神とは異なり、ソンブレロをかぶったメキシカンのような格好。害意はほとんどなく、むしろ小鳩を貧乏から解放しようと協力的だった。 一応は神様であるため、無理に祓おうとして攻撃でもしようものなら相手の霊力を吸ってどんどん巨大化する。大きさは得た霊力に比例するらしく、横島が「栄光の手」で斬りつけたときは天井の高さまで、美神が神通棍で叩いた際にはビルほどに巨大化した。巨大化すればするほど影響力は大きくなる。 身内になれば上乗せ分は無効化するという西条の発案で、最初に小鳩と横島が唐巣教会で結婚式を挙げ、その後誤って攻撃した美神が横島と結婚した(法的根拠はなく真似事)。 祓う方法は試練を乗り越えること。普通の人には難しいのだが、横島は迷わず正解を引き当てた。横島が試練を乗り越えたお陰で貧乏神から福の神に変わり、姿形もツタンカーメンのような姿に変わる。 再登場した時には元の姿に戻り、相変わらず「貧乏神」と呼ばれている。少し期待させておきながら、相変わらず悪運をふりまくという意味では余計に性質が悪くなった。 エンゲージ 声 - 浦和めぐみ 契約の神。美神から横島を引き抜いたエミが彼を魔法陣に拘束するために使役していた。非常に気性が荒い。 八兵衛(はちべえ) 韋駄天族。鬼から仏教の神になった天界の運び屋。 悪事を繰り返す九兵衛を懲らしめるために人間界に現れ、重傷を負った横島を助けるために憑依し、ヨコシマンと名乗り活動していた。最後まで正体がバレていないと信じて、美神からは散々いいように利用された。 基本的には8マンのパロディ。他にもダイアモンドアイやレインボーマン、月光仮面など昭和40年代の特撮ヒーローが混ざっている。 九兵衛(きゅうべえ) 韋駄天族。 悪事を働いていたため美神達に除霊が依頼された。高速移動が得意で八兵衛は使うことが出来ない「超加速」も会得している。 心眼(しんがん) 横島のバンダナに宿った意志を持つ一ツ目の霊具。彼の秘めたる霊力を引き出すべく小竜姫によって授けられた。 横島に的確なアドバイスを授け、しょうもない作り話で煩悩パワーをコントロールし、GS試験に潜入した彼をサポートした。GS試験3回戦にて雪之丞の攻撃から横島を守って消滅。その後の彼の成長に大きく寄与した存在である。横島からはそのまんま「バンダナ」と呼ばれていた。 なお、対アシュタロス戦でヒャクメがおキヌに授けた「心眼」とは全くの別物である。 菅原道真(すがわらのみちざね) 平安時代に活躍した高名な貴族・政治家。藤原氏の謀略で大宰府天満宮に左遷され、現地に神として祀られる。その際、天満天神「学問と雷の神」道真と自身を追放した者たちへの怨念「京の鬼」道真の2つに人格が分裂する。 京の鬼道真はアシュタロスに力を与えられて操られ、美神とメフィスト達に襲いかかる。横島に致命傷を負わせるが雷撃を逆手に取られて美神たちの時間移動による逃亡を許し、神族・道真の協力で現代から戻ったメフィストと美神の奇襲に敗れる。アシュタロスの力で復活するがダメージの残る体に「雷」の文珠を突っ込まれて神族・道真の意識が目覚める。アシュタロスの動きを封じたことで時間移動による追放に貢献した。 作中、横島以外で文珠を作り出した唯一の神族。 死神(しにがみ) 寿命を迎えた人間を迎えにくる。人間には嫌われているが、実は看取られて昇天するのは幸せとされる慈悲深い神。白井総合病院に入院していたおキヌそっくりの女の子「ユリ子」の魂を看取りに現れる。 石神(いしがみ) 町の祠に祀られていた神体に宿っていたが、そこにビルが建つため美神たちが住む街に移ってきた。見た目は女子プロレスのヒール。当初は町の浮遊霊たちにイチャモンをつけていたが、美神の特訓を受けたキヌにプロレス勝負で敗れてからは普通に暮らしている。 年神(としがみ) 一年の幸福をもたらしに毎年やってくる神。1994年正月、獅子舞いのアルバイトをしていた横島は戌の守り神に懐かれてしまう。 七福神 恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋からなる7柱の神。宝船を夢枕に呼び出した者の初夢に現れ、福をもたらす。 最近は金運を扱う神ばかりが崇められ、長寿担当の福禄寿と寿老人以外は宝船に集結しないらしい。 彦星(ひこぼし) 天星神族。織姫のパートナー。 織姫との年に一度しか出会えない七夕を心待ちにしているが、織姫からは飽きられ、織姫の浮気癖に苦労している。 織姫(おりひめ) 天星神族。彦星のパートナー。 顔は女華。上級神族で凄まじい霊力に加え、変身能力を持っている。七夕で何億年も同じようなことを繰り返している彦星に飽きて浮気ばかりしている。 素顔が女華で美人に変化できる能力を持つという設定は、『絶対可憐チルドレン』の末摘花江に受け継がれた。 最高神 神族の頂点に立つ存在。魔王からは「キーやん」と呼ばれている。劇中ではシルエットのみしか登場しないが、圧倒的な存在感を放っていた。魔王との会見シーンの他、アシュタロス編の最終局面に魔王と共に現れてアシュタロスの暴走を食い止める。 魔族の最高指導者によると、他にも「ブッちゃん」「アッちゃん」がいる。
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