太臓が召喚した人や動物など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 01:16 UTC 版)
「太臓もて王サーガ」の記事における「太臓が召喚した人や動物など」の解説
ボールスライム 丸くてぷにぷにした愛らしい姿の使い魔。間界でマスコットとして流行っていた。「にゅー」という。 太臓は、すでにブームは過ぎ去ったのにも気付かず、これを飼っていればもてると思って沢山捕まえたと言う。クラス外なので、テンションに関係なく出てきてしまう。5体おり、それぞれ「にゅ〜ぼ〜(『地獄先生ぬ〜べ〜(ぬーべー)』の主人公、ぬ〜べ〜(ぬーべー)のパロディ)」、「ちぶさん(『あぶさん』のパロディ)」、「好白白(『ドラゴンボール』のキャラクター、桃白白のパロディ)」、「チチ(『ドラゴンボール』のキャラクター、チチのパロディ)」、「にゅうりん」という名前。全て女性の乳に関連づけた名前。 "渇望の吸血鬼(ヴァンパイア)"ドライマン 元ネタは『ドラえもん』だが、見た目は似ても似つかない程リアル。太臓が召喚する者の中でも上位のクラス(階級)に位置する。 相手に願い事を言わせ、それに因んだ技で殺害、血を吸う。更衣室荒らしに対しては、「首だけコプター」なる技を用いた(覆面が飛んだだけで、死亡には至っていない)。血を吸わずともポカリスエットを与えられることにより渇きを満たすことができる。序盤に出てきただけであったが、連載1周年記念(?)で再び召喚されてエロガード・エロリップを迎え撃ち、今度は「モモシリボックス」という技を使っていた。 いばり屋さん 当初「リヴァイアサン」を召喚しようとしたが、太臓のテンションが低かったため間違って出てきてしまった怪しげな中年男性。 語尾に「〜ちょる」をつけて話す。勢いであいすに迫り、鼻と口を凍らされてしまう。 "海王"リヴァイアサン 「とぐろを巻いたもの」という意味を持つ、大便の形状を模した謎の生物。 太臓が召喚する者の中でも最上位のクラス(階級)に位置するが、浜辺に大量発生した毒くらげを処理させるためと、真白木の○○(原因は太臓)をもみ消すためだけに召喚。とぐろの内部に頭があり、口から炎を吐くこともできるようである。そのため海を煮立たせる力を持っているが、普段は気のいいおばちゃん。「うんこ」と呼ばれると怒る。 "ウサ耳忍者"アスナロD 女湯を覗くため、召喚された忍者。 侵入、潜入のプロらしいが、ショッキングピンクのウサ耳頭巾に真っ白の全身タイツを着用しているので、お世辞にも忍んでいるとは言いがたい。 頭巾から覗いているのは目ではなく鼻の穴で、本人いわく、「闇夜での任務に備えて、視覚を絶っているとのコト」。顔と身体のバランスが取れていないとよく言われるらしいが、実際に取れていないのは顔全体に対する鼻の穴の比率。その格好とは裏腹に、語り口がとても丁寧で紳士的。 元ネタはアニメにもなったサンリオキャラクター『マイメロディ』。 猫ドラ(イマン)君 ドライマンの弟で、太臓自身も召喚契約をしたかどうか覚えていない。実際は悠が太臓が温子の前で暴走するのを止めるために見せた幻覚だった。 『ジョジョの奇妙な冒険』第3部に登場する「ネコドラくん(これも元々は『ドラえもん』のパロディ)」が元ネタとなっている。 "5時から怪獣"ゴジヲ 裸の学園長が迫って来る夢を見た太臓が誤って召喚してしまった怪獣。 日中は巨人族のサラリーマンだが、5時になって会社が終わると夜の街で暴れまわる怪獣と化す。結局彼を取り押さえたのは新任の美術教師・谷円だった。5時前に召喚すると、ただの巨大なオッサンが現れる。 元ネタは怪獣王『ゴジラ』。 "ハバネロ錬金術師"エロガード・エロリップ / 色裂 色番 (いろさき しきつぐ) 間違い召喚で出てきてしまった錬金術師。下ネタを極端に嫌い、口にする者を制裁する。しかし一方で彼自身が思いつく下ネタはやたらとマニアックであったりする。 まわる(スピン)に取り付いていたが、迷惑だと言われ成仏。その後、エロ撲滅のために長期滞在用のヘキサグラムゲートを通じて、太臓たちの学校に新任化学教師「色裂色番」として赴任してきた。教師として太臓の行為を取り締まるが、物言いも視点も変態そのものであるため、彼自身の方が超ド変態扱いを受けている。そのあまりの変態さから宏海に「変態妄想もそこまで来ると尊敬に値する」とまで言われた。 普段は面長男の姿をしているが、興奮すると元の唐辛子顔に戻る。