ジアース (Zearth)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 01:06 UTC 版)
「ぼくらの」の記事における「ジアース (Zearth)」の解説
子供たちが操縦することになる巨大ロボット。コエムシはぬいぐるみと呼んでいる。昆虫か甲殻類を思わせる生物的な外観を持つ。デザインが漫画とアニメでは異なり、腰の辺りから腕の付け根が始まる独特の形状である漫画に対し、アニメでは腕の付け根の位置が高く、より人間型に近い形状をしている。また原作では一度だけ「阿野万記(マキ)」編で仰向けの四足歩行に変形する。身長は約500メートル。戦闘は基本的に格闘によって行われるが、全身のあらゆる箇所からレーザーを発射することも出来る。また、パイロットの意志に応じて装甲や腕などを途中から切り離すことも可能。最高移動速度は陸上で時速1,000キロメートル程度、水中で時速100キロメートル程度。機体があまりに巨大なため、何気ない末端部の運動でも簡単に音速を超える。 コックピットはおよそ直径20メートルの球体状空間。内壁が全周モニターとなっており、360度の視界を確保できる。フローティング構造となっているため、ジアースが転倒したりしても天地方向は動かず、また衝撃も吸収される。操縦者は生物の魂を見ることができ、コックピット内から自分が知っている人間がどこにいるかを探し当てることができる。子供たちが座る椅子は、各人が愛用、あるいは思い入れの深いものが複製されている。馬蹄形に並んでおり、戦闘時に操縦者の椅子が列の中央に移動する。なお、アニメ版では椅子は円形に並ぶため、戦闘時の椅子の移動はない。 ココペリとコエムシによると、敵性体と比較してもジアースは「強い」ロボットであり、少なくともココペリとその仲間たちによって13戦を勝ち抜いた上で子供たちに渡されていることからも裏付けられる。最大の弱点は、ジアース単体では索敵能力がパイロットの目視しかないこと、出現後の移動方法が歩行や走行(上述のように時速1,000キロメートルでの歩行であるが)に限られていることであり、視界を奪われたり、アウトレンジから攻撃された際はなす術がない。 ジアースの命名者は阿野万記(マキ)。昔読んだ父の漫画に出てくるロボットを下敷きに、地球を意味するThe EarthのTheを「(Zの方が)究極っぽいから」という理由でZに変えてZearthと命名した。また、マキ本人が父親から借りた漫画をヒントに命名したと言っている。後に国防軍によってこの名称が発表されるまでは、世間では「黒い怪獣」と呼ばれていた。対戦相手となる敵性地球側の人間がジアースを何と呼んでいるかは原作中でもほとんど描写がないが、ウシロ編の敵性地球からは明確に「第5侵略体グール」と呼称されることが描かれている。小説版では長い間名前が付けられず、単に「人形」と呼ばれており、後に日本政府によって「アムシペ」というコードネームを与えられた(アムシペとはアイヌ語で蟹の意)。漫画のマキに相当する阿野摩子(マコ)がパイロットになった際、マコによってジアースと名付けられた。Zには、大日本帝国海軍で「皇国の興廃此の一戦に在り。各員一層奮励努力せよ」の意味で用いられたZ旗の要素など、原作よりも多くの要素が付加されている。 なお、漫画では物語の冒頭でココペリが操縦した時と、子供たちが操縦するようになってからでは、顔に当たる部分のデザインが変わっている。
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ジ・アース(地球)
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「たまごっち!の登場キャラクター」の記事における「ジ・アース(地球)」の解説
ともみ 声 - 竹達彩奈趣味:料理と手品 一人称:「わたし」 第96話から第112話まで登場した人間の少女。 大きな茶色い瞳でポニーテールをピンクのリボンで結んでいる。 服装は、黒い長袖で大きなリボンと星がついた白いTシャツと、青い短パンで茶色くて長いブーツを履いている。 幼馴染の「ゆか(声 - 不明)」と学校に残ってプロフ帳に書いていた際、ゆかがプロフ帳の『一番の親友』の欄に他の友達の名前を書いたため、ゆかとは親友だと思っていたともみはショックを受けて学校を飛び出す。その途中でゆかと電話で話している最中、まめっちの発明したプロフマシンと携帯電話の電波が繋がってしまい、ジ・アースからたまごっち星へワープしてしまう。その後周りのたまごっち達はジ・アースに帰らせてあげたいと意気込んでいたが、上記の理由でゆかと顔向け出来ずジ・アースには帰りたいと思えなかったが、まめっちたちにはこの事を言い出せずにいた。 ジ・アースの時間はともみがワープした後は午後3時25分で止まっている状態であった。 第111話でTAMAX-TVの社屋から強力な電波が送信されたことでジ・アースの時間が動き出したために帰らざるを得ない状況になった。 第112話においてともみは周りのたまごっち達に全てを話し、それを聞いたまめっちたちはともみを慰め、彼女をジ・アースに転送させる方法を思いつく。その準備が整うと、転送させるために必要だった携帯電話で彼女はゆかと話し、その中でともみは「ゆかとはずっと親友だよね」と聞き、ゆかはそれに「ともみとは親友じゃなくて大親友だよ」と答えた。ゆかの言葉を聞いたともみは、見送りに来たまめっちたちに、ゆかが大親友と言ってくれたことを伝えつつ、ゆかとの仲直りを応援してくれたことや自分と仲良くしてくれたことを感謝しながら地球へ帰っていった。 まめっちは「ともみさん」、めめっち・くちぱっちは「ともちゃん」、ラブリっちは「ともみ」、メロディっちは「とも」、もりりっちは「ともっぺ」、テルリン・パシャリンは「ともリン」と呼んでいた。 父親の影響で手品を趣味としており、何度かたまごっちタウン市民に披露したこともある。136話ではあるシーンで登場(声はなし、幼年期や老年期の姿も登場している。) ゆきねとすずね ジ・アース(地球)で暮らしている人間の姉妹。 GO-GO たまごっち!(第4期)の第36話・第37話で登場。ゆきね 声 - 茅野愛衣一人称:「わたし」 すずねの姉。『GO-GO たまごっち!(第4期)』の後期OPに登場。 すずね 声 - 上田麗奈 ゆきねの妹。
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ジ・アース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 01:36 UTC 版)
ともみ、ゆか、ゆきねとすずねの人間が暮らす惑星の地球である。本作では主に日本国内について描かれている。まめっち達の視点からは、顔が描かれ、頭にハートのアンテナがついている。
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