ハザード

実用日本語表現辞典

hazard

別表記：ハザード

「hazard」の意味

「hazard」とは、危険やリスクを意味する英単語である。主に、潜在的な危険性や不確実性を指す場合に用いられる。また、ゲームやスポーツにおいて、競技者が直面する困難や障害物を指すこともある。

「hazard」の発音・読み方

「hazard」の発音は、IPA表記では /ˈhæzərd/ であり、IPAのカタカナ読みでは「ハザード」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「ハザード」と読む。

「hazard」の定義を英語で解説

A hazard is a potential source of harm or adverse health effect on a person or persons. It can also refer to a situation or condition that has the potential to cause injury, illness, or damage to property or the environment. In sports and games, a hazard is an obstacle or difficulty that players must overcome.

「hazard」の類語

「hazard」の類語には、danger, risk, peril, threat, jeopardyなどがある。これらの単語は、それぞれ微妙なニュアンスの違いがあるが、概ね危険やリスクを意味する。

「hazard」に関連する用語・表現

「hazard」に関連する用語や表現には、hazardous（危険な）、hazard assessment（危険評価）、hazard prevention（危険防止）、hazardous waste（危険廃棄物）などがある。

「hazard」の例文

1. The construction site poses a hazard to pedestrians.（工事現場は歩行者にとって危険である。） 2. The chemical plant has implemented strict measures to reduce environmental hazards.（化学工場は環境への危険を減らすために厳格な対策を実施している。） 3. The golfer had to navigate several hazards on the course.（ゴルファーはコース上のいくつかの障害物を回避しなければならなかった。） 4. The company is working to identify potential hazards in the workplace.（企業は職場の潜在的な危険を特定するために取り組んでいる。） 5. The report highlighted the hazards associated with smoking.（報告書は喫煙に関連する危険性を強調した。） 6. The government has issued a hazard warning for the volcanic eruption.（政府は火山噴火に対する危険警報を発令した。） 7. The hazardous materials team was called in to handle the chemical spill.（危険物対策チームが化学物質の漏れに対処するために呼ばれた。） 8. The factory was fined for improper disposal of hazardous waste.（工場は危険廃棄物の不適切な処理で罰金を科された。） 9. The insurance company assessed the hazard risk of the building before issuing a policy.（保険会社はポリシーを発行する前に、建物の危険リスクを評価した。） 10. The safety inspector recommended hazard prevention measures to avoid accidents.（安全検査官は事故を避けるための危険防止策を推奨した。）

（2023年6月29日更新）

ハザード

英語：hazard

「ハザード」の意味・「ハザード」とは

「ハザード」とは、自然現象や人為的な要因によって引き起こされる潜在的な危険やリスクを指す言葉である。具体的には、地震や洪水、火山噴火などの自然災害や、工場の事故や交通事故などの人為的な災害が含まれる。ハザードは、その発生確率や影響範囲、被害の程度などを考慮して評価されることが一般的である。

「ハザード」の語源

「ハザード」の語源は、英語の"hazard"である。元々は、アラビア語の"az-zahr"（運命や偶然）から派生した言葉で、中世ヨーロッパではサイコロを使ったギャンブルゲームを指していた。その後、ゲームにおける偶然性や不確実性を表す言葉として広まり、現在では危険やリスクを意味するようになった。

「ハザード」に関連する用語・知識

「ハザードマップ」とは

「ハザードマップ」とは、自然災害や人為的な災害が発生した際の被害範囲や避難経路を示した地図である。地震や洪水、土砂災害などのリスクを地域ごとに評価し、住民や関係者が適切な対策や避難行動を取れるように情報を提供する目的で作成される。

「ハザードランプ」とは

「ハザードランプ」とは、自動車の両方のウィンカーを同時に点滅させることで、緊急時や危険を知らせるための信号灯である。駐車や故障、事故などで他の車両や歩行者に注意を喚起するために使用される。

「ハザードエリア」とは

「ハザードエリア」とは、自然災害や人為的な災害が発生した際に、被害が大きくなる可能性が高い地域を指す言葉である。地震や洪水、土砂災害などのリスクが高い地域や、工場や交通事故が起こりやすい場所などが該当する。

「ハザードマップ」のマークの意味

「ハザードマップ」には、さまざまなマークが使用されており、それぞれ異なる意味を持つ。例えば、赤い矢印は避難経路を示し、青い四角は避難所を表す。また、黄色やオレンジの塗りつぶされたエリアは、洪水や土砂災害の危険性が高い地域を示す。

水害「ハザードマップ」の内容

水害「ハザードマップ」は、洪水や内水氾濫などの水害リスクを示した地図である。河川の氾濫範囲や浸水深、避難所や避難経路などの情報が記載されており、住民が水害発生時の適切な行動を取るための参考資料となる。

「ハザード」を用いた例文

1. 地震や洪水などの自然災害は、ハザードとして認識されている。 2. 工場の近くに住む住民は、事故によるハザードに注意を払っている。 3. ハザードマップを活用して、適切な避難行動を取ることが重要である。

