スパイ関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:18 UTC 版)
たま屋(たまや) 太陽の初任務の際に、六美を狙っていた暗殺者。5月22日生まれ。 爆弾魔で、何度か対テロの破壊工作で協力を行っており、SNS中毒者であり、SNSで仕事の状況を投稿するのが特徴。太陽と凶一郎の機転によって爆弾の起動を停止させられた挙句自分の爆弾「線香花火(たま屋の作った極小軽量小型爆弾)」で自爆する結果となった。 花輪(はなわ) 人も運ぶ運送サービス「フラワー便」のスパイで、ハサミを武器に使う。太陽をさらった後に、人質を交換するという形で六美を誘拐する。様々な毒を調合したハサミで太陽を苦しめるが、最終的に倒され不敵な笑みを浮かべながら海に落下する。 フクロウ 偽札製造会社に雇われた狙撃手。週刊スパイ春特大号口コミランキングスナイパー部門8位。太陽を撃ち、辛三の無力化を図るも太陽のアシストによって武器(フォーク)を手にした辛三によってあっさり倒された。 仏山 聖司(ほとけやま せいじ) 小泉警察の刑事。凶一郎とは中学校の同級生で、風紀委員長。無表情だが虚を突かれると動揺して嘘が雑になる。右目を負傷しており、法で裁けない者を酷く憎んでいる。凶一郎からもらった情報で揺さぶりをかけ、太陽を試す形で取り調べを行った。 塩竹(しおだけ) 「悪握組」の組長。残忍な性格だが背が低く弱そうに見えるも、嫌五に気づかれずに背後を取る事が出来る程の実力を持っている。身よりのないユカリを迎え入れ愛していた。政治家の情報が入っているUSBメモリーを嫌五に渡した後、逮捕される。 ユカリ 塩竹の愛人。正体は政治家が送り込んだスパイ。塩竹と政府の板ばさみに苦しんでいた。任務が終われば政府に消されるため、彼女の知る中で一番腕の確かな嫌五に全てを明らかにして欲しいと依頼し、自決する。 梅(うめ) 塩竹の右腕。現在は服役中。刀で何千回斬られ、更に銃で何百発撃たれても無傷という凄まじく頑強な男。 切崎 殺香(きりさき あやか) 惚れた男にスパイ技術で粘着し、最後は命を奪う尾行と暗殺のプロで、「男狩り」の二つ名で呼ばれるスパイの少女(ただし本人はこの呼び名を嫌がっている)。武器はあらゆる種類の毒を帯びた無数もの針。 生粋のヤンデレで、スパイ業界からは「彼女にしたくないスパイランキング」3年連続1位に選ばれている。太陽に一目惚れして執拗以上に付け狙うが、六美の人柄の良さに触れたことで彼女にも惚れ込み、重度のバイセクシャルに目覚めた。その後、夜桜家のメイドとして強引に居座るようになる。以降は執事室を借りて住んでいたが、夜桜夫婦の写真が増えすぎて1部屋分埋まったため、現在はもう1部屋借りて住んでいる。 技一覧地獄針(じごくばり) 人形針(にんぎょうばり) 鳩田 飛鳥(はとだ あすか) 表向きは世界的玩具店にして、その実態は犯罪コンサル会社「ぽぽっぽ本舗」3代目社長を務める青年。常にフェニックスというインコらしき鳥を連れているが、十中八九おちょくられている。 若干14歳にして3代目社長に就任し、以後3年で売上を三倍にして「経営の天才」とも呼ばれている。 代々裏社会において突出した人間を次々と輩出した夜桜家の10代目当主となる六美に目をつけ、あらゆる手段で六美を手に入れようと執拗に彼女をつけ回し、彼女の傍にいる太陽を目の敵にしては取り乱してしまうことが多い。そのため六美や太陽からは鬱陶しく思われており、凶一郎も自分と同等以上に六美を狙う飛鳥のことを目の敵にしている。 黒顔(くろがお) 表向きはアフロヘアーにサングラスなどの派手なファッションと英語を交えた奇抜な言動が特徴的な黒百合党の政治家「黒百合義正(くろゆり よしまさ)」だが、その正体は元凄腕のスパイ。 かつて娘の百合を殺された復讐として暗躍している。太陽に真実を話そうとするも、何者かに暗殺される。 赤青黄(あかあおき) 家族スパイランキング5位に選ばれている三つ子兄弟のスパイで、黒顔(黒百合)の右腕を務める。それぞれ数字の入ったマスクをつけている。 1のマスクをつけた「炎の赤」は放火やテロ工作専門、2のマスクをつけた「水の青」は人体からHDまで全てを斬る、3のマスクをつけた「雷(いかずち)の黄」はデータや脳をも改竄し破壊する。 三原色(ラーマ) 星降 月夜(ほしふる つきよ) スパイ協会の試験官。モノクルが特徴の爽やかな好青年で、月の模様が入った扇子が武器。ランクは銀級。 老若男女問わず手を出すスパイ界きってのプレイボーイと言われており、太陽に熱烈な片想いをしている。 「ウザキモスパイ」ランキングでは、2021年度、22年度で1位を取っており、毎年凶一郎と1位を取り合っている。 道端 草助(みちばた そうすけ) 太陽と六美のクラスメイトだが、陰キャで影が薄い。ヘッドバンドとマスクが特徴。 スパイ業界からは「すぐ消えそうな新人スパイランキング」で1位をとっており、大した能力もなく告白100連敗中で自分を「負け組スパイ」と言っており、太陽や他のスパイを「勝ち組スパイ」と呼び恨んでいる。影が薄いため「陽炎(かげろう)」を使い、姿を消せる(ただし、その能力を盗撮に利用しているため、凶一郎からは「スパイ技術を乱用している」として目をつけられており、六美にも嫌な顔で引かれている)。陽炎(かげろう) 極限まで気配を消すことで、誰にも見えなくなる。 はっぴー フリーの殺し屋で、ピエロのような容姿をしている。パソコンからの遠隔操作で六美を襲おうとするが、粗悪なガス爆弾や周囲を巻き込む雑な計画が祟り、ゴリアテに逆探知され、襲撃された。ホラゲー実況が趣味。 タマ 女盗賊。パスタファミリーを唆して1億円を強奪した上、草助を唆して逃亡を図るも、パスタファミリーに命を狙われる。その後草助に救われた後、パスタファミリーに人質にされた草助を助け「ホントバカな男。でも私バカは好きよ」と彼に言い残し、逃げて行った。 パスタファミリー 1億円を強奪したタマの命を狙うも、草助と太陽によって阻止された。ボスも草助を人質にとるも、タマに倒された。 ケンヂ 中学一年生の少年スパイ。銅級。四怨の仕事仲間。ゲーム型ハッキングプログラム「ケダモノの森」を使いこなしている。こう見えて情報収集と解析能力はピカイチ。両親に部屋に閉じ込められたところを太陽と四怨に救出された。 鉄男(てつお)・烈子(れつこ) ケンヂの両親。銀級。2人とも筋骨隆々である。太陽と四怨に懲らしめられ、改心した。 地獄耳の宇佐(じごくみみのうさ) 裏ゴシップ誌「スパイデー」の記者であるスパイ。銅級スパイ。よく間違われるが性別は女性。 取材のために銀級スパイ昇給試験を受験した際に太陽と出会い、第二次試験まで進んだ(ちなみに第二次試験で最初に通過したのも彼女である)。しかし、最終試験で試験官の凶一郎にウサギ柄の毛糸のパンツを履いていることを指摘されたことで動揺し、脱落した。
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