撤退した製品とは? わかりやすく解説

撤退した製品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:45 UTC 版)

三菱電機」の記事における「撤退した製品」の解説

石油ファンヒーター - 1978年群馬製作所開発国産1号機発売したが、2003年製造打ち切り市場から撤退したビデオカメラ - カメラVHSフルカセットレコーダー2形態の頃から家庭用ビデオカメラとして各機種世に送り出してはいたが1994年3月S-VHS-C機などの製造打ち切り市場から撤退した以後携帯電話などのムービー機能専念していた。製造打ち切り以前TBS金曜22テレビドラマ劇中で、三菱電機ビデオカメラ頻繁に登場していた。同業他社中にはVHS-Cから8ミリビデオ鞍替えするメーカーもあったが、三菱電機8ミリビデオ発売せず撤退したミシン - 旧い琺瑯看板などに「三菱ミシンと書かれたものを見ることがあるが、かつては同社工業用ミシン製造・販売していた。2016年現在名菱テクニカ名古屋市)という子会社製作しており、工業用ミシン世界シェア40%を持つ隠れたトップブランドである。 ブラウン管テレビ - ブラウン管主力としていた時期には自社開発さまざまな画像処理機能基板網羅され特筆すべき画質性能誇った製品多く1987年10月発売されCZシリーズは「BIG SPEC」「ダイヤトーンスピーカー搭載」と宣伝するほどであった。高級ビデオデッキ併せ映像こだわった多く製品発売されている。2008年をもってブラウン管テレビ生産終了し地上デジタル非対応テレビラインアップから消えた日本ビクター(現:JVCケンウッド)にもかつてブラウン管供給していた(ビクター経営不振理由2008年限りテレビ受像機生産から完全撤退)。1967年発売したカラーテレビは、京都市右京区にある紅葉の名所高雄にちなんで「高雄」と名付けられた。(後の「京都 FULL HD 1080」と同じように、京都製作所生産されていることにちなんネーミングである) ビデオデッキ - 2016年時点は単体機で生産完了となった自社開発画像処理機能高画質技術スムーズなテープ走行メカニズムなど搭載し映像などこだわった名機呼ばれる機種多くあった。巻き戻し/早送り時に映像見られるスピードサーチ、煩わしいトラッキング調整デジタル調整するデジタルオートトラッキング(単なるオートトラッキングなるものは既に他社機に存在していたが標準モードでしか効果薄かった)、CMカット(※三菱では、「オートカット」)機能他社製テレビ操作できるリモコンなどもいち早く採用していた。VHS機は「Fantas(ファンタス)」という愛称であったが、1988年中期モデル以降からは使われなくなったビデオムービーもVHS/VHS-C/S-VHS-C規格発売していた。特にS-VHS-Cでは当時軽量化各社模索する中で1kg以上の重量にはなるものの、デッキ並み安定性の高い大型パーツ(特に映像用シリンダー&ヘッド)で構成された一体機も発売するといったこだわり見せていた。 DVDレコーダーBDレコーダー - 「リアル」。かつては船井電機提携、楽レコという名で販売していた。それ以前は楽レコブランド使わない高級機「DVR-DS10000」を販売していた。BDレコーダーに関して東芝ブルーレイVARDIA」(現:REGZAブルーレイ)同様、リモコン2種類同梱されているのが特徴だが、ボタン極力減らしてシンプルにした「グットリモコン」にはタッチパネル採用されている。2013年12月に「今後BDレコーダー一体型液晶テレビ事業集中する」として事業からの撤退発表したパソコン - 2016年時点は家庭用事業者パソコンアプリコット」共に撤退している(家庭向け不明事業者向けは2012年3月終了)、かつてはマルチ8」「マルチ16」などといった製品発売しCMには林葉直子起用しており、同社提供の刑事ドラマ『太陽にほえろ!』でも使われた。なお、アプリコットシリーズは、Windows XP発売NEC からOEM供給され基本的にデザインなどNEC機のMateVersaProと同じである。2001年からは分社された三菱電機インフォメーションテクノロジー(MDIT)が製造販売などを行っていた。 携帯電話 - 2008年をもって撤退。これによりD705iμD705i最後機種となり、1983年自動車電話納入から数えて25年歴史に幕下ろしたNTTドコモJ-フォンボーダフォン2016年現在ソフトバンク)、ツーカーグループ、日本移動通信IDO、現:au関東中部地区)に、PHSでは旧NTTパーソナルDDIポケット(現:ウィルコム)、アステルにも製品供給していたが、末期にはNTTドコモ向け製品のみのラインナップになっていた。DDIセルラーグループのみ、開業から撤退まで一切供給していなかった。 NTTドコモ向けについては、電電公社分社化前のNTT時代から端末供給しており、「mova」の商標名乗る権利と1文字略号「D」(DはDiamondのD)が与えられていた。 NTTドコモ向け発売された、ポータブルMDプレーヤーのような形でFMラジオ聞ける携帯電話Music PORTER」など音楽機能特化した端末当時では珍しかったアンテナ内蔵型端末D503iS、そして当時類のない2つディスプレイ搭載したD800iDSや、J-PHONE当時)向けに発売された「J-D06 graphica」のようにデザイン性重視した端末TU-KA向けに発売された「THZ43 Chiaro」のようにデジタルカメラ同梱し世界で初め撮影画像端末でのやり取り端末ディスプレイ撮影画像確認できる機能搭載するなど、特定の機能特化した端末多く手掛けていたのが特徴である。 D503i以前のモデルは独特のフリップ式だったが、D901iから、90Xシリーズと70Xシリーズ一部ではスライド式形状採用した。この機種から富士通との協業関係して同じSymbian OS採用した最後フリップ式端末D2101Vである。 D503iS以降NTTドコモ向け端末基本的にアンテナ内蔵型となっている(D2101Vを除く)。 撤退後パナソニック携帯部門であるパナソニック モバイルコミュニケーションズにスピードセレクターなどの一部技術ノウハウ提供した結果としてP-02AP-08Aにはスピードセレクターが搭載見た目もD90Xシリーズ似たものとなっている。 携帯電話機種についてはCategory:携帯電話端末 (三菱電機)を参照のこと 三菱携帯端末特徴一つフリップ式筐体『DP-222』(1997年D251i2002年)。この頃からNTTドコモ向け端末はすべてアンテナ内蔵型となる。 NTTドコモ FOMA D702i2006年)。この時期ドコモ稀なストレート式筐体 NTTドコモ FOMA D903i2006年)。スライド式筐体とスピードセレクターは、この時期三菱携帯端末特徴 NTTドコモ FOMA D905i2008年)。三菱携帯端末最末期機種 衛星携帯電話ワイドスターデュオ2001年)。衛星モデムによりFAXデータ通信が可能 太陽電池モジュール.- 2020年撤退し以降京セラパネル自社ソリューション使用

※この「撤退した製品」の解説は、「三菱電機」の解説の一部です。
「撤退した製品」を含む「三菱電機」の記事については、「三菱電機」の概要を参照ください。

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