聖闘士星矢
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『聖闘士星矢』(セイントセイヤ、SAINT SEIYA)は、車田正美による日本の漫画。1985年12月(1986年1・2合併号)より集英社の漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』(以下WJと表記)で連載を開始した。「聖衣(クロス)」と呼ばれる星座の趣向を凝らした鎧や、ギリシア神話をモチーフにした物語が人気を博し、1980年代WJの看板作品の一つとなった。2022年2月時点で全世界シリーズ累計は5000万部を突破している[1]。
注釈
- ^ 完結編のみ『ブイジャンプ』1990年12月12日号に掲載された。
- ^ 水瓶座の黄金聖衣のデザインコンセプトは、読者からの公募作品による(参考:『聖闘士星矢車田正美ILLUSTRATIONS 宙』)。
- ^ 『ブイジャンプ』には当初、黄金聖闘士たちの過去を描いた外伝が掲載される予定だった。『聖闘士星矢 完結編』が掲載されることで、その外伝はネームや設定画すらない幻の作品となった[3]。
- ^ 原作では述べられていないが、実際に88人の聖闘士が集結したことはほとんど無いという。聖戦に参加した人数は本編より243年前に起きたハーデスとの前聖戦に参加した79人が最高。また戦神アレスとの聖戦に参加した聖闘士は58人だったという[5]。
- ^ 外伝『聖闘士星矢EPISODE.G』の設定では青銅は52人[8]。
- ^ 白銀と黄金に莫大な差があるのはセブンセンシズに覚醒した時点で一気に光速へといたるため。なお聖闘士の守護星座は各々生まれながらに宿命付けられており、劇中に登場する現時代の黄金聖闘士たちは皆その生来の才能で幼くしてその資格を獲得しており、下位から上位に昇格する様な物では無い事が示されているが、『冥王神話』で童虎とシオンが青銅から黄金聖闘士に昇格する描写があるなど後年の続編・派生作品では反する描写が見られる。
- ^ シャイナは星矢に素顔を見られた事で当初は彼を抹殺しようとしていたが、結局は愛してしまう。逆にジュネは瞬に自ら素顔を晒す事で彼への愛を示している。もっとも「Ω」や「冥王神話」など後年の派生作品では各々の事情や信念に基き仮面を着けない女性聖闘士も増えており、また城戸沙織もサーシャも本人の意志を尊重、あるいはこの掟自体に無関心であり実質的には有名無実化している。
- ^ 雑誌での連載初期は、聖闘士を指す呼称として「○○聖衣」(例:星矢達を指して青銅聖衣と呼ぶなど)と呼んでいた。後に出た文庫版などでは「○○聖闘士」と修正されている。
- ^ 原作では述べられていないが、設定によれば、全能の神ゼウスがアテナに全権を譲り失踪した後、アテナと他の神々との間で行われる地上の覇権をめぐる争い[5]。
出典
- ^ “TVアニメ『聖闘士星矢』獅子座のアイオリア&水瓶座のカミュの35周年ダイジェスト映像が公開! 公式サイトにて、描き下ろしビジュアルが公開”. animate Times. (2022年2月7日) 2022年3月29日閲覧。
- ^ ワールドフォトプレス『フィギュア王』No.95 34ページ。
- ^ 鈴木晴彦 編『聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編』 ANALLYSIS STAGE、集英社〈SHUEISHA VISUAL REMIX〉、2003年、14頁。ISBN 978-4-08-782056-0。
- ^ 後藤広喜他 編『聖闘士星矢アニメ・スペシャル』 3巻、集英社〈ジャンプゴールドセレクション〉、1989年、32頁。雑誌 29939-4/19。
- ^ a b c d e 後藤他編 1988, pp. 52–55
- ^ 単行本4巻、148-150頁。
- ^ 単行本10巻、142頁。
- ^ 岡田芽武『聖闘士星矢EPISODE.G』 2巻、秋田書店〈チャンピオンREDコミックス〉、2003年、99頁。ISBN 978-4-253-23112-1。
- ^ 車田監修 2001, pp. 64–65.
- ^ 車田 1987, pp. 82–100.
- ^ 車田監修 2001, p. 76.
- ^ 車田正美『聖闘士星矢』 1巻、集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年、75頁。ISBN 978-4-08-851754-4。
- ^ a b 車田監修 2001, p. 77
- ^ a b 車田 1990, pp. 164–168
- ^ 車田 1987, pp. 150–151.
