スパカン! 時代
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2012年(平成24年)4月6日の放送から番組が大きくリニューアルし、番組タイトルが『スパカン!』に改められた。パーソナリティに舞台俳優のムロツヨシが抜擢されたが、ムロの相方となる女性アシスタントが『歌謡選抜』立ち上げ以来37年目にして初めて付けられず、ムロは一人で2時間半の長丁場を仕切った。『FRIDAY SCD50』時代は、内容はチャート発表のみだったが、リニューアル後は、音楽バラエティ番組として、番組オリジナルの音楽チャートのカウントダウンを中心に、様々なコーナーで構成されている。また、リスナーからのメッセージを募集している他、『TOYOTA SCD50』以来18年ぶりにゲストコーナーが設けられた。 2013年(平成25年)4月5日からは2局目のネット局となるラジオ福島(rfc)への同時ネットがスタート。同年10月4日からは文化放送で20 - 21時台のベルト番組『オトナカレッジ』が編成された関係で、21時台の関東ローカル枠は撤廃。文化放送も22時開始となる。 2014年(平成26年)4月4日放送分からは、ムロ就任後の「総合音楽チャートバラエティプログラム」というコンセプトを守りつつ、その週の音楽のカウントダウンや、ゲストなど、音楽のみならず、いろんなエンターテインメントの情報を取り入れ、また、トーク番組として楽しめるコーナーも取り入れ、「週末の夜にふさわしい、総合エンタテインメントバラエティプログラムへ進化する」というポリシーが定められた。一方、2年ぶりに女性アシスタントが復活し、元AKB48の大島麻衣が着任した。 2015年(平成27年)3月13日の放送にて、2週先の同月27日の放送を最後に終了すると発表され、『TOYOTA SCD50』から数えて25年、『歌謡選抜』からでは39年におよんだ歴史に終止符を打つことになった。またこれは、1962年(昭和37年)4月改編スタートの『全国歌謡』以来、53年間に渡った文化放送制作ヒットチャート番組の歴史が途絶えることも意味した(A&G関連曲専門の『こむちゃ』は除く)。 詳細は「全国歌謡ベストテン#番組後期の展開、そして終了へ」および「決定!全日本歌謡選抜#概要」を参照 そして2015年3月27日の最終回は、歴代最終パーソナリティにあたるムロの「俳優仲間」たちがゲスト出演して、25年にわたって続いてきた本シリーズのフィナーレを飾った。
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