ミッドガル以外の者たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 17:01 UTC 版)
「ファイナルファンタジーVIIの登場人物」の記事における「ミッドガル以外の者たち」の解説
シエラ (Sierra) シドと共にロケット事業に携わっていた女性メカニック。眼鏡を着用している。日常的な作業が遅いので日ごろからシドに怒鳴られているが、整備士としては有能。かつてのロケットの打ち上げの際に危険領域で最後まで残って整備を続けていたため、シドが緊急停止ボタンを押す羽目になってしまったことを負い目に感じていた。後のロケット再打ち上げの際に彼女が最後まで整備していた場所が破損し、シドも彼女の杞憂が間違いでなかったことを認めた。『FF VII』本編の時点ではシドの同居人だが、『DC FF VII』では結婚している(『FF VII』でクラウドはシドとシエラは夫婦だと勘違いしており、シドが仲間になる際、「奥さんは放っておいていいのか」との質問に「あんなのが女房な訳がねぇ」とはっきり否定していた)。 また『FF VII AC』などに登場する新型の飛空艇「シエラ号」の名前は彼女の名前に由来する。 ザンガン (Zangan) 声 - 藤岡弘、(LO FF VII) ザンガン流格闘術を使う、ティファの師匠。各地に弟子が128人おり、放浪の旅をしている。五年前にニブルヘイムを訪問してティファの才能を見抜き弟子にした。ニブルヘイム焼き討ち事件の際、セフィロスを追って魔晄炉に向かうがそこで重傷のティファを発見し、神羅の人間達が魔晄炉に現れた為にやむなく彼女だけを連れ出し、ミッドガルの医者に託した。その後はセフィロスを倒すべく行方を追っていたが手掛かりが掴めず、何事も無かったかのように再建されたニブルヘイムを訪れた事でショックを受け、ティファへの手紙をピアノに隠した。『FF VII』の時期には老いのために既にジャンプすら出来ないらしく、弟子のティファの前には姿すら見せなかった。『FF VII』シリーズのいずれにもティファ以外の弟子は登場しない。 ダイン (Dyne) バレットの親友でマリンの実父。コレル村の魔晄炉建設をただ一人反対していた。コレル村が神羅に襲撃された時にスカーレットに左腕を撃ち抜かれて崖から転落するも、奇跡的に生還した。その後、家族を失ったことから心を闇に染め、左腕を銃に換え、コレルプリズンを裏で仕切るようになり、気に入らないコレルプリズンの囚人を有無を言わせず撃ち殺すという一種の恐怖政治を敷いた。後にバレットと再会し娘のマリンの生存を聞かされるが、正気を失っていたダインは、マリンを亡き妻エレノアの元へ道連れにしようとし、バレットに戦いを挑む。一騎討ちに敗れた後、バレットにエレノアの形見のペンダントとマリンを託し、自ら命を絶った。ゴールドソーサーの闘技場を襲撃する事件も起こしているが、殺したのは神羅兵だけでそれ以外の職員は負傷こそさせたものの命までは奪わなかった。 ディオ (Dio) 巨大アミューズメント施設・ゴールドソーサーの園長。筋肉ムキムキで常にパンツ一枚の格好で歩き回っている。バギーやキーストーンなど数々の貴重な品を所持する収集家でもある。クラウドのことは「少年」と呼び、大層気に入っている。見た目に反して園長としては真面目で、メテオによって世界中が絶望に陥る中、ゴールドソーサーの営業を続けるかどうか悩むが「こんな時だからこそ、ゴールドソーサーは必要なのではないか」と営業を再開する。 ブーゲンハーゲン (Bugenhagen) 齢「ことしで130」というコスモキャニオンの長老。レッドXIIIから「じっちゃん」と呼ばれている。星命学に精通しており、クラウドたちに星やライフストリームの秘密を語る。レッドXIIIの父セトの真実を知る人物でもある。一方で機械好きでもあり、普段は半球状の小型円盤に乗り移動、彼の住居には星命学に基づくシミュレーションのできるプラネタリウムを始めさまざまな機械があふれていた。ケット・シー(リーブ)によると昔からの神羅カンパニーの得意客だったらしい。 物語終盤に老衰で死亡したような描写がある(はっきりとは描かれていない)。「ホーホーホウ」が口癖。 セト (Seto) レッドXIIIの父。