ミッドガルド連合軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:11 UTC 版)
「ラグナロクオンラインの登場キャラクター」の記事における「ミッドガルド連合軍」の解説
ルーンミッドガッツ、シュバルツバルト、アルナベルツの3国で手を取り合い、魔王モロクの逃亡によって繋がった異世界に「アッシュ・バキューム」と名付け、調査を行なっている。名目上は魔王モロクの追跡が主だが、そちらは少数でしか当たっておらず、三国とも異世界の文明・技術を独占することしか考えていない。そのため到底一枚岩とは言えない状態だったが、主人公を通じて個人個人が手を取り合い、異種族との架け橋にもなり、モロクとの最終決戦には二つの世界が手を取り合うほどにまでなった。 シガイツ 通称ガイ。シュバルツバルト所属の男性。正義感が強く、各国の和解と、それによる平和を望んでいる。能力ゆえに連合軍同盟長に任命されたが、その理想は共和国に受け入れられず、上層部からは厄介者扱いされている。ムーンケンロによって「体調不良による辞退」ということで、連邦議長の座を降ろされてしまった。しかし彼の理想はしっかりと主人公に受け継がれ、やがて実ることになる。 ムーンケンロ 通称「ムーン」。シガイツの補佐として、そして良き友として常に隣に立っている。その能力を買われ副連邦議長となるも、シガイツのやり方は上層部から反感を買っていることに気づき、三国の和平など考えないようにといさめる。だが、幾度となく続けた説得にもシガイツは、首を縦に振らなかった。ムーンケンロは友の身を守るために連邦議長の座から引き摺り下ろしてしまった。シガイツ辞任の後は、副議長という立場であった事や、シガイツに比べて世渡りが上手く上層部に真っ向から逆らったりしない「扱いやすさ」から議員たちによって次の同盟長に任命される。 友のためとはいえ、裏切りも同然の真似をしたことを悔いていたが、プレイヤーから罵られた事で決起。シガイツの意思を引き継いで、彼なりのやり方で三国の和平を目指すことを決意する。 ヒバ・アジフ 連合軍の司令官。通称「アジフ」。元は辺境を警備する一介の傭兵に過ぎなかったが、その実力を認められ司令官に抜擢された(どの国家にも所属していないため、特定の国をひいきしないだろうという理由もある)。長身でしっかりと肉の付いた体格をしており、無精ひげを生やしたいかにも「荒っぽいオジさん」タイプ。そんな外見に似合わずナイーブで傷つきやすい。また信頼と約束を重んじる性格で、プレイヤーの行動次第では絶対的な信を置く。イグリドから兄貴と呼ばれ、慕われているが、本人はそう呼ばれるたびに「司令官と呼べ」と訂正させる。 イグリド 連合軍の教官長。兵士たちの訓練を取り仕切っている。アジフを「兄貴」と呼び慕う青年。礼節などとは無縁だが、正義感と責任感が強く、所謂男らしい傭兵を地でいく存在。傭兵としての実力は高く、荒々しくも凄まじい猛攻で相手を追い詰める戦いを得意とする。モルスの洞窟で助っ人にイグリドを選択した場合、プレイヤーに同行する。しかし、死神アンクの罠によりエネルギーを奪い取られてしまうが、からくも生還を果たした。 アビダル 連合軍の老参謀。アジフ、イグリドと同じく元は一般の傭兵であった。3人の中では一番落ちついており、温厚で礼儀正しい男である。だが、酔った時は陽気になるという性質(らしい)。腹黒いを一面を垣間見せることも。 セルザン 連合軍事務官。情報部のリーダー的存在として意見をまとめる立場にあるが、生来の気の弱さからか精神的不安に胃を痛めている。情報部は各国で得た情報を交換するので、他国同士の衝突が激しい。会議のたびに言い争いが起こるため、すっかり萎縮してしまっている。ついうっかり、場の空気を凍らせる発言をしてしまうことも。 リョースン ルーンミッドガッツの情報担当官。いちごケーキが大好物であり、台無しにされた時は烈火の如く憤怒を露わにする。口癖は「むかつくむかつく!」。 ヒュー シュバルツバルドの情報担当官。神経質で貴族としてのプライドが高く、他人を見下すような言動を取る。その反面、ナイーブで傷つきやすい一面を持っている。だが、プライドが邪魔をして誰にも言い出せず、一人で抱え込んで罪悪感にさいなまれるという悪循環に陥ることがある。 ヘンジヌ アルナベルツの情報担当官。面白いことが大好きで、常に不真面目で思いつきのままに行動する青年。ちょっとしたことでもすぐに大笑いする。名前の通り変な男性という表現が近いが、真面目になるべき所では急に真面目になったり、場が気まずい雰囲気になった時に率先しておちゃらけて見せたり(嘘を付いて自分が罪を被ってでも)、変な男という自分のキャラを上手く使っている面もある。 ルーゲン・ジェドニック アッシュ・バキュームにやって来た勇士たちの指導および案内を務めている教官の男性。親友であるオトゥとは多忙のため暫く会っておらず、体調を崩したという話を聞いて心配している。 マリアン 配達物の仕入れ担当をしている女性。 エリックス 陽気な炊事兵の男性。コック姿で鼻歌を歌いながら調理をするという本格派。料理の腕は確かで、彼の作るチョコレートパイは多くの人に愛されている。 ルミス=ブラック 臆病な生物学者。アッシュ・バキュームの生態を調査するため兄と共にやってきたが、未知の生物に怯えてしまい、研究がはかどらないでいる。 ドランス シュバルツバルドの優秀な機械工学者。彼の作り出したリングによって未知の種族との対話を試みることが可能となる。 ディクショナリー アルナベルツ所属の言語学者の青年。妖精族や木人族の言語を解読するべく、奮闘している。 ウィスパ ルーンミッドガッツの女性魔術師。アサシンたちの協力を得て、特殊な宝石に異種族の言葉を録音している。未確認鉱石を基盤にリングを造形してくれる。それをドランスに渡して加工することで、三国の力によって生み出された「知恵の王の指輪」が完成する。 ドハ 監察官の男性。駐屯地を襲撃し、魔王モロクや異種族、アッシュ・バキュームに関する書類を奪った犯人の追跡をプレイヤーに依頼する。 ベン 遠征隊員の青年。いわゆる熱血タイプで「頑張って遠征隊にかかせない存在になる!」と意気込んでいる。 マハ 遠征隊員の青年。情熱的なベンとは対称に、興味のないことにはどこまでも冷めた態度を見せる。
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