二級刻闘士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 00:17 UTC 版)
「聖闘士星矢Ω登場人物一覧」の記事における「二級刻闘士」の解説
パラスや一級パラサイト達の補佐役を務める。本陣に身を置く彼らの勅命により各地へ赴く事がある。 ウィップ(スネークプラズマ)のディオネ 声 - 三浦祥朗 技 - スネークプラズマ、スネークプラズマ・フルパワー 紳士的で口調は丁寧であるが慇懃無礼な人物。あらゆる物質を原子レベルで崩壊させる鞭を持つ。聖衣石の眠る墓所で貴鬼を狙うも反撃され撤退する。パラスベルダでは大軍を率い聖衣修復中で無防備な聖闘士達を一網打尽にしようと前線基地へ襲来するが、聖闘士達の反撃や翔、大地と云った初代鋼鉄聖闘士達の登場もあり手こずる。手勢を連れ聖衣を修復する貴鬼に狙いを変更するが、本気を出した彼に刻衣を一撃で破壊され雑兵もろとも光の彼方へ飛ばされ死亡する。名の由来は土星の衛星ディオネ。 サーバント(パーフェクトポーン)のレア 声 - 高城元気 技 - ゲイボルグ、ゲイボルグ・影の槍(-かげのやり) タイタン配下。タイタンをして二級パラサイト最強の男。日々欠かすことのない鍛錬にて、右手の手刀を全てを貫く神の槍ゲイボルグと形容されるまで昇華させた。その威力はオリハルコンでさえ易々と貫く。神殺しと呼ばれる光牙の力の把握及び敗北寸前のハティを救出するため現れ共に撤退する。名の由来は土星の衛星レア。【Ω覚醒編】 タイタンから紫龍と龍峰の抹殺の任を受けドヴェルグ内の闘技場で彼らと対峙。パーフェクトポーンを囮としたゲイボルグ・影の槍で黄金聖衣を貫き一度は紫龍を下すも、それは紙一重で致命傷を避けつつ自らが倒れることで息子の秘めたる力を覚醒させ、成長を促すという紫龍の算段であり自らは秘めた力を解放した龍峰を相手に劣勢になる。しかし、急激に膨大な小宇宙を燃焼させた反動で龍峰が意識を失ったことにより窮地を脱する。最期は息子の秘めた力を解放させるため、わざと技を受け倒れ欺いたことへの謝罪とする紫龍の最大の奥義を受け死亡する。 前述の通りフェイントを用いることもあるが、自身は武人肌で対戦相手にも敬意を表す性格である。一方、龍峰が聖衣を外した時「なぜ脱ぐ!?」と言い放ったり、上述の紫龍の行動に「何という親バカ」と呆れる場面もある。 チャクラム(スラッシュリーパー)のエウロパ 声 - 二又一成 技 - テリブルスラッシュ、無限回廊(むげんかいろう)、デストラクティブスラッシュ 口調は慇懃だが飄々としていて食えない性格をしている。パラスの直下の立場にいる。自ら戦うことよりも他者の戦いを見物するのを好むが、その力はエデンを圧倒するほどで黄金聖闘士にも引けを取らない。空中浮遊能力を持つほか、握力は新生聖衣に亀裂を入れるほど。自らに隠し事は不可能と公言するだけあり、邂逅したエデンの心の迷いやハービンジャーがアテナの聖衣を守っていることを把握しており昴の過去も知っている。名の由来は木星の衛星エウロパ。 当初、エデンに光牙抹殺依頼を出すが彼がスパイであることは最初から感づいており、彼に敗れたテーベを救出して去る。パラスベルダでは光牙達を討つ指令を受け彼らの前に現れ軽くあしらう。エデンの登場後、彼の「神の力は不要」との発言に反応し驚異的な小宇宙を纏った昴の拳を受け、膝落ちさせられ動揺したところをエデンの技を受け負傷、撤退する。刻の門ではエデンを抑え込むもアテナや黄金聖闘士の登場により撤退する。「ショー」を見たいがために復讐に燃えるメトネにアンチ・リミットを授けるといった道楽をしたこともある。【Ω覚醒編】 パラス城内部で光牙達の前に現れアテナに嫌味を言い挑発、激怒し向かってきた青銅聖闘士達を一蹴しパラスの元へ行くには、1つ目の青の通路、通る者は神の裁きを受けるという「アルフヘイム」、2つ目の黄の通路、時空の狭間へ繋がっているという「ニブルヘイム」、3つ目の赤の通路、究極の試練を与えるという「ドヴェルグ」、4つ目の緑の通路、世界の終焉に通じているという「ヴァナヘイム」の4つの道から正しい道を選択しなければならないことを告げるも、それは彼の策でありどの道も同じところを永久に彷徨う無限回廊である。