レッドXIIIからはギ族から逃げた臆病者と思われていたが、実際は別の場所で勇敢に戦っていた。現在はギ族の毒矢で石にされてしまっているが、それでもなおコスモキャニオンを守り続けている。 イファルナ (Ifalna) 古代種の末裔でエアリスの母。ガストと出会った頃には肉親である母と兄を失い、古代種の純血としては最後の末裔となった(父親の生死は不明)。ガストと結婚しエアリスを産む。程なくしてミッドガルに連れ去られ、その7年後にエルミナへ娘を託して他界する。 ティファパパ 声 - 大塚芳忠(LO FF VII) ティファの父親。ゲーム中の名前表示が「ティファパパ」であるため、本名は不明。家の大きさから金持ちであることが窺える。『FF VII』の12-13年前に妻を亡くす。そのときティファが「ママは山を越えていっちゃった」と思い込み、母親を探しに山へ行ってガケから落ち、意識不明に陥ったのをクラウドが連れ出したものと勘違いして激怒し、彼に不信感を抱く。この出来事はクラウドにかなり大きな影響を与え、後に重要な意味を持つ。ニブルヘイム事件の際、魔晄炉までセフィロスを追いかけ抵抗したようだが逆に殺された。 クラウディア・ストライフ (Claudia Strife) 声 - 日髙のり子 クラウドの母親。正式な名前はリメイクで判明。クラウドの幼少時に夫を亡くして以来、女手一つで息子を育てて来た。クラウドと同様に逆立った金髪をしている。クラウドの帰郷の際には、ソルジャーになれなかったとは言え成長した息子の晴れ姿に喜んでいたが、数日後のニブルヘイム事件で他の村人同様、セフィロスに殺されてしまう。クラウドは村人の中では母にだけは真実を打ち明けたため、回想イベントで実家を訪れるとジェノバ細胞による記憶の修正でシーンが飛び飛びになる(母との会話によって「ソルジャーのクラウド」としての記憶に齟齬が生じるため)。 ゴドー・キサラギ (Godo Kisaragi) ユフィの父で、ウータイを統治している。一人称は「ワシ」(稀に「私」)。ユフィ曰く「グータラ親父」だが、実はウータイの五強聖のリーダーである"総"の強聖である。神羅との戦争に敗れ、力と力の衝突を避けるようになった(日頃家で寝ているのはこのため)。その後五強の塔で志と力を兼ね備えた者を待っている。五強の塔でユフィと対決した末に彼女と和解し、国を守るためには力と和平(志)の両方が必要である事を悟り、ユフィにウータイの未来を託して彼女の旅立ちを見送った。しかし、去り際にユフィと二人になった後「彼ら(クラウド達)が使っているマテリアは戦いが終わったら不要になるのではないか?」と強奪を唆す等、娘と似た強かな部分もある。他の五強聖共々かなりの実力者であり、今でも腕は衰えておらず『DC FF VII』のユフィの話ではDGが攻めてきた際も善戦した程である。また、ユフィとの勝負では稀にユフィにケアルガをかける。 フルネームは『CC FF VII』のアルティマニアによって明かされた。 プリシラ (Priscilla) アンダージュノンで暮らすイルカと心を通わせる少女。都市開発の際に海を汚染した神羅を憎んでおり、最初はクラウド達も神羅の手先ではないかと疑っていたが、海でモンスターに襲われて溺れた自分を救ってくれたクラウドの姿を見てクラウド達の事を信用するようになった。この時からクラウドの事を「未来のお婿さん」として熱烈に慕っている。 見習いパイロット 飛空艇「ハイウインド」を操作するパイロット。プレイヤーがストーリーを進めるに連れレベルアップして行き、飛空艇内で話し掛けたときのセリフが変化して行く。リミットブレイクする事があり、この時はセリフが七色に輝く。最終的には一人前のパイロットに成長する。 神羅課長 声 - 花輪英司 神羅に長年勤務していた課長。後にリストラにあい、ジュノンのホテルでふて寝しており、会話時の表示名も「もえつき神羅課長」に変わる。 チョコボ仙人 アイシクルロッジ近くの山小屋に住む老人(?)。山チョコボを飼っており、特殊なチョコボについての情報をくれるが、物忘れが激しい。 ジョー (Joe) 現役のトップチョコボレーサー。黒いチョコボ・トウホウフハイを駆る。
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