只野黄菜(ただの きいな)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 10:27 UTC 版)
「ダリアの帯」の記事における「只野黄菜(ただの きいな)」の解説
一郎の妻。21歳。流産とともに性格が変貌し、家事を放棄して冷蔵庫を長時間あけたままで一日をぼーと過ごしたり、一郎のワイシャツに落書きをしたり、一郎の会社に一緒に行くことを望むようになったり、実母に幼少期の恨みを語ったりと、常識では考えられないようなことを始める。タイトルの「ダリアの帯」とは、彼女の生まれなかった子供の葬式用に着物に締める予定の帯であった。挙句の果てには、家への帰り道を忘れてしまう。入院中の病室では、博愛主義で一郎のいる部屋のすべての病人の世話をするまでになった。一郎の親戚兄弟の力で強制入院させられる。
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