逢魔市内のアパートに住む。戦闘能力は意外にも高く、1度目は太臓を倒し、2度目は太臓を泣かし、3度目は召喚されたドライマンに説教するも技をかけられた。戦闘方法としては「○○を××に変える力」を使う(「いらない物を木に変える力」や「ケーキを脂肪に変える力」など)。 名前の由来は東ハトの激辛スナック菓子「暴君ハバネロ」と『鋼の錬金術師』の登場人物、エドワード・エルリックから。また、胴体はアルフォンス・エルリックである。 "ひょっとこ"公太郎 力を抑えられずあらゆるものを氷漬けにしてしまったあいすの冷気を中和するため、太臓が召喚した小さな炎使い。 あいすの冷気を中和しようとするが逆に冷気にやられて鬱状態になってしまう。悠がひまわりの種を与えた事により復活。仲間を呼び出す。しかし火を吹けるのは彼だけだったので自滅した。 元ネタは『とっとこハム太郎』であり、「〜なのだ」という語尾や、ひまわりの種を連想させる「火回りの盾」と言う技を使う。 "NOTパンツ"ズボンちゃん 公太郎が携帯電話で呼び出したピクシー仲間。公太郎の言うことなら何でも聞く。ハム太郎のお友達「リボンちゃん」が元ネタ。 "ビッグマウス"孔子くん 公太郎と同じピクシー仲間。公太郎いわく「トロくて使えないけど、従順なんで一緒に居てやってる」仲間の一人。ハム太郎の仲間「こうしくん」が元ネタ。「こうし」と「孔子」をかけている。 シタイヨーくん 公太郎と同じピクシー仲間。女性に対してナイーブらしく、そのためにズボンちゃんを公太郎に取られている。ハム太郎の仲間「タイショーくん」が元ネタ。 "インテリ全裸"まっぱくん 公太郎と同じピクシー仲間。名前の通り全裸。激しさが足りない。ハム太郎の仲間「のっぽくん」が元ネタ。 "おてんばマウス"マラハムちゃん 公太郎と同じピクシー仲間。公太郎とドロドロの関係(?)である。ハム太郎の仲間「トラハムちゃん」が元ネタ。 矢射子×宏海 階段から落ちた宏海と矢射子が一緒にアスタリスクゲートを通りフュージョン(融合)してしまった姿。 感覚は共有しているが、意識は別々で交互に喋る。融合比率が変化すると顔が完全に矢射子で体が宏海になったり、逆になったりする。太臓いわく「よけいなオプション」がついている。時間経過で元に戻る。 太臓×木嶋 太臓と木嶋が一緒に太臓の分身のアスタリスクゲートを通ってフュージョンした姿。 基本的な性質は矢射子×宏海の場合と同じ。もて力は、木嶋の持つ「正の」もて力と太臓のもつ「負の」もて力が相殺しあってプラスマイナスゼロになっている。ゲテモノ好きの紋いわく「モデルみたい」。 "始末者の両さん"両津勘吉(りょうつかんきち) 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の連載30周年記念企画で登場した間界の警察官だが、その後は普通に召喚対象になっている模様。姿形はほとんどゴリラ。元ネタとなった両津勘吉(通称は「始末書の両さん」)同様、大原大次郎部長には弱い。 "奇跡の天才外科医"ブラ孔雀 間界の医師。 医師免許を持っていないため警察に睨まれているらしいが、宏海いわく「それ以前の問題」。というのも服装はジャケット1枚にショートパンツとブラジャーを着けているだけの、市街地(人前)に出るだけで捕まりそうな格好をしているからである。 おかまのような顔をしており、いい男がいると求愛行動をするらしく、その時孔雀の頭と羽が下半身から展開する。頭に扇のようなものを付けている。太臓3年進級時にドキドキ学園の校医となった。元ネタは手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』の主人公であるブラック・ジャック。 "激ゲロ"吐き太郎 楽しい気分を一気に白けさせる戻し屋。 一度に4万リットルのゲロを吐く。花見に来た太臓たちの前で危うく戻しそうになるが、宏海のカタークゼクターで難を逃れる。 ※ゲロ4万リットル=バキュームカー25台分、ペットボトルで2万本、ご飯茶碗で大盛り約13,000杯に相当。元ネタは『ゲゲゲの鬼太郎』。 "黒ネズミ"ミッキィ 間界の有名獣人スター。87章最終コマで太臓が名前を呼んで召喚しようとしたが、宏海から「それは絶対呼ぶなァァー!!!」と止められた。元ネタキャラクターであるミッキーマウスの著作権管理が厳しいことをネタにしたもの。
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