只野家
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只野 麦(ただの むぎ) 本作の主人公。初登場時高校1年生。父・健が仕事のためにほとんど家におらず、幼い時に母親を亡くして以降、実質的に一人暮らしであった。このため、家事全般に通じており(自称「日本一所帯染みた高校生」)、特にお好み焼きを始めとして料理が非常に得意で、将来は料理の道に進むことを夢見る。ゆう達と暮らし始めて以降もほとんどの家事は麦が受け持っている。 高1の夏に向島でゆうと出会い惚れる。ゆうに一途で、何度か女の子からの告白を受けるも全て断っている。何度も告白する機会を得ながらも、ゆうの居場所を奪ってしまう可能性を考え、自分の気持ちを抑えるような思いやりがあって優しい性格。自分のことを思ってくれていた人達のことを思い、遂に14巻で告白をする。 学力は大学進学が危ぶまれるレベル。 月咲 ゆう(つきさき ゆう) 本作のヒロイン。初登場時高校1年生。亡父の遺言により健(麦の父)を頼り、つかさと共に東京都の阿佐ヶ谷から只野家へと引っ越してくる。その後1部終了時に母の思いを汲み一度東京へと戻るが、義父の渡米が決まった際に、行きたい獣医学部があるとの理由から日本に残ることを決め、再び只野家にやって来た。 天然ボケで多少抜けたような所もあるが、姉としてしっかりしており、明るく優しい性格。だが、結構焼き餅焼きで怒らすと冷たい態度となる。食べることが大好きなため多少の不機嫌は美味しい物で解決。しかし自分で料理するのは大の苦手であり、味噌汁を爆発させたこともある。その他の家事もあまり得意ではないようであるが、洗濯だけは父が入院していたこともあり得意である。 寝起き・寝相が悪く、プロレスが好きで雷が苦手。勉強スポーツ共に得意で、写真部に所属。高1時のサイズは T162/B87/W56/H84。バストの重さは片方800g。 月咲 つかさ(つきさき つかさ) ゆうの2つ下の妹。姉と共に只野家にやって来る。2部においては義父達に従い渡米し、現地の学校に通っているが、休みの度に帰国し只野家にやって来る。 ゆうとは少し異なり、とても明るく天真爛漫で能天気な性格で、イタズラ好きの振り回しキャラである。麦の弱みを握り、大好物であるハンバーグを作らせることが得意。姉のことを「私のヒーロー」と呼び大変慕っている。麦の恋を応援するという名目で様々な企画を立てるがあまり効果は無く、実際にはつかさ本人が楽しむための要素が強い。格闘ゲームの鉄拳が得意だが、さゆりには勝てず彼女を「師匠」と呼ぶ。麦のことは「麦ちゃん」、一機のことは「黒いおじさん」と呼ぶ。 只野 健(ただの けん) 麦の父親。カメラマンとして世界中を飛び回っているためほとんど家にはいないが、時折帰ってきてはトラブルをおいて行く。ゆう達が居ても平気で裸のままうろつき、おならをするような騒々しいすちゃらか親父。大学時代からの親友であったゆうの父親から娘達を託され、ゆう達を只野家へと連れて来る。ゆうの父親とはライバルでもあり、些細なくだらないことでも競い合っていた。帰宅すると麦に髪を切らせる。なお、只野家の表札には豆太郎とみかんの名前はあるが健の名前はない。 南野 マコ(みなみの マコ) 片乳1.5kgというもの凄い巨乳の23歳の女性。アラスカでオーロラを見ながら泣き続けていた彼女を放っておけず、健が再婚相手として只野家に連れてきた。ただし、再婚相手というのは冗談であることが後に判明する。ノリがよく明るい性格ゆえか、非常識な行動の多いトラブルメーカーで、つかさ以上に麦達を振り回している。高校の同級生だった彼氏が3年前に死亡し、ずっと思い続けていた。野球拳で1枚も脱がずに4人抜きをするというものすごい強運の持ち主。多くの男がその胸に惑わされるため、買い物に行くと多くのおまけがついて来る。 豆太郎(まめたろう) ゆうが飼っているセント・バーナードで、ゆうが小さい時に母が誕生日プレゼントとして買われて来たため既に老犬。この犬を気に入ったゆうが、自分の大好きな駄菓子の名前をつけたため、豆太郎という名前になった。 みかん 雨の日にゆうが拾ってきた子猫。名前の通り、蜜柑のような色をしており、蜜柑のダンボールですてられていた。色と名前の由来は蜜柑が作者の好物であるため。「みかんの心」という番外編では、みかんの視点で描かれており、ゆうと麦の恋愛が進展しないことにヤキモキして、イタズラをしていた。
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只野家
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「古見さんは、コミュ症です。」の記事における「只野家」の解説
只野 瞳(ただの ひとみ) 声 - 内田真礼 仁人の妹。初登場時は中学3年生。初対面の相手にも礼儀正しく接する。顔は兄に似ており、際立った特徴はない。だがその本質は笑介を凌駕するほどの運動能力、なじみに匹敵するコミュニケーション能力、そしてきわめて鋭い勘を併せ持つ怪物である。中学生時代に県大会まで登りつめた柔道と腹話術が特技。また、起き抜けで飛んでいる蚊をマジックハンドで摘み潰したり、教室で女子グループと会話しながら隣の笑介のグループの会話に腹話術で参加するといった常人離れした技能も持っている。コミュ133で貴宰高校に進学、志願して学級委員長になった。隣の席は古見の弟の笑介で、コミュ症であることを一目で見抜いた。高校進学後のゴールデンウィークの家族旅行で偶然古見家と直接対面、その最中に古見が只野のことを好きだという事実を知り驚くも「硝子さんみたいな人がお姉さんだと嬉しいかも」と古見に伝えている。兄とは同じ部屋。 仁人が古見さんならびに留美子と難しい関係にあることを鋭く悟り、古見さんを「甲」、仁人を「乙」、留美子を「丙」として兄に対し人間関係を詰問。さらに古見さんの母が子供らに友人を呼んでの夕食会を命じた際には仁人のメール履歴から夕食会に当然のように出席(結果笑介は悲しみに暮れていた)、ここで初めて対面した留美子が「丙」である事を見抜き、「へー」という言葉で応じた。 しかし、仁人が2年時に受け取ったバレンタインのチョコレート計5個の送り主については勘を外した上に「丁」である片居君に加えて母堂君を「戊」として設定してしまうミスを犯す。この結果仁人が交際をはじめた相手についても誤認、古見さんが彼女として自宅を訪問した際も当初は母とともに兄を疑ってしまった。 人気投票 第10位 只野 慈安布(ただの じゃんぬ) 仁人と瞳の母。 只野家の家族は仁人(長子、長男)、瞳(次子、長女)の他に父と母とが「普通に」存在する(ただし顔は描画されていないが父親は21巻で顔が描写されている)。 ゴールデンウィークの家族旅行で古見家と初対面した際の態度は非常に卑屈であった。また父親は11巻の家族旅行で初登場。それまで食卓シーンで椅子は用意されて、表紙のみ顔が描画されている。劇中ではいつも不在で会話中にも言及はなかった。 息子の仁人が彼女として(ちなみに、瞳は相手を片居君だと思いこんでいた)古見さんを呼び寄せたことから瞳ともどもサクラを疑うも、真実と知って激しく動揺した挙げ句絶叫、古見さんにまでパニックを伝播させる。その後仁人のフォローもあり落ち着きを取り戻した古見さんと懇談、あらためて好感を抱く。だが帰り際に古見さんにその一風変わった名前を伝えた結果、密かに彼女を震撼させる結果を生む。
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