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- ^ 東映アニメーションとソニー・ピクチャーズ・グループが実写ハリウッド映画版「Knights of the Zodiac(聖闘士星矢)」の撮了を発表!日本のマンガ原作で新田真剣佑が主演‼,東映アニメーション株式会社,2021年9月22日
- ^ “新田真剣佑ハリウッド映画初主演!『ナイツ・オブ・ザ・ゾディアック』特報30秒”. 東映映画チャンネル. 2022|11|30閲覧。
- ^ “新田真剣佑「全身全霊でSEIYAを演じた」 ハリウッド映画版『聖闘士星矢』映像解禁”. ライブドアニュース. 2022年12月8日閲覧。
聖闘士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/12 14:19 UTC 版)
「聖闘士星矢 ギガントマキア」の記事における「聖闘士」の解説
髪の毛座(コーマ)の盟(メイ) 出身地:日本。修行地:シチリア。技:ロストチルドレン 城戸光政の嫡男で、本来なら彼こそが城戸家の継承者。だが異母兄弟である星矢たちの過酷な運命を知り、自ら城戸の名を捨てて聖闘士への道を選んだ。師は黄金聖闘士のデスマスク。十二宮戦でデスマスクが死んだために師から聖闘士の称号を得られなかったと称するが、実は聖衣入手のためのエトナ火山での試練で巨神テュポンに憑依されていた。聖域の密偵を名乗って星矢たちの前に現れ、テュポンの傀儡として星矢たちを苦しめるが、テュポンがエンケラドスの肉体に転移したために呪縛から解放され、エトナ火山に封印されていた漆黒の聖衣を手に入れ、黄金・白銀・青銅のいずれの階級にも属さない、巨神テュポン封印の宿命を負った異端の聖闘士となる。 デスマスクとの師弟仲は良好だったようで、彼の行いを知ってもなお師匠として慕っている。 なお髪の毛座の聖衣は、形状を描写する記述がわずかにあるのみで、挿絵などはない。 祭壇星座(アルター)のニコル 聖域で教皇を補佐する助祭長で、白銀聖闘士。サガの乱の後は教皇不在の聖域で教皇代理として内務を取り仕切り、聖闘士たちの指揮をとる。紫龍を次世代の教皇になりえる器を持っていると見ている。百頭竜のラドンにより胸を貫かれ絶命。 盟と同様に聖衣の形状は描かれていないが、書籍『聖闘士星矢大全』にオブジェ形態の想像図が、『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』コミックス20巻に分解装着図が掲載されている。 六分儀星座(セクスタンス)のユーリ 聖域の助司祭を務める女聖闘士で、青銅聖闘士。魔鈴らと同様、女聖闘士の定めに従い仮面で素顔を隠している上、聖闘士への道を選んだ際に過去を捨てたため、ユーリの名も聖闘士としての偽名である。主に天文台で星々の動向によって世の吉凶を見定めるのが役目。天文台で誘拐されテュポンの神殿で監禁されているところを星矢たちに救出されるが、魯鈍のパラスに殺害されてしまう。
※この「聖闘士」の解説は、「聖闘士星矢 ギガントマキア」の解説の一部です。
「聖闘士」を含む「聖闘士星矢 ギガントマキア」の記事については、「聖闘士星矢 ギガントマキア」の概要を参照ください。
聖闘士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 10:22 UTC 版)
パッケージのデザインは上面がパンドラボックスの上蓋、製品によっては側面に守護星座のレリーフが描かれている。 『女神 アテナ』 2013年12月発売。閉眼・叫び顔・錫杖・楯が付属する。 『女神アテナ 15th Anniversary Ver』 2018年10月発売。聖闘士聖衣神話15周年記念。聖衣のカラーは赤色を基調としている。
※この「聖闘士」の解説は、「聖闘士聖衣神話」の解説の一部です。
「聖闘士」を含む「聖闘士聖衣神話」の記事については、「聖闘士聖衣神話」の概要を参照ください。
聖闘士(セイント)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:55 UTC 版)
この世には邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる希望の存在。女神アテナを守るために戦う闘士たちの総称。アテナに仕えることから「アテナの聖闘士」ともいう。その存在は俗人には伝説とされ「その拳は空を裂き、その蹴りは大地を割る」と言い伝えられる超人的な能力を有している。
※この「聖闘士(セイント)」の解説は、「聖闘士星矢」の解説の一部です。
「聖闘士(セイント)」を含む「聖闘士星矢」の記事については、「聖闘士星矢」の概要を参照ください。
聖闘士(セイント)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/15 01:06 UTC 版)
「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」の記事における「聖闘士(セイント)」の解説
女神アテナを守護する戦士達。武器を持たず自らの肉体のみで戦いその拳は空を裂き、蹴りは大地を割るという。聖闘士には、十二宮を守護する最上位の黄金聖闘士、中級の白銀聖闘士、最下級の青銅聖闘士と3階級がある。また、各々の守護星座に対応した聖衣を纏う。
※この「聖闘士(セイント)」の解説は、「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」の解説の一部です。
「聖闘士(セイント)」を含む「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」の記事については、「聖闘士星矢 Legend of Sanctuary」の概要を参照ください。
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