（2023年5月30日更新）

デジタル大辞泉

ハザード【hazard】

読み方：はざーど

１ 危険。特に、予測できない危険。→リスク

２ ゴルフで、コース内の危険区域。バンカー・池など。「ウオーター—」

３ 「ハザードランプ」の略。「—をたく（＝点滅させる）」

農林水産関係用語集

ハザード（危害要因）

　健康に悪影響をもたらす原因となる可能性のある食品中の物質または食品の状態。危害要因ともいう。
　例えば、有害な微生物、農薬、添加物や人の健康に悪影響を与えうる食品自体に含まれる化学物質などの生物学的、化学的または物理的な要因がある。
（参考）生物学的、化学的または物理的なハザード（危害要因）について
生物学的要因・・・食中毒菌、ウイルス、寄生虫など
化学的要因・・・・・農薬、添加物など
物理的要因・・・・・異物、放射線など

バイク用語辞典

ハザードランプ

【別称】ハザード
緊急事態や「そこにバイクが存在していること」をまわりに知らせるため点滅する ランプ。ランプとはいうものの特別な電球があるわけではなく、実際には左右のウインカー(フラッシャー)を同時に点滅させるだけ。道端に駐車しているとき(とくに暗いとき)に追突されないように点けたり、渋滞を後続車に知らせたりするのに使用することもある。このように、基本的には注意を促すための合図だが、地方によっては、ゆずってもらった際に感謝の意を込めて2、3回点滅させることも。バイクには付いているモデルと付いていないモデルがある。

食品の安全性に関する用語集

ハザード(危害要因)

人の健康に悪影響を及ぼす原因となる可能性のある食品中の物質または食品の 状態です。有害微生物等の生物学的要因、汚染物質や残留農薬等の化学的要因、 食品が置かれる温度の状態等の物理的要因があります。

ゴルフ用語集

ハザード （Hazard）

バンカーや池などコース内にある障害地。ハザードから打つ場合、クラブをソール出来ないし、ルースインペディメントを動かすことも出来ず、さらに、ハザードの状態を手やクラブでテストすることも許されない。

»	ゴルフ コースの基礎知識 ハザード内のプレーに係わるルール ルースインペディメント （ゴルフルールの知識）

外国人名読み方字典

ハザード

名前 Hazard； Hazzard

ウィキペディア

ハザード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/07/08 13:32 UTC 版)

ハザード（hazard）は、危険の原因・危険物・障害物などを意味する英語。潜在的危険性。日本ではいろいろな外来語・和製英語として使用される。英語の“hazard”には「偶然」という意味あいもあるが、日本語ではもっぱら「危険」という意味あいで用いられる。

ウィキペディア小見出し辞書

ハザード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/05/12 07:50 UTC 版)

「SCRAMBLE!」の記事における「ハザード」の解説

三大悪党の長男。傲慢かつ身勝手な性格で、自らの退屈を紛らす為ならどんな卑劣な行為も行う。弟のクラッシュに「今の兄貴は変わってしまった」と言わせるほど。

ハザード（en:Hazard; 危害要因）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/10/16 16:09 UTC 版)

「HACCP」の記事における「ハザード（en:Hazard; 危害要因）」の解説

生物的、化学的あるいは物理的な要因で、コントロールされなかった場合には疾病や傷害を起こす可能性がある因子を示す。どのような危害要因が存在し、それによる事故の起こりやすさや事故の起こった際の重大性を分析することを危害要因分析（ハザード分析あるいはハザードアナリシス（英語版））という。

ハザード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/05/13 06:35 UTC 版)

「クリーンルーム」の記事における「ハザード」の解説

室内の空気清浄度を管理するクリーンルームとは直接関係しないが、放射性物質の取り扱いや遺伝子組み換え実験等で、有害物質が外部に持ち出されることのないよう、建屋の遮蔽と排気の塵埃、排水・廃棄物の有害物質を除去する設備が要求される場合がある。管理物質(汚染物質)を封じ込めて外部に拡散しないという点で、基本的にクリーンルームと構造上同様の設備を吸排気・給排水に関して逆向きに設置することとなる。生物的な用途ではバイオハザードルームと呼ばれたりする。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ハザード

出典:『Wiktionary』 (2021/07/11 00:37 UTC 版)

名詞

ハザード

1. (ゴルフ) ゴルフや障害レースでの障害物。
2. 危険の要因。危害要因。危害。危険性。有害性。危険有害性。
3. 自然災害に関する危険箇所。
4. (略語) ハザードランプの略。

語源

英語:hazard から。

複合語

語義1

• ウォーターハザード

語義2

• ハザードランプ
• モラルハザード
• ハザードマップ

Weblio日本語例文用例辞書

「ハザード」の例文・使い方・用例・文例

• ゴルファーが避けなければならない、水の溜まった池が用意されたハザード
• 被保険者が正直でなければ、保険会社はモラルハザードにさらされる
• ゴルフ場で,ウォーターハザードという,水域のある障害地
• ゴルフコースで,ハザードという,障害として設けられた区域
• 2005年５月，地方自治体に洪水予想地域や避難所，避難経路を示すハザードマップを作成し公表するよう命じる法律が可決された。
• 洪水危険標識の設置は法律で義務付けられていないが，ハザードマップと道路標識が洪水の危険に対する国民の意識を高め，災害を防いでくれると期待されている。
• バイオハザードIV　アフターライフ
• 今作は｢バイオハザード｣シリーズの４作目である。