しかし、タイタンからはこのやり方を気に入らず不信感を露わにされている。アイガイオンが一輝と共に消滅した後、刃の折れた重爆雷斬刃を回収した。アテナを利用しサターンを復活させることを目論み、無限回廊を脱出した氷河・瞬との対峙の際は、逃亡しているように見せかけ時間稼ぎをしていたがサターンの降臨が近いことを感じるとその場をミラーに任せる。自らはパラスの元へ向かい彼女の真意を確かめる。 その正体はサターンの側近の一人。玉座の間でのパラスとアテナの戦いを何処かで見物していたが二人が和解した時現れ、螺旋のリングから出でた二匹の蛇ウロボロスで両女神の小宇宙を吸い取り、自らは本来の姿を見せ昴を誘う。サターンが居城へ帰還するとミラーと共に両女神の止めを刺すため、それを防がんとする瞬と対峙。実力は心中の発言から瞬と「このままでは決着がつかない」ほど。序盤は追い込むも瞬の技を受け刻衣を全壊させられる。想定していた以上のダメージで瀕死の状態になりつつ、なおも両女神の命を狙うが、パラスを誑かしたことへの怒りに燃えるタイタンが立ち塞がると恐怖し自らの保身のため、パラスへ世界の半分の分与をサターンに進言することを提案し命乞いをするもタイタンの技を受け消滅する。 ガントレット(ファントムアーム)のエーギル 声 - 真殿光昭 技 - サイオニックハンド、ファントムクロー、クロニックファントムクロー、(天地崩滅斬を使用して)クロノデストラクション、(ファントムアームオブハイペリオン時)、超爆殺ファントムバースト(ちょうばくさつ-)、天地崩滅グレートデストラクション(てんちほうめつ-) ハイペリオン配下で彼への忠誠心は高い。避難民もろともパライストラに集結した聖闘士達を抹殺すべく差し向けられたパラサイト軍の指揮を取る。その手には指揮官の証である乗馬鞭が握られている。兵の悉くを玄武に倒されたため、彼と一騎討ちをするも劣勢に追い込まれるがハイペリオンから貸し与えられた圧倒的な小宇宙を放つ破壊の聖剣・天地崩滅斬を手にしてからは逆に玄武を追い込む。しかし、彼の全小宇宙を乗せて放った技を受け聖剣を破損させられ任務失敗に陥り、光牙の首を差し出すことで失敗を回避しようとするが、光牙の技を受け敗れる。名の由来は土星の衛星エーギル。【Ω覚醒編】 パライストラ攻防戦で死亡したと思われていたが、天地崩滅斬の破片で強化したファントムアームオブハイペリオンを携えサターンの軍勢と戦っている鋼鉄聖闘士達を襲撃。天地崩滅斬の破片の力で刻衣を再び纏い彼らを追い込んでいくが、初代鋼鉄聖闘士達のスチールハリケーン及びΩの片鱗を見せたエマの攻撃で刻衣が破壊されており、最期は邪武の技を受け死亡する。 ミスティックストーンのスルト 声 - 荻野晴朗 技 - コスモ・リフレクト、コスモコンダクション Ω覚醒編に登場。アイガイオン配下。聖闘士を無力化するため作られたミスティックストーンと呼ばれる刻衣の胸に埋め込んである宝石を操る。人間の可能性に興味を持つアイガイオンのため、限界まで追い詰められた人間の力を見定めるべく、アルフヘイム内の「水晶のドーム」にて光牙達を待ち受ける。全ての攻撃を跳ね返す力を持つミスティックストーンで盤石の防御を敷きつつ、周囲にある無数の水晶に自らの技を反射させ全方位に攻撃を可能とする戦法を駆使し光牙達を追い詰めるも、小宇宙を持たない物はコスモ・リフレクトを通過できることを看破した瞬の指示の元、ユナや蒼摩に視界を遮られ、小宇宙を消すため聖衣を外し瞬の鎖によって守られた光牙にコスモ・リフレクトを突破されミスティックストーンを破壊される。勝敗は決したが瞬の勧告に応じず、なおも攻撃せんとしたため瞬の技を受け死亡する。名の由来は土星の衛星スルト。
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