豆太郎とは? わかりやすく解説

コティホローシュコ

(豆太郎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 09:07 UTC 版)

「コティホローシュコ切手」コンスタン・ラヴラ英語版

コティホローシュコウクライナ語Котигорошко[1]、意訳:「豆太郎」、「エンドウ豆太郎」)は、ウクライナ民話に登場する主人公、豌豆から生まれた不思議な力を持つ男の子である。またその主人公とする昔話の題名である。日本桃太郎と類似性を持つ。

概要

コティホローシュコについての民話は様々であるが、どのバリエーションにおいてもドラゴン退治の場面が物語の中軸となっている。

典型的なコティホローシュコの民話では、コティホローシュコはドラゴンに子供を奪われた夫婦の間に誕生したとされる。婦人は川で洗濯していたとき、道を転がっている豌豆を見つけてそれを食べる。その後、婦人は男の子を産み、その男の子に「コティホローシュコ」(転がっている豌豆の子)という名をつける。男の子はまたたくまに成長し、人並みはずれた強大な力を持つようになる。ある日、コティホローシュコはドラゴンに奪われた兄姉を救うことを決意し、そして、鍛冶屋にドラゴンを倒すための鉄の棍棒を作らせ、ドラゴン退治に出発する。旅の途中でコティホローシュコは、ヴェルヌィーホラ(砕き)、ヴェルヌィドゥーブ(抜き)、クルティヴース(長)という三人のコサックの魔法使いに出会って友達となる。この三人はドラゴンとの戦いでコティホローシュコを助け、コティホローシュコはドラゴン退治に成功する。

豌豆はスラヴ人神話や民話にしばしば登場する植物である。農業社会にとっての豌豆は、生命力・肥沃・繁栄を象徴している。特に東スラヴ人の文化において、豌豆は世界の誕生を祝う大祭(現在のクリスマス)や多産を祈る結婚式などで用いられる。

脚注

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  1. ^ ポコティホローシュコ(Покотигорошко)、コティホロフ(Котигорох)とも。

参考文献

関連項目

外部リンク


豆太郎(まめたろう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 19:44 UTC 版)

ぱすてる」の記事における「豆太郎(まめたろう)」の解説

ゆうが飼っているセント・バーナードで、ゆうが小さ時に母が誕生日プレゼントとして買われて来たため既に老犬。この気に入ったゆうが、自分大好きな駄菓子の名前をつけたため、豆太郎という名前になった。

※この「豆太郎(まめたろう)」の解説は、「ぱすてる」の解説の一部です。
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